くじらの博物館徹底ガイド|見どころ・所要時間・お土産・宿泊・食事




くじらの博物館は、名前こそ「博物館」ですが、歴史的な資料や標本も見られる「水族館」で、イルカやクジラに特化した珍しい水族館となっています。

和歌山県の南部に位置する太地町は「クジラのまち」として日本でも有数の地域です。

その特別な条件から、イルカやクジラの展示については他の水族館の追随を許さない圧倒的な特別感があります。

2018年に公開された映画「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。」では、「くじらの博物館」が全面的に舞台となったことでも話題となりました。

http://www.bokujira.com/

それでは早速、くじらの博物館の見どころをご紹介します。

くじらの博物館の所要時間

くじらの博物館での所要時間は、博物館部分をどれだけゆっくり見るかによって大きく異なります。展示そのものはそれほど多くないため、イルカやクジラの展示やショーパフォーマンスを楽しむだけであれば、1時間半程度で見ることができます。

一方で、博物館部分の展示をじっくり見ると、それだけで30分〜1時間は必要です。

しかし、地元の方でなければ滅多に行くことのできない立地ですので、せっかく訪れるのであれば、2〜3時間はじっくり楽しむことをオススメします!

くじらの博物館の見どころレビュー

くじらの博物館は、主に以下のような見どころがあります。

  1. 日本で唯一?クジラショーとイルカショー
  2. ここでしか出会えない貴重なイルカがたくさん!
  3. 伝統あるクジラのまちで生態や歴史を学べる

見どころその1:日本で唯一?クジラショーとイルカショー

日本全国でも、くじらの博物館でしか体験できない特別なイベントが「クジラショー」です!

より正確には、「クジラ」がショーでパフォーマンスを行う水族館は他にもありますが、「クジラだけ」によるパフォーマンスを見ることのできるのは、全国でもここくじらの博物館だけです。

なお、イルカとクジラの違いについては以下の記事も参考にしてください^^

クジラショーは、陸に入り組んだ屋外の湾になった部分で行われます。

コビレゴンドウやハナゴンドウなど、クジラたちの力強いジャンプを間近で見ることができます。

中でも、特に大きな身体のオキゴンドウのスピンジャンプは大迫力です!

派手なパフォーマンスをきっかけに、身体の特徴をじっくりと観察したり、

鋭い歯が並ぶ口元を見ることができたりと、クジラの様々な一面を知ることができます。

ここでしか見ることのできないクジラショー、ぜひその目でお確かめください!

また、くじらの博物館では、イルカのショーパフォーマンスを楽しむこともできます。

イルカショーで主に活躍するのはカマイルカという種類のイルカです。

その名前の由来にもなっているカマのような背鰭が特徴です。

ダイナミックなクジラたちのパフォーマンスに対して、身体の軽いカマイルカはその軽快な動きや高いハイジャンプが見どころです。

さらに注目すべきは、よく見ると見慣れない模様をしているこちらのイルカ。

スジイルカという種類のイルカで、全国でもパフォーマンスを見ることができるのはくじらの博物館だけです。

いつでも見られるわけではないですが、カマイルカをさらに上回るような機動性が目を引きます。

ここでしか見られないクジラやイルカのパフォーマンスを通じて、その魅力を存分に感じてください!

見どころその2:ここでしか出会えない貴重なイルカがたくさん!

水族館の名前が特徴的であることもあって、「クジラ」のイメージの強いくじらの博物館ですが、ここでしか見られない貴重な種類をはじめとした「イルカ」がたくさんいます。

その中心となるのが、1971年に誕生した「マリナリュウム(海洋水族館)」と呼ばれるイルカ専用の水槽施設です。

ここでは、以下のような全国的にも珍しいイルカに出会うことができます。

  • スジイルカ
  • マダライルカ
  • シワハイルカ
  • カズハゴンドウ
  • バンドウイルカ(アルビノ)

まず最初は、先ほどのイルカショーでもご紹介したスジイルカ

全体的に綺麗なスジ模様をしていますが、目元から伸びるスジ模様が特に目立ちます。

また、マダライルカはその名の通りまだら模様が特徴のイルカです。

下から見上げるように眺めると、まだらの様子がよく分かります。

それぞれが珍しい上に、スジイルカとマダライルカが並んで泳ぐ姿が見られるのはとても貴重です。

全身が黒っぽく、白い斑点のような模様があるのは、「歯にシワがある」が由来と言われるシワハイルカ

歯のシワを見ることは難しいですが、その特徴的な口先(吻)はじっくり観察できます。

仲間たちと揃って泳ぐ姿を度々目にすることができます。

さらには、日本でここでしか見ることのできないカズハゴンドウ

クジラショーの紹介の際に「ゴンドウ」の仲間をたくさん紹介しましたが、また少し違った姿をしていることが分かります。

最後に、違った意味でとても珍しいのがこちらのバンドウイルカ

バンドウイルカ自体は全国の水族館で見ることができますが、このバンドウイルカは、全身が真っ白な「アルビノ」と呼ばれる特徴があります。

メラニン色素がないため、目が黒くならずに赤色になるのが特徴で、太陽光に弱いため目を瞑って泳いでいることが大半です。

こうした特徴から、屋外では飼育が難しく、自然界でも滅多に出会うことができないため、その生態を解明するために様々な調査・研究が行われています。

真っ黒なカズハゴンドウと並ぶ姿は、白と黒の神秘的な雰囲気すら感じられますね。

こうしたイルカたちは、必ずしも絶滅が危惧されるような希少種ばかりではなく、日本の近海でも頻繁に見られる種類も含まれています。

しかしながら、まだその生態が分かっていないことも多く、水族館ではその施設やノウハウなどを生かして、飼育を通じて飼育方法や繁殖方法などの理解を進めています。

「珍しいイルカが見られる」という楽しさだけでなく、くじらの博物館での体験を通じて、ぜひ自然や生き物に対する尊敬の気持ちや、環境にやさしい行動をする機会にして頂きたいです。

なお、こちらのマリナリュウムですが、イルカ・クジラのプールを囲むような形で、魚たちやパネルも展示されています。

展示された生き物を紹介するパネルなども用意されているので、お見逃しなくご覧ください!

見どころその3:伝統あるクジラのまちで生態や歴史を学べる

くじらの博物館は、施設の一部がその名の通り「博物館」となっています。

建物の中に入って最初に目に飛びこんでくるのが、天井から吊られた大きなクジラの骨格やオブジェです。

クジラたちが生きた姿を直接見ることは誰にでもできるわけではありませんが、こうした形で目にすることはその雄大さを感じるきっかけの一つとなります。

展示エリアはまさに博物館の雰囲気で、実物のクジラのヒゲなど、くじらの博物館ならではの展示がたくさんあります。

クジラの種類によって、歯(ヒゲ)の形や色がずいぶんと違うことが分かりますね。

また、各展示には分かりやすい解説パネルが置かれており、全部読んだ後にはすっかりクジラに詳しくなった気分になれます。

同じ哺乳類の仲間でも、生活環境や移動方法などによって骨格は全く異なりますが、それぞれの部位によって色を合わせることで、基本的な構造には違いが無いことなどが目でも分かるような工夫がされています。

一方で、中にはそのままズバリ展示することで、大きなインパクトを与えてくれる展示もあります。

例えばこれはクジラの心臓!

大きな身体をしたクジラですので、心臓もかなり巨大です。

また、身体が大きいがゆえに機敏な動きが難しいクジラには、その食性による影響などもあって、身体に様々な寄生虫やフジツボなどの生き物が付着しがちです。

苦手な方も多いと思うので少し控えめにご紹介しますが、、こちらの吸虫の一種は、クジラの内臓部分に寄生していたものです。

このようにクジラに寄生していた生き物もたくさん紹介されていますので、苦手でない方は、ぜひじっくり見ていってくださいね。

さらに、目で楽しむ以外の工夫についても、くじらの博物館の見どころの一つです。

例えば、イルカの様々なタイプの「鳴き声」を聴けたり、

クジラが食べる食事の量を実際に重さで体験できたりと、様々な創意工夫がされています。

こうした展示スタイルを「ハンズオン」と呼びますが、動物園や水族館の世界では、より分かりやすく・楽しく学ぶことができるように、こうした展示に日々知恵をしぼっています。

「子ども向け」と思わずに、ぜひ大人の方もハンズオン展示を楽しんでみてくださいね。

その他、くじらの博物館は、その歴史と伝統のある「クジラのまち」として、様々な歴史的資料を展示しています。

例えばこの「古式捕鯨船」の模型は、クジラの漁が盛んだった頃のもので、そのカラフルな装飾が目を引きます。

また、クジラのヒゲに書かれた美しい絵なども芸術的な観点からも感動を与えてくれます。

さらには、捕鯨の際に使われた銛(もり)なども実に様々な種類があることが分かり、捕鯨の歴史がリアルに感じられます。

資料を通じて、捕まえたクジラは肉だけでなく、ヒゲや骨など様々な部位を装飾品などとして余すことなく使おうとしていた当時の人々の知恵を知ることができます。

くじらの博物館にお越しの際には、こうした少しお勉強要素も含めてクジラのことをたっぷり学んでいってください!

くじらの博物館のここがスゴイ!おすすめ注目ポイント!

(1) 様々な種類のイルカやクジラにガラス無しで会える

先ほどまでの見どころ紹介では、「マリナリュウム」での全国的にも珍しいイルカの種類についてご紹介してきました。

くじらの博物館では、ガラス越しではない形でもイルカ・クジラたちを見ることができます。

例えば、クジラショーでも活躍していたコビレゴンドウ

ぽっこりと突き出た丸い頭が特徴的ですね。

ツヤツヤとした肌の感覚をぜひ間近でご覧ください!

また、同じくクジラショーで登場したハナゴンドウ

「花」に例えられた白い模様部分にぜひご注目ください。

さらに、くじらの博物館では、大変珍しいハナゴンドウとも出会えます。

それがこちらの「白変種」と呼ばれる真っ白いハナゴンドウです。

見どころでご紹介した真っ白いバンドウイルカは「アルビノ」と呼ばれる、メラニン色素が無い個体でしたが、こちらは少し事情が違います。

色素が無いわけではないため、目の部分は黒いのが分かりますでしょうか。

こうしたアルビノと白変種の違いは、マリナリュウムの中に解説パネルがありますのでぜひチェックしてみてくださいね。

白い身体というだけでも珍しいのに、2つのタイプが1つの水族館で見られるのは世界的にも大変貴重ですので、ぜひその目でお確かめください。

これらの事情から、くじらの博物館では一般的なバンドウイルカを見かけるとむしろ珍しくすら感じます!

改めてバンドウイルカを見ていると、その「表情の豊かさ」に気付かされます。

珍しいイルカ・クジラを通じて、全国でもよく見かけるバンドウイルカの魅力を再実感することができます。

いつも見るから、と通り過ぎずにぜひ改めてじっくり観察してみてくださいね!

(2)世界的にも珍しい腹びれのあるイルカの研究

くじらの博物館では、貴重なイルカ・クジラが身近にいるという環境を活かして、様々な研究を行っています。

中でも、特に貴重な「腹びれのあるイルカ」の研究成果について、こちらの建物で特別な展示が行われています。

その研究の対象となったのがバンドウイルカの「はるか」です。

イルカには通常「腹びれ」がありませんが、これは長い進化の過程で失われたものと考えられていました。

しかし2006年、ここ太地町の沖合いで腹びれのあるバンドウイルカが見つかりました。

こうした発見は世界的にも稀な例であるそうで、「はるか」と名付けられたメスのバンドウイルカは、飼育を通じて様々な研究が行われることとなりました。

水族館の様々な資源を使い、また、研究機関・大学などとも連携をして、様々な研究が行われ、国内外でその研究成果が発表されています。

残念ながらその後「はるか」は亡くなってしまいましたが、その姿はレプリカとして残されています。

水族館は私たちにとって楽しさを提供するだけでなく、生物に関する調査・研究などでも役割を果たすことが期待されていますが、その成果をこうして伝えることは大切なことですね。

建物の中はそれほど広くありませんが、展示パネルだけでなく、当時の様子などが記録された映像などもありますので、ぜひお立ち寄りください!

くじらの博物館のグッズとお土産

くじらの博物館のギフトショップは、入口を入ってすぐ、出入り口付近にあります。

イルカ・クジラに特化した特別な水族館であることから、他の水族館では見られないグッズがたくさんあります。

例えば、お子様に便利な文房具では、シャープペンシルやペンケースなどに、オリジナルのイラストが使われています。

メモ帳などもおしゃれなデザインで、大人でも十分に普段から使える商品です。

より日常的に使えるものとしては、こうした食器類も充実です。

マグカップやお皿は日々の食卓をさらに楽しくしてくれそうですね!

タンブラーやフェイスタオルなど、お出かけの時にも使えそうな商品も色々あります。

タオルにも使われているこちらのデザインは色々な商品に使われていますが、珍しい種類のイルカたちがデフォルメされており、可愛いだけでなく他でもまず見られないオリジナル商品ですので特にオススメです!

ぬいぐるみも色々なものがありますが、やはりクジラが中心となっているあたりがくじらの博物館ならではの特徴ですね。

置物やお香などにも使えるクジラの商品は、地元で作られたクジラの町ならではの商品です。

その他、お土産にちょうど良いお菓子や、

地元の方以外では普段はなかなか買える機会の少ないクジラの肉を使った加工品もあるので、ぜひお試しください!

くじらの博物館のレストラン・飲食店

くじらの博物館の中にはレストランや飲食店がありません。

そのため、食事をする場合には、周辺の施設を利用する必要があります。

水族館のすぐ近くには食事が楽しめる施設がありますので、長時間滞在する時などには便利です。

また、時間に余裕がある場合などには、車で10分程度の距離にある「紀伊勝浦駅」まで足を伸ばすことをオススメします。

勝浦はマグロで有名な地域であり、美味しいマグロをリーズナブルな値段で楽しむことができます。

野沢菜でご飯を包んだ郷土料理「めはり寿司」も有名で、たくさんのお店で提供されています。

食べたことが無いという方も、ぜひこの機にしてみてくださいね!

くじらの博物館の周辺のホテル・宿泊施設

くじらの博物館がある太地町にはそれほど多くの宿泊施設がありません。

ここでは、くじらの博物館から徒歩数分の位置にあり、くじらの町にある宿泊施設としてクジラを前面に押し出している「いさなの宿 白鯨」をご紹介します。

宿に入った瞬間から至る所にクジラのグッズがあり、ここ太地町がクジラの町であることを強く感じられます。

部屋のドアにまでクジラのイラストが!

こちらへ来たらぜひ楽しみたいのがクジラのフルコース。

茹でたり、刺身だったり、カルパッチョにしたりと、様々な形でクジラを味わうことができます。

よくある竜田揚げも、ちょっとお洒落に。

食べ慣れない味が苦手、という方もいらっしゃるとは思いますが、初めての方も、ぜひクジラの味にチャレンジしてみてくださいね!

ちなみにこちらの宿では、クジラに関連する商品も販売していますので、お土産も探してみてください(^ ^)

くじらの博物館の入館料とお得な割引情報

くじらの博物館の入館料金は下記の通りとなっています。

  • シニア(70歳以上):1,400円
  • 大人(高校生以上):1,500円
  • 子供(小・中学生):800円
  • 幼児(未就学):無料

幼児は保護者同伴となっておりますのでご注意ください。

(1)団体割引

基本となる割引として、15人以上の場合には人数に応じて大人料金の団体割引があります。

  • 100人以上:1,500円→1,200円(300円引き)
  • 50〜99人以上:1,500円→1,300円(200円引き)
  • 15〜49人以上:1,500円→1,400円(100円引き)

また、学校での利用の場合には以下のように半額で利用できるお得な割引があります。

  • 大人(高校生以上):1,500円→750円(750円引き)
  • 子供(小・中学生):800円→400円(400円引き)

幼稚園・保育園での利用については、一人当たり100円となります。

公式サイトでダウンロードできる予約書を使って事前予約が必要ですので、ご注意くださいね。

http://www.kujirakan.jp/use/sub01.html

ぜひ学びの場として積極的にご活用ください!

(2)障害者等割引

障害者手帳や療育手帳をお持ちの場合には割引があります。

  • 1級・2級・療育手帳をお持ちの方:ご本人だけでなく介助者1名も半額
  • 上記以外:ご本人のみ半額

(3)周辺施設とのペアチケット

くじらの博物館から車で50分くらいの距離に「串本海中公園」という水族館があります。

両方の施設に入れるペアチケットだと、通常料金よりもお得に利用できます。

それぞれチケットを購入した時との差は以下のとおりです。

  • 大人(高校生以上):3,300円→2,500円(800円引き)
  • 子供(小・中学生):1,6000円→1,200円(400円引き)

どちらも違った魅力がありますので、ぜひ違いなどを比べながら両方の施設とも楽しんで行ってください!

串本海中公園(水族館)の見どころ徹底解説!|海中展望塔・海中観光船・所要時間・お土産

2020年10月31日

くじらの博物館の営業時間と休館日

くじらの博物館の営業時間は8時30分〜17時00分です。

閉館直前にならないよう、入館チケットの購入はお早めにするようご注意くださいね。

また、年末年始を含めて年中無休で営業しています。

夏休みやゴールデンウィークなどの長期休暇期間には営業時間が異なる場合もあるかもしれませんので、訪問の際には公式サイトをチェックすることをオススメします!

くじらの博物館のアクセスと駐車場

くじらの博物館は、主要なエリアからの距離が遠く、事前にアクセスの方法をよく考えて移動することをオススメします。

以下では、乗用車と電車・バスでのアクセスをそれぞれご紹介します。

1.乗用車・タクシーの利用

和歌山県の南に位置するため、大きく分けて以下の2つの方向性があります。

  • 大阪(和歌山市内)方面
  • 名古屋方面

それぞれからの簡単なアクセスをご紹介します。

(1)大阪(・和歌山市内)方面から

和歌山県の西側からぐるっと回るルートで、基本的には一本道です。

紀勢自動車道を「すさみ南インターチェンジ」まで進み、そこからは国道42号線となります。

太地駅付近からは240号線ですぐの到着となります。

和歌山市内からは160kmほどあり、3時間弱の行程となりますので、到着時間をしっかり計画して休みを取りながら向かってくださいね!

(2)名古屋方面から

名古屋駅を起点にすると3時間半近く時間がかかるため、宿泊とセットでお出かけされる方も多いかもしれません。

伊勢自動車道をまっすぐ南へ下り、勢和多気インターチェンジで紀勢自動車道に移り、再び南を目指します。

こちらも太地駅付近で一般道に変わり、すぐの到着となります。

2.電車の利用

最寄り駅は「太地駅」となりますが、こちらも主要なエリアからはかなり時間がかかります。

なお、太地駅まで着いてしまえば循環バスで10分ほどで到着できます。

以下の二つの方向からのアクセスをご紹介します。

  • 大阪(和歌山)方面
  • 名古屋方面

(1)大阪(和歌山)方面から

大阪から向かう場合には、天王寺駅から特急を使う方法が便利です。

時間帯によっては天王寺駅から新宮行きで3時間半ほどかけて一気に太地駅へ到着することができます。

乗り換えの場合には、2時間ほどで白浜駅まで到着し、白浜駅から新宮行きで1時間40分ほどの道のりで太地駅に到着します。

和歌山方面からお越しの場合には、同じく特急の新宮行きが通りますので、太地駅まで3時間弱で辿り着くことができます。

車で移動する場合とほぼ同じ時間ですが、たくさん便数があるわけではないため、予定次第では大きく時間をロスする可能性がありますのでご注意ください。

(2)名古屋方面から

名古屋駅から「紀伊勝浦」行きの特急が出ており、新宮駅まで3時間半ほどの時間をかけて到着します。

また、新宮駅からは「串本」行きで30分ほどで太地駅に着きます。

トータルでは5時間ほどになることもありますので、運転の大変さはありますが、時間だけを考えると車で向かう方が短い時間で済みます。

まとめ

日本だけでなく世界中を探しても出会うことの難しい珍しいイルカ・クジラがたくさんいるくじらの博物館。

その珍しさを楽しむだけでなく、生態の多様性やクジラの町としての歴史などを学ぶこともできます。

ややアクセスが厳しい方は多いと思いますが、イルカやクジラのことを知る上で欠かせないくじらの博物館にお越し頂き、ぜひゆっくりお過ごしください!

スポンサーリンク







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。