当サイトでは、水族館を深く知り、考え、実際に足を運んで頂くきっかけになることを目指し、水族館に関する研究や、全国津々浦々の水族館を歩いて私が感じた水族館の魅力を、記事として掲載しております。
通常の紹介記事の他にも、水族館に関する様々な話題を提供する特別企画記事も掲載し、単なるレジャー施設とは違う水族館の魅力や課題提起などを行っています。
水族館のライター、ブロガー、ジャーナリストなど様々な表現があると思いますが、水族館の研究者(水族館研究家)としての立場から、媒体や内容は問わず、水族館に関する情報を発信していきたいと考えています。
Contents
水族館研究家・水族館ライタープロフィール
原澤恵太。1987年生まれ。水族館研究家(水族館の経営を専門に研究)。
早稲田大学を卒業後、民間組織にて法務、会計、税務、人事労務、広告、広報、ウェブサイト運営、マーケティングなどの職務に従事。
2017年度に中小企業診断士、及び、法政大学経営大学院にて経営管理修士(MBA)を取得(専門はサービス・マーケティング)。
全国各地の水族館巡りをきっかけに、水族館経営の課題解決に問題意識を持ち、MBAの修士論文として「水族館経営構造の体系化と持続的発展の考察」を執筆。
卒業後も水族館経営に関する研究を続けながら、水族館経営に関する講演や大学での講義を行う傍ら、メディア出演や記事の執筆を通じて水族館の情報発信を行う。
また、研究の成果を踏まえた経営支援を行うことで、水族館経営の持続的発展の実践にも携わる。
当サイトは、トピックスの情報発信や水族館に関する検索行動などのユーザーインサイトの把握などを目的に運営。
【研究領域】
水族館の今日的な社会的存在意義を考え、水族館としてのあるべき機能の発揮を基礎とした水族館の持続的な発展の道を研究している。
民間での業務経験や中小企業診断士、経営管理修士(MBA)の視点から水族館経営の構造を多角的に分析し、
とりわけ、水族館の中長期的なビジネスモデルのあり方を踏まえた、ブランディングや収支構造の変化に着目する。
また、日本の事例に限らず、海外の水族館における利用者や社会との関わり方や経営構造を分析し、日本の社会的・経済的な経営環境に適した形での新たな水族館のあり方、コミュニケーションの方法などを提起している。
日本の水族館の転換期として、これからの水族館業界が向かうべき方向性について理論・実務の両面から研究を行なっている。
具体化な研究・発表実績
2018年
- 水族館経営構造の体系化と持続的発展の考察(修士論文)
- 水族館経営にかかる外部環境変化とリスクへの対応
- 水族館の持続的発展のためのブランディングと収益強化策
- 水族館業界の構造と課題
2019年
- 経営学の視点から考える持続可能な水族館のあり方
- 年間パスポート会員データ分析(顧客特性の定量化)
- 水族館のブランディングと地域戦略
2020年
- 水族館における新規コンテンツ効果測定の概念整理
- 水族館のブランディング戦略と評価指標設定の考え方
- 入館料割引施策の問題点と対策
- 飼育員の「待遇問題」から考える水族館のあり方
2021年
- 水族館経営のあるべき姿~ビジネスモデルの転換に向けて~(動物園研究会)
- 水族館における寄付(ファンドレイジング)の類型と課題
- 戦後における私立・公立水族館の推移と歴史
2022年
- 水族館が取り組むクラウドファンディングの評価と展望
- 水族館入館料の価格変化
- 動物園水族館の人材育成に関するアンケート調査(JAZA宿題調査)
2023年
- 日本の水族館をめぐる論点2023
- 支援者とのつながりがつくりだす未来の動物園水族館(Readyforオンラインシンポジウム講演)
- 経営学から考える水族館の特徴と論点(水族館シンポジウム口頭発表)
- 水族館における価格戦略
2024年
- 水族館の歴史年表コンテンツ(AOAO SAPPOROの展示制作)
【論文】
2024年:動物園水族館におけるファンドレイジングの展開と課題 : コロナ禍によるクラウドファンディングの広がりを踏まえて(共著)
2018年:法政大学経営大学院の修士論文として「水族館経営構造の体系化と持続的発展の考察」を執筆。
※非公表データであることから、以下にて概要をご紹介しています
【略歴】
- 法政大学経営大学院特任講師(2018年4月〜2019年3月)
- 帝京科学大学非常勤講師(2019年4月〜 現職)
【担当科目】水族館学/博物館学
主な講義内容
- 経営学の基礎(フレームワークの演習)
- 水族館とステークホルダーとの関係
- ビジョンの必要性
- 水族館を取り巻くPEST分析
- 定量的な市場環境と社会的役割との関係性
- 経営資源の視点
- 顧客満足度の基本的要素
- 水族館におけるマーケティング4P
※博物館学では実際の水族館での演習を実施
【メディア掲載・出演情報】
水族館ライターや水族館研究家としてコメントやご出演、執筆などをさせて頂いた情報をご紹介します。
様々なメディアを通じて、水族館の魅力や楽しさをお伝えしたり、水族館が抱える問題などについて解説させて頂いています。
(1)テレビ
①静岡朝日テレビ「とびっきり!しずおか」様
「深掘りパネルゼミ」のコーナーに出演し、伊東の追い込み漁再開と水族館のイルカ問題について解説出演をさせて頂きました。
②TBS「Nスタ」様
川崎水族館のオープンに関してコメントさせて頂きました。
③テレビ朝日「オスカル!はなきんリサーチ」様
「水族館のプレミアム映像」をテーマに水族館の情報提供や解説出演をさせて頂きました。
(2)雑誌・新聞
①マガジンハウス「カーサブルータス」様
これからの水族館のあるべき姿について解説した記事を掲載して頂きました。
【No.234】公式サイトリンク(バックナンバーの取り扱いがあります)
【特別編集号】公式サイトリンク(amazonへのリンクがあります)
②東京新聞様
全国でリニューアルが続くクラゲ展示の魅力の背景についてコメントを掲載して頂きました。
③日経新聞様
燃料等の価格高騰の状況を踏まえた水族館業界の入館料値上げの問題についてコメントを掲載して頂きました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF25A4R0V20C22A5000000/
④読売新聞様
「中高生新聞」の紙面にて、レクリエーションだけでなく教育・研究・保全などの取り組みを行うことの重要性についてコメントを掲載して頂きました。
https://kyoiku.yomiuri.co.jp/torikumi/teen/contents/post-692.php
(3)ウェブメディア
①サンシャインエンタプライズ「いきものAZ」様
経営の観点から見た水族館の姿について全13回の連載記事を掲載して頂きました。
特設ページはこちら(いきものAZはサービス終了となりました)
②みんなのランキング様
地域別の水族館ランキングについて、来館者数を基本にしながらご紹介する記事を掲載して頂きました。
③ダイヤモンドオンライン様
新型コロナウイルス感染症による水族館経営への影響や、今後の収支構造のあり方についてコメントを掲載して頂きました。
④日経BP様
水族館が地域のために果たす役割や地域との関わりの重要性、集客機能を求めることへの懸念などについて、取材記事を掲載して頂きました。
(4)ラジオ
①エフエム茶笛「やばせ一郎の元気が出るラジオ」様
水族館研究家としての活動やオススメ水族館についてのテーマで出演させて頂きました。
②TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」様
新江ノ島水族館でのセーリングW杯開会式に関するニュースについてのテーマで出演させて頂きました。
③TBSラジオ「新米記者・松本穂香の研修ログ(金曜ボイス)」様
3週連続で、水族館に関するテーマでゲストとして出演させて頂きました。