シーライフ名古屋の見どころ徹底解説!|所要時間・お土産・レストラン・アクセス




シーライフ名古屋は、レゴをテーマにしたテーマパーク「レゴランド(ジャパン)」に併設された水族館です。

「シーライフ」は、同じブランド名にて世界中で水族館が運営されており、日本では珍しい「外資系」水族館です。

そのため、日本生まれの水族館とは変わった雰囲気の演出がされているのが特徴です。

それでは早速ご紹介していきます。

シーライフ名古屋の所要時間

館内はそれほど広くなく、展示された水槽を見ていくだけであれば所要時間は1時間かからない程度です。後ほどご紹介するように、ゲーム要素などもたくさんあるため、それらをじっくり楽しむのであれば所要時間は1時間半ほど想定しておくことをオススメします!

シーライフ名古屋の概要・基本情報

シーライフ名古屋は、レゴランドジャパンが運営するだけあって至る所でレゴを目にすることができます。

水族館に入る前からレゴで作られた巨大なエイがお出迎えします!

入口には小さなウェルカム水槽がありますが、ここでもレゴでできた生き物の他、他の水族館ではあまり見ないような色合いの装飾が見られます。

また、水槽に書かれた文字をはじめ、様々なメッセージが英語で標記されているのも、外資系ならではと言えるかもしれません。

展示の方法は、順路に沿って水槽が並んでいるというよりは、各エリアが一つひとつ異なる空間として作り込まれているのも特徴です。

水槽の中にこのような飾りがあるのもちょっと珍しいかもしれませんね。

また、エリアの入り口には、照明を用いたサインで、そこがどのようなエリアなのかを紹介しています。

このように外国風の雰囲気づくりが徹底されたシーライフ名古屋ですが、日本の木曽川をテーマにしたものもあり、カワヨシノボリやオイカワなどが展示されています。

少し珍しい展示としては、ぐるりと360度周囲を水槽に囲まれるこの展示。

美しいユメウメイロやヒメツバメウオなどが辺りを泳ぐ中に没入することができます。

また、ゆっくり座りながら鑑賞できるのが、トロピカルな雰囲気のこちらの展示。

オーストラリアンカウノーズレイやツカエイ、ブルースポットスティングレイなど様々な種類のエイの仲間を水面の上や横から眺めることができます。

なお、シーライフ名古屋では、生き物の名前がこうした電子パネルで紹介されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

さらに、シーライフ名古屋の特徴の一つが、様々な遊び要素です。

例えば、一部の水槽にはこうして「ミッション」が書かれており、水槽の中を探しながら楽しむことができます。

また、展示エリアの途中にも、こうしたコーナーがあります。

これは、ボルタリングのように壁につかまっている時間の長さを測る遊びで、カサガイという貝の仲間との「力比べ」を通じて、生き物の特徴や能力を学ぶ機会になっています。

他にも、クラゲのエリアでは、ボタンを押すと照明の色が変わるような仕掛けもあります。

最後に、海外の水族館では、水族館が果たしている社会的な役割などを積極的に伝えることが多いのですが、シーライフ名古屋にもこうした表現が多く見られます。

絶滅の危機にある生き物たちの繁殖などに力を入れていることが分かります。

野生でケガした生き物を保護し、また野生に戻すことなども活動の一つであり、飼育のプロである水族館ならではの役割として、ぜひこの機会に知って頂けると嬉しいです!

シーライフ名古屋の見どころ・レビュー

以下では、シーライフ名古屋の見どころポイントをご紹介します。

  • 見どころその1:レゴで作られた生き物や装飾の数々
  • 見どころその2:海外の雰囲気を感じるデザイン
  • 見どころその3:楽しい仕掛けを5感で楽しむ!

見どころその1:レゴで作られた生き物や装飾の数々

レゴランドジャパンの一部であるシーライフ名古屋では、レゴをモチーフにした装飾などがたくさん見られます。

例えば、木曽川をテーマにしたエリアには、様々な金魚が展示されています。

水槽の中には、レゴで作られた金魚が置かれており、並べてみると立体感をもたせるように細かいところまで作り込まれています!

また、こちらは実際に水の中に手をいれて生き物に触れることのできるタッチプールコーナーにある水槽。

触ることのできる代表的な生き物であるヒトデも、レゴで作られています。

星形のゴツゴツした感じがヒトデの特徴をよく表していますね。

中には、このウミガメのように大きなサイズの作品もあり、ついじっくり観察したくなります。

さらに、生き物だけでなく、空間を演出している壁面などにもレゴを用いた表現が多く見られます。

例えばこれは「たつのおとしごのすみか」をテーマにしたエリア。

色の違いや濃淡も細かい表現されているので、遠くから見るとまるで実写や絵画のようなリアルさです。

また、レゴといえば特徴的な表情をした人形のキャラクター達も見逃せません。

順路の途中には、所々にこうしたレゴのキャラクターが置かれています。

水中に置かれている場合もあるので、ぜひ水槽の中を探してみてくださいね。

その他にも、様々な装飾としてもレゴがたくさん使われていますので、他の水族館ではまず目にすることのないレゴの演出をぜひお楽しみください!

なお、これだけレゴを見ていると、ついレゴで遊びたい、という気持ちにもなるかもしれません。

シーライフ名古屋には、レゴを思いっきり楽しめる部屋もあります!

設置されているのは「エデュケーションルーム」という場所で、その名の通り、知育玩具としてのレゴの魅力を体験してもらう目的もあります。

お子様はもちろん、大人の方も童心にかえってぜひお楽しみください!

見どころその2:海外の雰囲気を感じるデザイン

外資系水族館であるシーライフ名古屋は、その色使いやデザインなど、様々なところで「海外」の雰囲気を感じる演出がされています。

特に、日本の水族館を多く訪れたことのある方にとって、壁紙をはじめ、空間全体の雰囲気に良い意味での「違和感」があるかもしれません!

鮮やかな色合いが多用されており、うす暗く落ち着いた雰囲気で癒しを重視する日本の水族館との違いが感じられます。

各エリアがテーマ性をもって作り込まれているのも特徴的で、生き物に集中するというよりは、細かな装飾を含めて空間全体を楽しむような設計がされています。

水槽の中を眺めると、ここでもシーライフ名古屋ならではの特徴が見られます。

日本の水族館では、人工のサンゴや擬岩と呼ばれる装飾物をできるだけ本物に近づけるような工夫が見られますが、シーライフ名古屋では、カラフルな色合いで雰囲気づくりを一貫させています。

また、シーライフ名古屋を代表する展示エリアの一つが、こちらの「竜宮城」です。

長いトンネル水槽の中を進む展示となっており、大小さまざまな生き物が泳ぐ様子を様々な角度から楽しむことができます。

中でも特徴的なのが、このようなモニュメントの存在です。

浦島太郎をイメージしていると思われますが、日本の水族館ではあまり無い演出であり、日本のおとぎ話をテーマにしたことで逆に「海外」っぽさが出ているようにも感じられます・・!

極めつけが、シーライフ名古屋の中でも一番大きなパネルの大水槽に現れる乙姫様

玉手箱を開けてしまっていますが・・泡の演出などもあり、代表的な見どころの一つとなっています。

そんなちょっと奇抜とも言える演出の多いシーライフ名古屋ですが、海外では当たり前の特徴として、生き物や環境の保護に向けたメッセージが多く見られます。

海の環境汚染の問題について、ウミガメが捨てられたビニール袋を飲み込んでしまい命を失っている事実などを分かりやすい言葉で伝えています。

また、クラゲの展示に見立てて、海に浮かぶビニール袋がなぜウミガメにとって危険であるかを印象深く伝えています。

さらに、シーライフ名古屋ではゲームを通じて子供たちでも楽しみながら学べる工夫がされています。

例えばこれはウミガメを操作しながら海中のゴミを避けるゲームです。

ゲームを楽しみながらも、海にはたくさんのゴミが存在すること、ウミガメがその被害にあっていることなどを自然と学ぶことができます。

他にも、こちらは気候変動などの影響を受けて深刻な被害が広がるサンゴをテーマに、サンゴを育てるゲームです。

ゲームを通じて、太陽光の量や海水の温度、酸性などを調整しながらサンゴにとって必要な環境を学べます。

酸性がサンゴの骨を溶かす、温水はサンゴを保護する藻を流出しやすくしてしまうなど、それぞれの調整項目にはサンゴにとっての影響が解説されているので、こちらも遊びながら大切なことを学ぶことができます。

ゲームでウミガメやサンゴを守ることができたら、次はぜひ普段の生活を見直して本当のウミガメやサンゴを守りましょう!

見どころその3:楽しい仕掛けを5感で楽しむ!

装飾の演出やゲームなどに見どころがあるシーライフ名古屋ですが、その他にも楽しい仕掛けがいっぱいあります。

例えば、全ての水槽ではないですが、一部の水槽にはこのように「ミッション」が書かれており、その展示をより楽しむためのヒントとなっています。

何となく金魚を眺めるのも良いですが、「うろこ」に着目してじっくり観察すると、また違った魅力を感じられるかもしれません。

また、順路の途中には、このような「ロープワークチャレンジ」もあります。

サバイバルにも活かせそうなロープの結び方を体験するコンテンツで、漁師の知恵などを身に付けた気持ちになれますね。

また、水槽の一部がドーム状になっている小さなトンネル水槽では、海に潜り込むような感覚で、水槽の中を見上げるように楽しむことができます。

映画でおなじみのカクレクマノミとナンヨウハギのコンビも見られます。

こうしたくぐって楽しめる水槽は他にもあり、大人にはちょっと狭いですが、小さなお子様にとってはいつもと違ったアングルでの観察となり、きっとお楽しみ頂けますよ。

また、つい見逃しがちな仕掛けがこちら。

「ここに立ってください」と書かれた地点に立つと、どこからともなく音が聞こえてきます。

その秘密は頭上にあり、センサーに反応してスピーカーから音が出てきます。

どんな音がするかは、ぜひその耳で体験してみてください!

さらには、他の水族館であまり見られない面白い仕掛けがこちらです。

通路に大きな穴が開いているように見える透明な床です。

近づいて真上から見ても、床があるように見えない透明具合で、高所恐怖症の方などにはちょっと怖いくらいかもしれません。

他にも、見る地点によっては本当に床が無いように見える「だまし絵」のような床もありますので、ぜひどちらもお楽しみください!

最後にご紹介するのは、順路の最後にある空間で楽しめる塗り絵です。

ただの塗り絵ではなく、水中を表現した正面のスクリーンの中で、自分で色を塗った生き物が泳ぎだします。

自分で色を塗ったオリジナルの生き物をぜひ泳がせてみてくださいね!

シーライフ名古屋のグッズとお土産

シーライフ名古屋のギフトショップは、出口のすぐ手前にあります。

あまり大きなショップではありませんが、ここでも海外を拠点とする水族館らしい、他の日本の水族館ではまず目にしないようなデザインのグッズがたくさんあります。

ぬいぐるみの取り扱いも充実していますが、こちらも大きな目やアニメのような表情をしているなど特徴的な商品の数々です。

中でも、海外の水族館では人魚を模したパフォーマンスがよく見られるのですが、人魚のぬいぐるみがあるのもシーライフ名古屋ならではと言えるかもしれません。

また、環境問題に関する啓蒙などの観点は、ギフトショップでも一貫しています。

例えばこのエコバッグ、サメの背ビレをモチーフに、プラスティックの使用を控えるようなメッセージが表現されています。

持ち帰りのビニール袋をもらわない、というのも環境問題を考えるきっかけになるかもしれませんね。

もちろん、レゴランドの一員ですので、レゴもしっかり用意されています!

特に海をテーマにしたものがたくさんありますので、ぜひこの機会に、レゴを知育に役立ててみてはいかがでしょうか!

シーライフ名古屋のレストラン・飲食店

シーライフ名古屋は比較的小さな水族館ですので、中には食事をすることのできるレストランなどはありません。

一方で、建物の周りはレストランやショッピングのお店が集まった「街」になっており、水族館のすぐ近くに飲食可能なお店がたくさんあります。

気軽に楽しめるお店からしっかり食事をするお店まで、たくさんの飲食店などがあります。

オシャレなお店も多く、歩き回るだけでも楽しい気分になれる素敵な雰囲気です。

水族館と一緒に食事などもぜひ併せて楽しんでいってくださいね!

シーライフ名古屋の年齢別の入館料とお得な割引情報

シーライフ名古屋の入館料金は、時間による割引などもあるため「基本料金」の捉え方が難しいのですが、以下のような料金となっています。

なお、公式サイトの料金案内では年齢が記載されていませんが、「利用規約」によれば以下のような年齢区分となっています。

  • おとな(13歳以上):1,900円
  • こども(3歳~12歳):1,500円
  • 3歳未満:無料

また、シーライフでは以下のように割引となることもありますのでチェックしてみて下さい。

(1)オンラインチケット・事前購入

シーライフ名古屋の入場チケットは公式サイトからオンラインでも購入することが可能です。

オンラインでは、当日以降の日付のチケットも購入することができます。

事前購入すると、大人も子供も割引を受けることができ、1週間前であれば200円引きで購入できたりもしますので、事前に予定を立てている場合にはオンラインでの購入をオススメします!

(2)レゴランド・ジャパンとの同時利用割引

レゴランド・ジャパンの一部であるシーライフ名古屋では、それぞれの施設のチケットを購入する場合に割引を受けることができることがあります。

具体的には、以下の場合に何と500円でシーライフ名古屋を利用することができます。

レゴ好きな方をはじめ、どちらも遊びに行くことを考えている場合にはぜひご活用ください。

  • レゴランド・ジャパンの1DAYパスポートを事前にご購入いただいた方
  • 年間パスポート・スターターをお持ちの方

(3)団体割引(一般団体)

おとな・こども合わせて20名以上での利用の場合には以下のような団体割引があります。

  • おとな(13歳以上):1,900円→1,700円(200円引き)
  • こども(3歳~12歳):1,500円→1,300円(200円引き)

3歳未満のお子様は無料となりますが、20名の計算上は含まれませんのご注意ください。

(4)学校利用割引(学校団体)

団体での利用について、学校としての教育目的での利用の場合には非常にリーズナブルな料金となっています。

入場時間が4つに区分されるなど、一定の制約はありますが、かなりの割引となっています。

  • おとな(保護者):800円(1,100円引き)
  • こども(生徒・引率):400円(1,100円引き)

申込フォームや入場スケジュールなどの詳細は公式サイトをご確認ください。

シーライフ名古屋の営業時間と休館日

シーライフ名古屋の基本的な営業時間は11時00分〜17時00分です。

営業時間終了の1時間前には入館できなくなりますのでご注意ください。

時期によっては18時や19時までの営業などもあります。

また、月によって休園日のある月がありますのでこちらもご注意ください。

具体的な休館状況や営業時間については、事前に公式サイトのチケット購入のページを確認することをオススメします。

シーライフ名古屋のアクセスと駐車場

シーライフ名古屋は、名古屋市内の市街地から南へ向かったふ頭地域にあります。

以下では、乗用車と電車・バスでのアクセスをそれぞれご紹介します。

1.乗用車・タクシーの利用

名古屋市内から車で向かう場合には、以下の通り大きく二つのパターンがあります。

  • (1)名古屋高速4号東海線ルート:30分程度(約22km)※有料道路
  • (2)環状線ルート:40分程度(約16km)

それぞれ簡単なアクセスをご紹介します。

(1)名古屋高速4号東海線ルート(有料道路ルート)

名古屋駅の東側から名駅通(県道68号)を少し南に進み、山王JCT(ジャンクション)から高速に入ります。

そのまま名港中央IC(インターチェンジ)まで進むと、距離的には少し遠回りになりますが、特別に混雑さえ無ければ早く到着することができます。

名港中央ICを降りると、ロサンゼルス大通りからレゴランド・ジャパンなどを含む大きな商業エリアが見えてきますので、誘導看板などに従って駐車場を目指してください!

(2)環状線ルート

名古屋駅の西側から、環状線をひたすら南へ向かいます。

港にぶつかったら、右折で一州大橋を渡り、そのまま道なりに進んでください。

ほぼ一本道となりますので、迷うことなく辿り着くことができると思います。

(1)の有料道路ルートと同様に、ロサンゼルス大通りからレゴランド・ジャパンなどを含む大きな商業エリアが見えてきますので、誘導看板などに従って駐車場を目指してください!

2.電車の利用

シーライフ名古屋の最寄り駅は「金城ふ頭駅」となります。

名古屋駅からは、あおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)にて約25分程度で到着します。

金城ふ頭駅からは、途中まで傘を差さなくても雨に濡れない回廊を通っていくと、だんだんと左手側にレゴランド・ジャパンの楽しげな建物が見えてきます。

歩道橋以降は傘が必要になりますのでご注意ください。

まとめ

日本では非常に珍しい外資系の水族館として、日本の水族館とはデザインやコンテンツが大きく異なるシーライフ名古屋。

レゴランドリゾートの一部として、装飾をはじめ様々な場面で作り込まれた「レゴ」の魅力を感じることができます。

楽しみながら生き物や自然環境を守ることの大切さを学ぶことのできるメッセージもたくさんありますので、ぜひお楽しみください!

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