関西地方にある水族館を、見どころや利用者の多さなどからオススメの10館を厳選してご紹介します!
水族館といえば、爽やかな海のイメージから、夏休みに行かれる方も多いと思います。
しかし、水族館は基本的に屋内展示が中心で気温や天候に左右されないので、暑い夏はもちろんゴールデンウィークや冬休みのお出掛け先としてもピッタリですよ!
そんな年間を通じてお出掛けにオススメの水族館を早速ご紹介していきます!
なお、関東地方の水族館特集は↓をご覧ください!
関西にある水族館の来館者数ランキング2018
すでにお客さんからの人気を集めていて、会話の話題にもしやすいという観点から、関西地方にある水族館の来館者数ランキング(2017年度実績)をご紹介します!
ご覧になる前にぜひ予想もしてみてくださいね!
- 海遊館 :2,627,255人
- ニフレル :1,500,000人(参考値)
- 須磨海浜水族園 :1,185,783人
- 京都水族館 :1,092,403人
- 鳥羽水族館 : 846,986人
- 琵琶湖博物館 : 415,897人
- 城崎マリンワールド : 350,393人
- 伊勢シーパラダイス : 217,923人
- 姫路水族館 : 208,628人
- 志摩マリンランド : 159,301人
※ニフレルは非公表につき2016年度の概算数字です
いかがだったでしょうか?意外な順番の水族館はありましたか?
2016年度のランキングと比較すると、伊勢シーパラダイスの順番が一つ上がり、姫路水族館と順番が入れ替わった以外にはランキングに変化はありませんでした。
また、今回の「関西編」では、大阪から在来線でのアクセスを中心に、関西エリアの水族館をご紹介しますが、近県とはいえ、鳥羽水族館(三重県鳥羽市)や城崎マリンワールド(兵庫県豊岡市)のように3時間ほどの移動時間となる水族館も含めています。
そうであれば、関東と関西の間に挟まれた日本で三番目に来館者数の多い水族館をご紹介しないわけにはいきません!
そこで、ご紹介の最後に番外編として、新大阪から新幹線を使って1時間半程度で行くことのできる名古屋港にある、名古屋港水族館もご紹介します(^ ^)
なお、関西にはこれら以外にもたくさん水族館があり、この記事の最後にリストを掲載しています。
文字数の関係や、来館者数などが非公開であるためこの記事では扱っていませんが、どれもそれぞれの魅力がありますので、合わせてご検討ください(^ ^)
関西のオススメ水族館の特徴・見どころまとめ一覧
まずは、各水族館の基本情報や特徴などを簡単に一覧表にまとめました!
いずれの水族館も、デートやファミリーでの利用など、シーンを問わず楽しむことができます!
(各項目の内容は表の下に記載しています)
水族館の名称 | 所要時間 | ドライブ | イルカショー | 料金 |
海遊館 | 2時間半 | × | × | 2,300円 |
ニフレル | 2時間 | ○ | × | 1,900円 |
須磨海浜水族園 | 2時間 | × | ○ | 1,300円 |
京都水族館 | 1時間半 | × | ○ | 2,050円 |
鳥羽水族館 | 2時間半 | ○ | × | 2,500円 |
琵琶湖博物館 | 1時間半 | ○ | × | 750円 |
城崎マリンワールド | 2時間半 | ○ | ○ | 2,470円 |
伊勢シーパラダイス | 1時間 | ○ | × | 1,600円 |
姫路水族館 | 1時間 | × | × | 510円 |
志摩マリンランド | 1時間 | ○ | × | 1,400円 |
- 所要時間:通常の混雑でゆったりと一周する時の目安
- ドライブ:都心から車で1時間以上の水族館
- イルカショー:イルカショーの有無
- 料金:大人1人あたりの入館料
関西のオススメ水族館のレビュー・感想まとめ一覧
以下では、関西にある各水族館の簡単なレビューを一つずつご紹介します。
なお、当サイトに特集記事がある場合にはリンクをつけていますので、詳細は個別の特集記事をご覧ください!
1.海遊館(大阪府・大阪港)
大水槽を悠々と泳ぐジンベエザメがシンボルとなっている日本で第二位の来館者数を誇る海遊館。
館内全体を貫く大水槽では、巨大なエイやサメの仲間をはじめ、様々な種類の魚たちに出会うことができます。
さらに、世界の海をテーマに分かれた各エリアでは、アシカやアザラシといった海獣類の他、自然環境に近い低温状態が保たれた雪の降るペンギン展示なども見どころとなっています。
幻想的な雰囲気が魅力のクラゲ展示では、「宇宙」をコンセプトとした他の水族館にはない独自の演出が光ります。
イルカショーはありませんが、間近でイルカを観ることのできる展示もあるため、お見逃しなく!
2.ニフレル(大阪府・万博記念公園)
生き物の色や姿、わざなどに「触れる」をコンセプトとしており、デザイナーやアーティストなどとのコラボも多く、他の水族館には無い「アート」な雰囲気のある水族館です。
そのコンセプトから、ユニークな生き物も多く、またそれを強調する展示方法などのおかげで、生き物の多様性が感じられます。
また、魚だけでなく多種多様な生き物がおり、シンボル的なキャラクターであるホワイトタイガーやイリエワニ、コビトカバなど、大型の動物たちも印象強いです。
さらに、最大の特徴は最後のエリアで、柵や壁が無い中でワオキツネザルやカピバラ、ペリカンなどが放し飼い状態となっており、すぐ目の前で観察することができるんです!
なお、このコーナーでは生き物に直接触れることは禁止されていますので、勘違いして触ってしまうことの内容ご注意くださいね!
3.須磨海浜水族園(兵庫県・須磨)
淡水魚を中心に、アザラシ、イルカ、ペンギンといった水族館の人気者はもちろん、爬虫類や両生類といった多種多様な生き物が勢揃いしています。
園内はテーマごとに建物が分かれており、鉄板のクラゲからウミヘビなどのマニアックな展示まで、世界中の海や川に生息する魅力ある生き物たちを楽しむことができます。
特に、大きなピラルクもいる「アマゾン館」には、日本初のチューブ型トンネル水槽があるなど、歴史の長さを感じる展示も観られます。
また、自慢の淡水魚関係の展示では、珍しい魚がたくさんおり、中にはピラニアが餌に襲いかかる姿が観られるパフォーマンスもあるので見逃せません!
環境保護のために受け入れを進めてきた結果、衝撃的な数のカメを観ることができるようになった屋外展示は色々な意味で必見です!
4.京都水族館(京都府・京都市内)
京都駅から徒歩圏内で、新たな観光スポットとして人気を集める京都水族館では、京都の海や川で観られる生き物を中心にしながらも、ペンギンやアシカなど様々な種類の生き物に出会えます。
中でも、ぷかぷか浮かぶゴマフアザラシは人気の撮影スポットとなっています。
また、イルカショーでは、音楽やダンスなどを交えたパフォーマンスを楽しみながら、イルカの鳴き声や特徴などを知ることができます。
さらに、まるで一つの生き物のように動き回るイワシの群れが見どころの大水槽は、幻想的で美しい展示に癒されること間違いなしです。
なお、京都水族館の本当の「顔」は、鴨川などで度々発見されるオオサンショウウオで、他の水族館では観られないようなスケールでお楽しみ頂けます(^ ^)
5.鳥羽水族館(三重県・鳥羽)
日本全国でも飼育している生き物の種類がトップクラスに多い鳥羽水族館は、テーマごとに分かれた各エリアが広く、ゆったりと展示を楽しむことができます。
各エリアには、一時期は大ブームを起こしたラッコのようにシンボル的な生き物がいる他、展示の装飾や照明の活用など、一つ一つが工夫されています。
中でも、日本ではここでしか観ることのできないジュゴンの展示は必ず観て頂きたいポイントで、よく間違えられるマナティーも別のエリアにいるため比較を楽しむこともできます。
また、白黒のコントラストが綺麗なイロワケイルカや、大きな黒目が特徴のバイカルアザラシなど、珍しい生き物も数多く展示されています。
屋外エリアには、入り口付近で激しく泳ぎ回るアシカ達をはじめ、カワウソやペンギン、セイウチ、アザラシ、ペリカンなど充実ぶりが素晴らしいです。
さらに、ジャングルエリアには、トカゲやカエルなどのエキゾチックな生き物達と一緒に、スナドリネコというかっこよくて可愛いヤマネコの仲間に出会えるので、お見逃しなく!
6.琵琶湖博物館(滋賀県・大津)
琵琶湖博物館は、水族館を含む「博物館」で、日本最大の湖である琵琶湖をテーマに、地域の歴史や文化、生き物などを幅広く楽しむことができます。
琵琶湖を代表するビワコオオナマズをはじめとした淡水魚が中心で、多彩な色やヒレの形など、淡水魚の魅力を改めて感じられます。
アフリカ大陸やユーラシア大陸など、世界中の湖をテーマにした展示もあり、中にはバイカル湖に生息する黒目が特徴的なバイカルアザラシなどのように、魚以外の生き物にも出会うことができます。
また、特に絶滅が危惧される希少な魚に関する保護や繁殖の取り組みも盛んで、ホンモロコのように漁獲量が増減する理由などを説明するパネルを通じて、自然環境を大切にする気持ちが育まれます。
順路最後には、肉眼では見えないような微生物に着目した「マイクロバー」がありますので、ぜひここでしか体験できない観察をお楽しみください!
7.城崎マリンワールド(兵庫県・豊岡)
広い館内では展示内容によって建物が分かれており、大きな水槽から小さな魚に注目した展示までありますが、ワンポイント解説の表示がとても面白くて勉強になります!
人気イルカショーは、息のあったイルカ達のジャンプはもちろん、大掛かりなセットの展開も凄く、パフォーマンスの途中にはアシカやセイウチまで現れるなど、凝った演出が光ります。
特に、セイウチは城崎マリンワールドのシンボル的なキャラクターにもなっており、屋内の展示水槽でもセイウチの生態を楽しみながら学ぶことのできるパフォーマンスがあります。
さらに、高い崖からプールに飛び込むトドのパフォーマンスや、エサの時間にせわしなく動き回るアザラシたちなど、あらゆるところに見どころたっぷりです。
同じエリアにはペンギン達もおり、ちょこちょこと私たちの目の前を通り過ぎていくパフォーマンスもありますので、タイムスケジュールなどをお見逃しなく!
8.伊勢シーパラダイス(三重県・伊勢)
館内に入ってからすぐに現れる洞窟風の展示エリアでは、強そうなゴツゴツとした姿が特徴的なワニガメなど、雰囲気に合わせた生き物達が並びます。
館内の中央には、ジャングルのような装飾が雰囲気たっぷりなエリアがあり、熱帯地域などに生息するペンギン達がたくさん観られます。
屋外エリアでは、名物となっているセイウチによるパフォーマンスや、運がよければイルカとキャッチボールができるなど、生き物達との距離の近い体験がいっぱいです。
さらに、同じエリアではカワウソと握手もできるイベントがあるなど、コンパクトなスペースの中で濃厚な時間を過ごせます!
展示の特徴として、スタッフの方々の知恵や工夫が詰まった解説が面白く、じっくり読むと展示されている生き物のことがもっと好きになること間違いなしです!
なお、大水槽の目の前にはクッションなどもあり横になれる休憩スペースがあり、ちょっと疲れた身体を休めるのにぴったりですよ。
9.姫路水族館(兵庫県・姫路市)
教育委員会が所管する比較的コンパクトな水族館ですが、可愛い装飾や工夫を施しながら、地元を中心とした多種多様な生き物に出会えます。
屋外のエリアは、たくさんのコイが泳ぐ水槽とペンギンの展示が隣り合った珍しい構造をしており、仲睦まじいペンギンたちの様子が観られます。
なお、コイについては、水中を覗くこともでき、大きくて様々な色をしたコイが集まっている様子は圧巻です。
さらに、2011年にリニューアルオープンした「新館」はとても綺麗で、生き物達の生態をより理解するための工夫が随所にあります。
2階部分では個別水槽が並び、おなじみの生き物をはじめとして、顕微鏡を使ったり、カメが孵化する様子だったりなど、普段はあまり観ることのない珍しい展示が観られるかもしれませんよ(^ ^)
10.志摩マリンランド(三重県・賢島)
歴史ある水族館であるため施設自体の見た目はやや古い印象もありますが、一つひとつの展示は綺麗で、水槽の中を泳ぐ生き物達の特徴もじっくり眺めることができます。
海女さんで有名なこの地域を代表する水族館として、なんと水槽の中で海女さんを観ることのできる衝撃のパフォーマンスもあります!
また、入口に大きなモニュメントがあるように、周辺の海域でマンボウがよく捕獲されることなどにちなみ、全国的にも数少ない、複数のマンボウを同時に多数飼育・展示している点もポイントです。
その他にも、「氷の妖精」として一世を風靡したクリオネの展示や、館内入る前に出迎えてくれるフンボルトペンギンなど、人気の生き物達も多数揃っています。
なお、館内に入ると二股に分かれていて、水槽展示と逆の方向では、「古代水族館」と称して、太古の時代から姿をほとんど変えていない生物達の展示や生き物の歴史を学ぶことのできるエリアになっています!
番外編:名古屋港水族館(愛知県・名古屋港)
北館と南館に分かれた広い館内にはたくさんの種類の生き物が展示されていますが、館内に入るとすぐに日本で二か所(名古屋港と鴨川)しか観ることのできないシャチが現れ、大きな身体が目を引きます。
また、大きな会場で行われるイルカショーは、日本最大のスケールで、たくさんのイルカ達が同時に跳ねる様子は圧巻です!
北館ではイルカやクジラの仲間など、海に生息する哺乳類を中心としており、骨格や歴史に関するパネルや、珍しいシロイルカ(ベルーガ)の展示などもあります。
南館では、大量のイワシの群れが縦横無尽に泳ぐパフォーマンスの他、ちょっとした工夫や道具を使って生き物の生態をより楽しく学べるコーナーなどが体験できます。
特に、太陽の光が気持ちいいトンネル水槽やサンゴをテーマにした大きな水槽など、美しい展示が見どころですので、ぜひごゆっくりお楽しみください!
関西の水族館一覧リスト
関西地方では、ここまででご紹介した以外にも水族館がたくさんあります。
以下では、水族館.comの記事がある場合はそのリンクと、無い場合は公式サイトのリンクをご紹介します。
ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね(^ ^)
水族館.com内のリンク
串本海中公園(和歌山県)
くじらの博物館(和歌山県)
エビとカニの水族館(和歌山県)
公式サイトのリンク
あくあぴあ芥川(大阪府)
宮津エネルギー研究所水族館”魚っ知館”(京都府)
ドルフィンファーム(兵庫県)
あゆ公園水族館(兵庫県)
日本サンショウウオセンター(三重県)
京都大学 白浜水族館(和歌山県)
なお、関東地方の水族館特集もありますので、ぜひご覧ください!
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