海響館(しものせき水族館)完全ガイド|レビュー・見どころ・所要時間・アクセス




フグやクジラの町として有名な下関にある、市立しものせき水族館“海響館”をご紹介します!

徹底してフグにこだわったコンセプトを基本としながら、全国的にも高いレベルのペンギン飼育の環境作りや、他に例の少ないパフォーマンスのあるアシカ・イルカショーなども充実しています。

周囲には海の幸が豊富で新鮮な魚を味わえる飲食店も多く、宮本武蔵でお馴染みの「巌流島」のモデルとなった島への観光なども楽しめます。

今回は、そんな海響館の魅力をたっぷりご案内します!

海響館の見どころレビューと所要時間

海響館は、以下の2つの施設で構成されています。

  • 一般展示やイルカショーの会場などがある「本館」
  • ペンギン展示に特化した「ペンギン村」

それぞれ見どころも多いので、所要時間としては2時間程度となっています。

さらに、ショーパフォーマンスなどのイベントを楽しむ場合には、3時間は予定しておくことをオススメします。

海響館は、主に以下のような見どころがあります。

  • フグの種類は世界一!圧倒されるフグの世界
  • 衝撃のコラボ!滅多に観られないアシカ・イルカショー
  • 全く異なる二つのリアルな生態が覗けるペンギン村!

見どころその1:フグの種類は世界一!圧倒されるフグの世界

フグの町として知られる下関。

なんといっても海響館を象徴するのがフグの仲間に関する展示です。

世界中でもこれだけの種類のフグを展示しているのは海響館しか無いと言われています!

皆さんがフグと聞いて頭に浮かぶのは、フグ料理などでもお馴染みのこのトラフグや、

「さかなクン」でお馴染みのハコフグなどだと思います。

しかし、世の中には実にたくさんの種類のフグの仲間がいます!

色や形、模様も様々で、フグに対する見方が大きく変わること間違いなしです。

このホワイトバードボックスフィッシュのように、多くの方は見たことも聞いたこともないような名前の種類が実にたくさん展示されています。

大きなソウシハギから、小さなミドリフグまで、海響館ではそれぞれが魅力たっぷりなフグの仲間達に出合うことができます。

中には、オーネイトカウフィッシュのようにオス(写真上)とメス(写真下)で全く違う模様の種類もいて、フグの多様性を感じられます。

また、お馴染みのハリセンボンですが、こちらもフグの仲間です。

ハリセンボンの中にも、ハリをしまうことができないタイプのポーキュパインフィッシュや、

大きな眼で可愛らしい表情が魅力的なブライドルバーフィッシュなど、一言でハリセンボンといっても、たくさんの仲間がいることを知ることができますよ!

フグにこだわる海響館だからこそ伝えられる、生き物の多様性ですね。

なお、マンボウもフグの仲間の一員なので、ゆらゆらと泳ぐ姿を要チェックです!

見どころその2:衝撃のコラボ!滅多に観られないアシカ・イルカショー

海響館の人気イベントといえばアシカとイルカのショー!

やや手狭なプールではありますが、工夫あふれるパフォーマンスによって高い満足が得られること間違いなしです!

ショーが開園してからまず登場するのがカリフォルニアアシカ

立ち上がって外を眺めたり、器用なバランス感覚を披露したり、アシカの身体能力の高さを感じさせてくれます。

次に現れるのがイルカ達!

お馴染みのジャンプで、力強いイルカの力強さがはっきりと感じられます。

しかし、海響館のアシカ・イルカショーの本当の凄さはここからです。

海響館ではアシカとイルカが同時にパフォーマンスを行い、共演します。

しかもこのパフォーマンス、単なる共演ではありません。

なんとアシカがイルカに、イルカがアシカに合図を送ってパフォーマンスが行われるんです!

例えば、イルカが胸ビレを振って合図を出すと、アシカが倒立を始めます!

さらに、今度はアシカが前足を振り上げると、イルカがおもむろに動き出し・・・

ジャンプをします!

アシカ・イルカショーという二部構成の水族館はそれほど珍しくありませんが、こんな形で共演することは滅多に見られず、海響館独自のパフォーマンスとなっています。

また、海響館ではジャンプなどで身体能力の凄さを伝えるだけでなく、進化に関する話や歯の本数などをクイズ形式で観客に問いかけるので、楽しみながらしっかり学ぶこともできてしまいます!

なお、このイルカプールは、順路を進んだ出口付近で中の様子も観られますし、後ほどご紹介するようにレストランからも観ることができます。

ちなみに、館内では小型のイルカであるスナメリに関する展示も観られます。

仲良く泳ぐスナメリたち。

こちらの動きに興味を示して近づいてきてくれることもあるので、合わせて要チェックです!

見どころその3:全く異なる二つのエリア。リアルな生態が覗けるペンギン村!

海響館を代表する施設として、2010年にリニューアルオープンしたペンギン村があります。

ここでは、ペンギン達の野生での生活環境に近づけるための工夫が行われているので、リアルな生態を覗くことができます。

ペンギンの生活する地域は、以下のように全く異なる二つの地域に分類されます。

  • 南極地域:キングペンギン、ジェンツーペンギンなど
  • 亜熱帯地域:フンボルトペンギンなど

ペンギン村では、この二つの異なるエリアがそれぞれ再現されています!

1:南極地域

まずご紹介するこちらのエリアは、大きなプールを中心とした屋内施設です。

立ち姿が画になるキングペンギン(オウサマペンギン)や、

ジェンツーペンギンなどの、陸と海の両方の顔が観られます。

こちらの見どころは、高さ(深さ)6mもの大きな水槽を泳ぎ回るペンギン達

水族館によっては「大水槽」として使えるような大きな水槽をペンギンのためだけに用意するという、ペンギン村のコンセプトが光る展示となっています。

真横で泳いだり、足元を泳いだり、様々な角度から観ることができます。

さらに、その大きさを生かしたトンネル水槽では、頭上を見上げるとまるでペンギンが空を飛んでいるかのような美しい姿が観られます。

空飛ぶペンギンの姿をぜひお見逃しなく!

なお、こちらの屋内施設では、順路の最後にペンギンに関する情報コーナー“ペンギン学校”があります。

ここでは、実際に空を飛べる鳥とペンギンとの骨格や羽の違いを分かりやすく解説していたり、

様々な鳥の仲間の卵を並べて比較したり、意外と知らないペンギンの秘密を楽しく学ぶことができます。

ペンギンのコスプレで記念撮影も自由にできるので、お子様連れの方はぜひご利用ください!

2:亜熱帯地域

こちらはガラッと雰囲気が変わって、完全屋外施設となっています!

「保護区」をコンセプトにしたエリアで、ペンギン達が自然と動き回れるようなゴツゴツとした岩場などが立ち並び、まるで別の国に来たかのような錯覚すら感じます

こちらで展示されているペンギンは、フンボルトペンギン

広いプールを中心としながら、水の中で泳いだり浮かんだりしている様子も観られます。

この展示、見た目の面白さだけじゃなく、実はペンギン達にとっても優しいんです。

動物園や水族館で飼育される生き物の飼育環境をよりよくするための活動を「エンリッチメント」と言いますが、その優秀な事例として2010年にここペンギン村は「エンリッチメント大賞」を受賞しました!

ペンギン達にとって刺激の多い仕掛けがたくさんあり、例えば繁殖等に必要な巣穴も、様々なサイズや形状のものが用意されていて、ペンギンが自由に好きなものを選べる仕組みになっています。

そんなペンギンにとって嬉しい環境は、人間にとってもより自然な動きを観ることのできるチャンスになります。

ぜひそんな素敵なペンギン村に、足を運んでみてください!

海響館のここがスゴイ!おすすめ注目ポイント!

(1)ハリセンボンの針の数は何本?!フグに詳しくなるパネルの数々

見どころその1でもご紹介した通り、海響館の一番の魅力はフグに関する展示の奥深さ

ここでしか出会えない“限定”の展示がたくさんあります。

ぜひ注目頂きたいのが、フグに関する秘密を紹介するパネルの数々です!

例えば、誰もが一度は考えたことのある、ハリセンボンの針の数

この模型、ハリの一本一本に数字が書いてあります・・すごい・・。

兵庫県の“城崎マリンワールド”では、一本一本並べた展示もあって驚きましたが、刺してあるというのも驚きですね。

城崎マリンワールド完全ガイド|見どころ・レビュー・お土産・アクセス

2017年12月29日

また、フグの仲間は、その他の魚とは違ったヒレの動きで泳ぎます。

かなり小さなことですが、それを意識して展示を観ると、色々な違いなどにも気づいて、これまでと違った世界が見えてきます。

筆者は初めて海響館へ行ったときにこの紹介パネルを観て、生き物の多様性や水族館の面白さに胸を打たれました!

他にも、フグといえば「膨らむ」というイメージありませんか?

膨らんだフグにどれだけ水を溜め込むか、といったとても面白い紹介まであります。

展示の中でも、海水ではなく淡水で生活する世界中のフグに特化した展示や、トラフグは何故砂の中にもぐっているのか?など、海響館ならではのフグに関する情報がいっぱいです。

他にも、人間とフグのまばたきの違いなど、考えたこともなかった面白トリビアがたくさんあるので、ぜひ海響館に来て、全てチェックしてみてくださいね!

(2)関門海峡から世界の海へ!北の海のアザラシからアマゾンの巨大魚まで

多くの水族館と同様に、海響館でもその地域を再現したエリア展示がたくさんあります。

とりわけ、順路すぐにあるトンネル水槽は、上下左右を囲まれており、早速海の中に潜ったような気持ちにさせてくれます。

頭上を見上げると、たくさんのイワシの群れが忙しなく泳ぎ回り、そこへ悠々とエイが舞う様子は、思わず足を止めて眺めたくなる展示となっています。

また、海に限らず、下関を流れる木屋川など、川の生き物達にも出会えます。

もちろん、地域の生き物達だけでなく、関門海峡を飛び出して様々な地域の海をテーマにした展示が観られます。

例えば、暖かい地域の美しいサンゴの海

寒い北の海で育まれる海藻は、水族館の楽しみは決して魚だけではないことを感じさせてくれます。

また、人気のクラゲコーナーでも、東北より北の地域に生息するキタユウレイクラゲなど、ちょっと変わったクラゲもいますので要チェックです。

さらに、熱帯のジャングルをモチーフにしたエリアでは、ピラルクをはじめとした巨大な魚達をゆったりと眺めることもできます。

最後に、ゴマフアザラシのご紹介。

いわゆるショーのようなパフォーマンスはありませんが、飼育スタッフとのやりとりを通じて、写真などを撮りながらアザラシの様々な生態を学べます。

地元の海から世界の海まで、海響館で生き物たちの魅力をさらに感じてみませんか?(^_^)

海響館のグッズとお土産

海響館には、順路最後の出口付近にグッズ・お土産コーナーがあります。

ぬいぐるみも、海響館を代表するフグをモチーフにしたものや、

展示でも魅力たっぷりだったペンギンなどが目立ちます。

海響館のギフトショップは、お菓子や文房具のオリジナル商品が豊富な点が特徴です!

文房具もシャープペンシルからボールペン、色鉛筆まで、可愛いデザインの商品がたっぷり!

お菓子については、海響館を代表する展示がイラストの描かれた「ミニゴーフル」が、お土産にも自分用にもぴったりですよ。

また、フグに関するデザインの商品もたくさんあり、海響館ならではの商品となっています!

フグについては、下関名産品として、水族館限定ではありませんが美味しいフグのおつまみなども多数取り揃えられています。

なお、海響館のオリジナル商品としては、リアルな魚たちがプリントされたTシャツ(対象年齢は5〜8才)がありますので、併せてチェックしてみてくださいね。

海響館のレストラン・飲食店

海響館のレストランは、ギフトショップのすぐ先にある、出口のすぐ横にあります。

こちらのレストランでは、見どころでも少しご紹介したように、イルカショーのプールと繋がっているため、文字通りイルカを観ながら楽しむことができます。

フグのフライや瓦そばなど、下関ならではの料理も多数あるためぜひご利用ください!

また、混雑などによりこちらのレストランに入れなかった場合でも、ご安心ください。

周辺では、海の幸が豊かで徒歩数分の所に食事どころもたくさんあります(福岡県との県境にあり、焼きカレーで有名な門司港に行くことも可能です)。

どこのお店でも、海鮮丼やお寿司など海産物のメニューがたくさんです。

特に、普段は高級で手が出にくいフグも気軽に楽しめますので、せっかく下関に来たらぜひフグをお楽しみください!

また、朝早い時間には、近くの唐戸市場がオススメです!

夜は営業していませんが、ランチタイムなどには新鮮な料理が楽しめますのでぜひ合わせてご利用ください。

海響館の入館料金とお得な割引情報

海響館の入館料金は下記の通りとなっています。

  • 大人(高校生以上):2,090円
  • 小・中学生    :940円
  • 幼児(3歳以上) :410円
  • 3歳未満     :無料

基本となる割引として、団体割引や福祉割引などが用意されています。

また、下関市に住む方限定で半額になる「市民価格」があります!

  • 大人(高校生以上):1,040円
  • 小・中学生    :470円
  • 幼児(3歳以上) :210円

下関市民の方は、ぜひお得な市民価格でたくさんご利用くださいね!

海響館の営業時間・閉館日

海響館の基本的な営業時間は9時30分〜17時30分です。

閉館時間の30分前には入館できなくなりますのでご注意ください。

閉館日については、基本的に年中無休となっています。

ただし、営業時間やイベントのタイムスケジュールについては、シーズンや曜日によってかなり異なりますので、具体的な日程を踏まえて事前に公式サイトを確認することをオススメします! 

海響館のアクセスと駐車場

海響館の最寄り駅は下関駅ですが、下関駅からも少し距離があります。

以下では、電車と車の2つの方法から海響館までのアクセスをご紹介します。

(1)電車の場合

下関駅まで電車は比較的充実しており、それほど気を付けるべき点はありません。

新幹線で向かう場合には、小倉駅又は新山口駅で乗り換えする方法が一般的です。

また、下関駅が最寄り駅ですが、それでも2kmほど離れているため、徒歩の場合には30分程度も歩く必要がある点にご注意ください!

このため、下関駅からは、バスを利用して「海響館前」で降りるのがオススメです。

大半のバスが海響館前に停まりますが、乗り間違いの無いようにお気をつけくださいね。

ただし、海の景色を眺めながら歩くのも気持ちが良いので、季節によってはあえて歩いて向かうのも良いかもしれません。

なお、海響館の手前には「はい!からっと横丁」というテーマパークがあり、大きな観覧車がありますので、そこを目指して歩けばあまり迷うことも無いと思います!

(2)車の場合

お車で向かう場合にも、それほど複雑な行程はありません。

中国自動車道の下関インターチェンジで降りた後は、10~20分程度で海響館にたどり着くことができます。

駐車場も充実しており、大型の駐車場が海響館のすぐ目の前にあります。

万が一いっぱいになっても、観光地ということで周辺にも駐車場がたくさんあるため、全く停められないということはあまり無いのでご安心ください。

詳しい内容は公式サイトもご確認ください!

感想・まとめ

世界一とも称されるフグに関する展示が充実している海響館。

教育的な要素を意識したイルカショーや繁殖などに力を入れたペンギン展示など、人気を兼ね備えながら社会的な役割も果たしています。

多種多様なフグを見た後に、美味しいフグを味わうこともできれば、あなたもフグの魅力に引き込まれること間違いないので、ぜひお越しください!

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