島根県の西部に位置する水族館「島根県立しまね海洋館」は、アクアスの愛称でよく知られています。
島根県といえば、今では縁結びのご利益で有名な出雲大社が観光地として有名ですが、そんな島根県の水族館であるアクアスは、神話の中で神の使いとされてきた「サメ」の展示などが特徴的です。
それでは早速アクアスのご紹介を始めます!
Contents
アクアスの見どころレビューと所要時間
館内はとても広く、水槽の種類も多いので、所要時間は少なくても2時間くらいは見込めます。また、ショーパフォーマンスも充実しているので、じっくり楽しむためには所要時間は3時間ほど想定しておくことをオススメします!
アクアスは、主に以下のような見どころがあります。
- シロイルカが魅せる幸せのバブルリング
- サメが溢れる神話の世界と希少な島根の生き物たち
- 屋外で楽しむアシカやアザラシパフォーマンス
見どころその1:シロイルカが魅せる幸せのバブルリング
アクアスを代表する生き物で、人気のパフォーマンスをしてくれるのがシロイルカ(ベルーガ)です。
シロイルカを見慣れない方にとっては、まずその大きな身体に惹きつけられると思います!
また、ショーの中では身体の特徴に関する紹介などもあります。
頭の「メロン」と呼ばれる部分は脂肪でできていて柔らかい構造になっているのですが、ダイバーが押すことでその柔らかさを実際に目で感じることができます。
言葉では理解しつつも、実際にヘコむ様子を見ると印象に残りますね。
シロイルカは、この部分で音の反響などから周りの環境を感じ取る「エコロケーション」という方法で仲間とコミュニケーションをとったり、獲物を探します。
そんな生態の一端を知ることができるのも魅力の一つです。
また、シロイルカは顔を細かく動かすことができるという特徴がありますが、口先もとても器用です。
例えば、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、魚が水の流れで反り返っているところから、水中で息を吐いている様子が窺えます。
これを応用した技がこちらの「バブルリング」です!
口の先からリング状の泡が連続していくつも出てくる様子は、必見です!
呼吸の孔から泡が出たと思ったら、次の瞬間にはもうリングができているとても不思議な感覚を体験することができます。
さらに、その輪をくぐる技まで観ることができ、その器用な技の数々に驚かされます。
こうしたパフォーマンスは、同じ構成で1日に何度か開催されますので、お見逃しないよう計画的にお越しください!
なお、アクアスではこうしたシロイルカの繁殖にも熱心に取り組んでいます。
ショー会場からさらに順路を進むと、一度屋外に出たところに繁殖専用のプール施設があり、ここも見学することができます。
リラックスしたように泳ぐ姿や、おもちゃを使って遊ぶ姿なども観られます。
順路から少し外れており、他の展示なども無いため、比較的お客さんが少ない穴場となっています。
じっくり眺めたり、写真を撮ったりするには最高の環境です。
ぜひ、こちらにも足を延ばしてみてくださいね(^^)
見どころその2:サメが溢れる神話の世界と希少な島根の生き物たち
アクアスがある島根県といえば、出雲大社に象徴されるような「国譲り」の伝説がある神話との関わりの深い地域です。
その神話の中で、たびたび登場してきたのがサメです(当時は「ワニ」と呼ばれていたそうです)。
そんな神話の世界観を表現しているのが、こちらの大水槽“神話の海”です。
メインであるサメはもちろん、大きなウミガメや、実はサメと近い仲間であるエイなど、様々な生き物たちに出会えます。
ここの大水槽の最大のポイントは、こうした大型のサメやエイなどが多い事で、水槽を眺めたときの迫力が違います。
大きなレモンザメなどがゆったり泳ぐ姿はそれだけでも迫力がありますが、様々な角度から迫りくる様子を見られるのも、見どころとなっています。
また、一言とサメと言っても、よくある大きな口に大量の鋭い歯というだけでなく、様々であることが分かります。
とりわけここでは、メジロザメなど他の水族館ではあまり見かけないサメに出会えるのも魅力です。
時には、こちらから眺めるばかりでなく、水槽の向こうからも覗かれているかもしれません。。
また、ぜひチェックして頂きたいのが、こちらのアカシュモクザメ、通称ハンマーヘッドシャークです。
変わった頭が特徴的ですが、じっくりと口元を観る機会はあまりないと思います。
下から覗きこむと、ちょっと変わった口元が観られますので、ぜひチェックしてみてください!
この大水槽のポイントの一つが、頭上越しに生き物を眺めることのできるトンネルです。
下から覗きこむにはぴったりの構造となっていますので、色々な角度でご覧になってみてくださいね。
アクアスには、こうした神話の世界をイメージしたサメの展示以外にも、島根ならではの地域性を感じられる展示が多々あります。
例えば、今から1000年以上前のアクアス付近の海域をイメージして日本海に生息する生き物を展示しているのが、入口すぐの「石見万葉の磯」です。
また、少し進むと現れるのが、海藻などが絵画のように美しく輝くこちらの展示です。
どちらも、歴史ある島根の海を表現したアクアスならではの展示で、独自性があります。
また、島根の飲食店ではよく目にするノドグロの展示や、
翼のようなヒレが綺麗なトビウオなど、地域性のある展示が続きます。
それにしても、トビウオの「翼」はとても綺麗ですね。
また、中には、絶滅危惧種に指定されているイシドジョウやオキサンショウオなど、希少な固有種にも出会えますので、アクアスに来たからにはぜひ押さえておきたいポイントです。
見どころその3:屋外で楽しむアシカやアザラシのショーパフォーマンス
アクアスといえば、見どころ1でご紹介したようなシロイルカのバブルリングが有名ですが、アシカやアザラシといった「海獣」のショーパフォーマンスも人気です。
アシカショーのパフォーマンスは、ガラス越しにはなりますが、高い身体能力を感じられる技の数々が展開されます。
ガラス越しのすぐ近くまで見に来てくれることも。
特に見どころなのが、水面から離れたバーをジャンプで飛び越えるアクションで、イルカのように軽々と水中から飛び上がる姿からは、アシカの力強さを改めて感じられます。
また、その近くにはアザラシのプールが複数あります。
スイスイと泳いだり、仲良く近くにいる姿は、ホッコリした気分を味わうことができます。
また、食事の時間には、陸に上がった様子も観られます。
この食事については、アザラシショーとまでは言いませんが、パフォーマンスの一環として楽しめるイベントがあります。
ここでは、普段アザラシがどんなものを食べるているか、といった話をスタッフの方が丁寧にしながら餌を与えます。
アザラシは基本的にスタッフのすぐそばでジッとしています。
クイズ形式だったり、餌となる魚をじっくり見ながら話しを聞けるので、アザラシのことをもっと知るのにピッタリです。
そんなことより早く食べたい、とでも言いたげに足元で待つアザラシの様子もとても可愛らしいので、ぜひご覧になってください!
アクアスのここがスゴイ!おすすめ注目ポイント!
(1)大きなオウサマペンギンが空を飛ぶ!
アクアスには、大きく分けて2つのペンギン展示があります。
一つ目が、屋外にあるフンボルトペンギンの展示です。
ここでは、巣穴を出入りする様子や、スプリンクラーの水を浴びながらゆったりするペンギン達の姿が観られます。
ペンギンは寒い地域に生息するイメージがあると思いますが、このフンボルトペンギンは暖かい地域の種類なので、夏でもこうして屋外に出ていることができます。
もう一つのエリアが、屋内のイワトビペンギンやジェンツーペンギン、オウサマペンギン(キングペンギン)といった寒い地域の種類がいる展示です。
とりわけ、オウサマペンギンは、ペンギンの仲間の中では最大級の身体で、立ち姿も他のペンギン達と少し違った印象です。
顔つきもりりしく、まさに「王様」の名にふさわしいですね!
こうしたペンギン達ですが、様々な水中での姿が観られるのもアクアスの見どころです。
空を飛ぶような様子や、素早く泳ぐ様子など、色々な角度で泳ぎ回るペンギンを観られるのが特徴です。
これらの特徴が合わさったアクアスの凄いポイントは、オウサマペンギンが「空を飛ぶ」姿が観られるという点です!
ペンギンが空を飛ぶように見える展示は、全国各地の水族館にありますが、オウサマペンギンが空を飛ぶように泳ぐ様子は、なかなか観ることができません。
大きな身体が縦横無尽に泳ぎ回る姿は、他のペンギン達には出せない迫力があり、アクアスならではの展示と言えます。
なお、ペンギン展示の一角には、ペンギンの種類や固体による食事量の違いを「大食いチャンピオン」として紹介するコーナーがあります。
単にシシャモが何匹、などと説明されるより、絵があることで、この身体でこんなに食べるのか、と印象付けられますね。
また、ペンギンの繁殖や育児の様子が分かる「ペンギン子育て情報」や、
ペンギンのコスプレをしながら記念撮影ができるコーナーなど、様々なスポットがありますので、ペンギンの魅力をじっくりお楽しみください!
(2)国ごとの特徴的な生き物たち
神話の時代から、島根の魅力を堪能できるアクアスですが、国内の島根以外の地域の生き物や、世界各国を代表する生き物も展示されています。
特に、日本海に接する国々ということで、韓国、中国、ロシアなど、「環日本海諸国」と評される国々との交流が盛んです。
順路でまず最初に現れるのが、ロシアの魚たちです。
ロシアといえばキャビアの生産が有名ですが、その原料となる卵を産むアムールチョウザメの美しい姿が観られます。
食用としても知られるイトウも、ロシアで観られる代表的な魚です。
また、コイのイメージがある中国からは、比較的大型の淡水魚が多く展示されています。
例えば、身体の端々が綺麗な赤色になっているこちらの魚はホウシェンジ(鳳仙子)です。
成長につれて赤色が現れる特徴があるコイの仲間です。
こちらの変わった背びれをしているのがエンツユイ。
色々な水族館で観られる種ではないので、ぜひこの機会をお見逃しなく!
韓国からは、小さな魚が中心になりますが、タイリクバラタナゴなどは繊細な淡い色合いが素敵なので探してみてくださいね。
さらに、環日本海に限らず、世界の海にも飛び出します。
アフリカでは、とてもカラフルな魚たちが有名です。
例えば、こちらはイエローピーコックシクリッドのオス。
オスとメスで色が違ってきますが、ピーコック(クジャクのオス)の名に恥じない派手な色合いがポイントです。
また、こちらはスキアエノクロミスフライエリィのオス。
聞きなれない名前に一瞬とまどいますが、こちらも原色に近い青色が素敵です。
他にも、南米アマゾンのエリアでは、お馴染みのアロワナやピラニアの様子が観られますので、ぜひお立ち寄りください。
アクアスのキッズコーナー
アクアスでは、展示の一環として、お子様向けのコンテンツがあります。
(1)キッズコーナー
順路の途中、2階と3階とのエスカレーターの中間地点に、「キッズルーム」があります。
ここでは、水族館らしい海の生き物などをテーマにした世界観で、小さなお子様が楽しめるようになっています。
靴を脱いで遊ぶところなので、衛生的なのも嬉しいところです。
また、アスレチックのような危ない遊具も無いので、安心してお子様を遊ばせておくことができます。
なお、後ほどご紹介するギフトショップには、以下のような商品も取り扱ってますので、緊急の際にはご活用ください。
- 子供用オムツ(M・L):50円
- 生理用品(3枚入り):50円
- ポケットティッシュ(1個):50円
(2)授乳室
アクアスの館内には授乳室が用意されています。
メインとなる一つは、上記のキッズコーナーのすぐ近くにあります。
ミルクのためにお湯が必要な場合にも、このキッズコーナー近くの授乳室には温水器が利用できますので、安心してご利用ください。
その他の授乳室は、1階「しまねの海」の付近にありますので、お近くの授乳室をご利用ください!
(3)バリアフリー対応
アクアスは、車いすやベビーカーをご利用の方でも安心して館内を歩けるように、様々なバリアフリー対応がされています。
例えば、館内は3階建てとなっているためエスカレーターを使う場面も多いのですが、順路に合わせて専用エレベーターが用意されています。
また、車椅子でもご利用頂ける他、オムツ替えなどもできる多目的化粧室もあります。
その他、車いすやベビーカーの無料貸し出しもありますので、ぜひご利用ください。
どちらも数に限りがあり予約もできませんが、ご希望の際には1階入り口付近にある総合案内所にお声がけください。
アクアスのグッズとお土産
水族館に関するグッズが販売しているお店が、「アクアス内」と「(アクアスがある)公園内のお土産屋さん」と、大きく分けて2つあります。
(1)アクアス内のギフトショップ
アクアスのギフトショップは、順路を全て終えたところにあります。
入口のフロアとは違うので、真っ先にショップを目指したい場合にはご注意ください。
アクアスのグッズ・お土産の特徴は、オリジナル商品が多いことです。
文房具やアクセサリーのような小物を中心に、ここでしか買えないアクアスオリジナル商品がたくさんあります。
特に、見どころでもご紹介したシロイルカ関係のグッズはとても充実しており、バブルリングが表現されたハンカチや、柔らかい触感が気持ち良いぬいぐるみなどが特徴的です。
お土産に便利なお菓子も、シロイルカをモチーフにしたものが多く、バブルリングのようなリング形になったチョコクランチやクッキーは特に人気です。
お菓子以外には、宍道湖のシジミ殻を使ったシロイルカのフォトスタンドという大変珍しい商品も。
ゴミになってしまうシジミの殻を材料としてきちんと使うことは、環境保護などのきっかけにもなって素晴らしいですね。
なお、必ずしもアクアスにいる生き物だけではありませんが、海の生き物たちの姿を模した陶器の箸置きや、
サメやダイオウグソクムシのぬいぐるみなども取り揃っています。
では、最後に今回ピックアップしてご紹介するのは、こちらの「かすてらまんじゅう」です!
少しフォーマルなお土産にも使いやすいオシャレなパッケージが特徴的です。
中身は、二種類の味(こしあん・カスタード)で楽しめるまんじゅうが8個入っており、カステラ焼きのような生地に近いです。
味ごとに4つ1セットで袋に入っており、一つひとつは薄いビニールで包まれていますが、袋の個包装では無いので一度開けたらお早めにお召し上がりください。
ぜひお試しください(^^)
(2)公園内のお土産屋さん
アクアスは「島根県立石見海浜公園」の中の1施設であり、こちらの公園にあるレストランやお土産屋さんも利用することができます。
こちらのお土産屋さんでも、水族館関係のグッズを買うことができます。
アクアスからレストランなどが集合している建物はすぐ隣で、屋根続きで数分も歩けば到着できます(道筋は館内の案内をご確認ください)。
目的地は「森トピア」です。
中では、柔らかいシロイルカのぬいぐるみや、オリジナルのハンカチなどが販売されています。
こちらでも、文房具などのグッズは比較的色々あるので、水族館内のギフトショップが混雑していたり、食事時間の関係でわざわざ戻るのも難しいという場合などには、こちらのご利用も便利です。
むしろ森トピアでしか手に入らないお菓子もあり、場合によってはあえてこちらに来るようなこともあるかもしれません。
森トピアは、いわゆるお土産屋さんであるため、水族館関係のグッズ自体の種類は少ないのですが、島根のお土産はたくさんあります。
有名な「赤天」などもありますので、ぜひ試してみてくださいね!
アクアスのレストラン・飲食店
アクアスには、順路の途中で軽食が楽しめるカフェ以外には、飲食店・レストランがありません。
しかし、上述の通り、アクアスは「島根県立石見海浜公園」の中の1施設であり、こちらの公園にあるレストランやお土産屋さんも利用することができます。
(1)公園の中のレストラン
公園の中にあるレストランまでは、前述の通り、屋根続きで歩いて数分で到着することができます。
お店が密集しているところは「はっしーエリア」などと呼ばれており、このようなお店の構成になっています。
今回ご紹介するのは、こちらのレストラン「異瑠香(いるか)」です。
ここでは、ハンバーグやビーフカレーのような定番ものから、石見和牛や魚介など、地域の食材を使った料理も提供しています。
この時の日替わり定食は、軽く揚げたアジやお刺身のセットでした!
水族館に来たときには、つい海産物が食べたくなりますよね。
そんな気持ちの方は、ぜひこちらのレストランをご利用ください!
(2)館内の喫茶コーナー
順路も終わったギフトショップの手前では、軽食やスイーツを食べられるカフェのような喫茶コーナーがあります。
美味しそうなソフトクリームやサンデーなどが目立ちますが、スパゲティや焼きそばなどの軽食も注文することができます。
ただし、食べ歩きは認められていませんので、必ずこの場で食べるようにしてください。
飲み終わった後はお持ち帰り可能なシロイルカタンブラーは、おやつとお土産を同時に楽しめるのでお得かもしれませんね!
前後の予定やその時々の気分などで使い分けられるよう、ご参考にしてください。
アクアスの入館料とお得な割引情報
アクアスの入館料金は下記の通りとなっています。
- 大人(大学生以上):1,550円
- 小・中学生、高校生: 500円
- 小学生未満 :無料
大人と子供での大きな価格差が特徴的で、特に子供の料金はかなりリーズナブルです。
また、年間パスポートは以下の通りです。
- 大人(大学生以上):4,150円
- 小・中学生、高校生:1,400円
さらに、団体割引などの各種割引もありますので、以下もご確認ください。
(1)団体割引
基本となる割引として、20名以上の場合には団体割引があります。
割引後の価格は以下の通りです。
- 大人(大学生以上):1,250円(300円引き)
- 小・中学生、高校生:400円(100円引き)
なお、学校の課外活動などでの利用の場合も同様に生徒1名につき400円で、引率の先生は無料でご利用いただけます。
団体の場合には「減免申請書」が必要になりますので、事前にウェブサイトからダウンロードして準備しておきましょう。
(2)障害者等割引
身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの場合、以下の通り約半額でご利用いただけます。
- 大人(大学生以上):770円
- 小・中学生、高校生:250円
重度障害の場合には介護者の方が無料になりますので、窓口でお声がけください。
アクアスの営業時間と休館日
(1)営業時間
アクアスの基本的な営業時間は9時00分〜17時00分です。
7/20〜8/31の夏休み期間には9時00分〜18時00分と少し延長があります。
閉館時間の1時間前には入館できなくなりますのでご注意ください。
(2)休館日
毎週火曜日が休館日で、火曜日が祝日の場合は開館し、その翌日が閉館となります。
さらに、夏休み期間やゴールデンウィークなどには曜日に関係なく毎日開館しています。
お出かけの際には、念のため事前に公式サイトなどを確認することをオススメします。
アクアスのアクセスと駐車場
アクアスは、島根県内の中心部からも少し遠いため、アクセスには少し注意が必要です。
電車の場合と車の場合とで、アクセスをご紹介します。
(1)電車の場合
最寄駅は山陰本線の波子(はし)駅です。
波子駅からは徒歩10分程度ですので、電車を使ったアクセスでもそれほど問題ありません。
注意して頂きたいのは、電車の本数が少なく、特にその日のうちに飛行機などでお帰りを予定している場合にはスケジュール管理が非常に重要です。
また、波子駅には自動改札機がありません。
そのため、例えば出雲や松江などの中心部から乗車する際には交通系のICカードを利用することができますが、降りるときには利用できません。
もしICカードで入場してしまった場合、退場記録が残らないことになるため、次の使用ができなくなってしまいます!
この場合には、波子駅に電車が到着すると電車内で車掌さんが手書きで証明書を発行してくれるので、それを持ってICカードが使用できる駅の窓口で入場記録を解除してもらう必要があります。
とても面倒なので、波子駅へ行くときには絶対にICカードを使わず切符を購入することをオススメします!
時間と切符、それぞれしっかり計画的に準備しましょう。
最初は建物も見えず、本当にこんなところに大きい水族館があるのか、と不安になりそうですが、こんな風景で間違っていませんので、ご安心ください。
この看板が見えてくればゴールは間もなくです!
(2)車の場合
地元や近隣県からは車での利用が基本です。
また、実は島根県の中心部である松江駅からよりも、山口県(萩市)や広島県(広島市)からの方が距離は短いです!
道なりの関係で同じ距離でも時間が異なりますが、以下のような距離関係になっています。
- 広島から:約110km(およそ1時間40分)
- 萩から :約110km(およそ2時間)
- 松江から:約120km(およそ2時間)
そのため、広島市内からのお出掛けスポットとしてもオススメとなっています。
広島など山陽方面からの場合には、浜田自動車道を通って、浜田東インターチェンジから「はまだリゾート線(254号線)を経由して、「海浜公園入口」の信号を右折すると、道なりにアクアスが現れます。
萩方面からの場合は、とても単純で、国道191号線と国道9号線をひたすら道なりに東へ進むと、アクアスまで到着できます。
松江方面からの場合も経路としてはかなりシンプルで、山陰自動車道と国道9号線を道なりに西へ進めばアクアスです。
なお、約2000台が駐車可能な無料駐車場もあるので、繁忙期でも基本的には併設の駐車場をご利用いただけます。
アクアスの感想・まとめ
シロイルカによる巧みなバブルリングや、アシカ・アザラシのショーパフォーマンスなど、人気コンテンツが目白押しのアクアス。
オウサマペンギンが空を飛んだり、神話の世界を想像させるような大型のサメが悠々と泳ぐ大水槽など、アクアスならではの展示がたくさんあります。
アクセスは少し大変ですが、見どころも多く、たっぷり滞在を楽しむことができるので、出雲大社などの観光と合わせて、ぜひお越しください!
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