このページでは、イワトビペンギンを見ることができる水族館を地域別の一覧リストにしてご紹介します。
イワトビペンギンは、以下の二種類に分類されることが多いです(生息地の違いなどから、ヒガシイワトビペンギンとして三種類に区別する考え方もあります)。
- キタイワトビペンギン
- ミナミイワトビペンギン
そのためこのページでも、どの水族館でどちらに該当するイワトビペンギンが観られるかについても記載をしています。
なお、イワトビペンギンに関する基礎的な情報は、このページの後半をご参照ください!
イワトビペンギンが見られる水族館の地域別一覧リスト
以下では、イワトビペンギンを見ることのできる水族館をご紹介します。
ミナミとキタで、以下のような分布となっています。
- ミナミイワトビペンギン:9館
- キタイワトビペンギン:7館
ミナミとキタを両方とも同時に飼育している水族館は「長崎ペンギン水族館」のみです。
リンクになっている水族館については、当サイトの水族館紹介ページへのリンクとなっています。
個別ページについてはイワトビペンギンに特化した情報とはなっていませんが、ぜひご活用ください!
北海道・東北地方でイワトビペンギンが見られる水族館
サンピアザ水族館※ | 北海道 | キタ |
仙台うみの杜水族館 | 宮城県 | ミナミ |
男鹿水族館GAO | 秋田県 | キタ |
※イワトビペンギンの展示は中止されています(2019年7月15日時点)
北陸・新潟地方でイワトビペンギンが見られる水族館
マリンピア日本海※ | 新潟県 | ミナミ |
越前松島水族館 | 福井県 | ミナミ |
※2017年以降イワトビペンギンの展示は中止されています
関東地方でイワトビペンギンが見られる水族館
鴨川シーワールド | 千葉県 | ミナミ |
葛西臨海水族園 | 東京都 | ミナミ |
アクアパーク品川 | 東京都 | キタ |
横浜・八景島シーパラダイス | 神奈川県 | ミナミ |
東海地方でイワトビペンギンが見られる水族館
あわしまマリンパーク | 静岡県 | キタ |
関西地方でイワトビペンギンが見られる水族館
海遊館 | 大阪府 | ミナミ |
アドベンチャーワールド | 和歌山県 | キタ |
中国・四国地方でイワトビペンギンが見られる水族館
しまね海洋館アクアス | 島根県 | キタ |
海響館 | 山口県 | ミナミ |
九州・沖縄地方でイワトビペンギンが見られる水族館
長崎ペンギン水族館 | 長崎県 | ミナミ、キタ |
イワトビペンギンの特徴
イワトビペンギンは、何と言ってもその「冠羽」と呼ばれる頭部の羽が特徴的です。
この頭のツンツンとした様子が、整髪料のハードワックスを付けたような見た目ということで、一昔前にコマーシャルCMがたくさん流れていたので、ある程度の年齢以上の方はかなり馴染みがあるのではないでしょうか!
ちなみにこのツンツンヘアー、水に濡れているとこのような見た目になります。
水面で泳いでる姿も特徴的ですね。
また、イワトビペンギンの生息地は海に浮かぶ島々で、その名の通り岩場を飛び回る習性があるため、水族館でもそんな様子が観られることがあります。
ペンギンといえばヨタヨタと歩く姿のイメージがあると思いますが、イワトビペンギンの歩く姿は他のペンギンとは違った印象を与えてくれます。
また、仲間同士で仲良く一緒にいる姿もよく見られますが、ペンギンの中では攻撃的な部類で、天敵となる捕食者はもちろん、同じイワトビペンギン同士でも攻撃を仕掛けることが多いのも特徴とされています。
特徴的な頭の羽だけでなく、歩き方などにもぜひ注目してみてくださいね。
イワトビペンギンの見分け方
イワトビペンギンは、マカロニペンギン属に分類され、かなりたくさんの種類の仲間がいます。
- フィヨルドランドペンギン
- シュレーターペンギン
- スネアーズペンギン
- ロイヤルペンギン
- マカロニペンギン
- イワトビペンギン
しかし、日本の水族館では、最後の二つ「マカロニペンギン」と「イワトビペンギン」しか飼育されていません。
そこで、以下の区別についてご紹介します。
- ミナミイワトビペンギンとキワイワトビペンギンの違い・見分け方
- イワトビペンギンとマカロニペンギンの違い・見分け方
ミナミイワトビペンギンとキワイワトビペンギンの違い・見分け方
両者の違いは、主に以下のように現れています。
- ミナミイワトビペンギン:少し身体が小さく、冠羽やクチバシもやや短い
- キタイワトビペンギン :身体がやや大きく、特に冠羽が長い
こうした違いから、成長の段階にもよりますが、基本的には冠羽の長さを目安にすることがオススメです。
例えば、キタイワトビペンギンはこのように首のあたりまで垂れるほどの長い冠羽が特徴です。
一方で、ミナミイワトビペンギンは、そこまで冠羽が長くありません。
濡れていたり、環境によっても見た目は若干異なりますが、この違いだけでキタイワトビペンギンとミナミイワトビペンギンはほぼ見分けられると思います。
なお、全国でもキタイワトビペンギンとミナミイワトビペンギンを一つの水族館で同時に観られるのは長崎ペンギン水族館だけです!
時間が経つと特徴も忘れてしまい比較もしにくいかもしれないので、一つの水族館で比較できるのは嬉しいですね。
次に、マカロニペンギンとイワトビペンギンの違いについて簡単にご紹介します。
イワトビペンギンとマカロニペンギンの違い・見分け方
どちらのペンギンも、身体の模様や長い冠羽があることについてはほぼ同じです。
マカロニペンギンは、イワトビペンギンに比べると、少し冠羽のボリュームが少なめです。
少し分かりにくいですが、写真の左側がマカロニペンギンの横顔です。
冠羽が束になった様子を見ると、そのボリューム感の違いが分かるかと思います。
また、イワトビペンギンは正面から見ると左右の冠羽が繋がっており、これもマカロニペンギンと区別するポイントです。
なお、マカロニペンギンは、以下の水族館で観ることができます。
- 仙台うみの杜水族館(宮城県)
- 横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県)※
- 箱根園水族館(神奈川県)
- 海響館(山口県)
※繁殖のため他の水族館にいます(2019年7月17日現在)
イワトビペンギンを観たあとは、ぜひ比較のためにマカロニペンギンも観に行ってみてくださいね!
コメントを残す