沖縄に新設される新しい水族館の最新情報をご紹介します。
沖縄の水族館といえば“美ら海水族館”が有名ですよね!
しかし最近、そんな沖縄に新しい水族館ができることになりました!
それが、“DMMかりゆし水族館”です。
その名の通り、映像配信をはじめ色々な新規事業を展開するDMMが手がける水族館で、最新技術を駆使した独自の展示が期待されています!
この記事では、DMMかりゆし水族館の最新情報を随時更新していきます。
Contents
DMMかりゆし水族館の見どころ
海に囲まれた沖縄らしい生き物達の展示はもちろん、「リアルとバーチャルの融合」をテーマにしており、季節や時間、空間の制約などを感じることもなく、商業施設内でありながら広大な海の中を感じられる水族館になりそうです。
水族館としてのメインテーマは「“世界初”最新映像技術を駆使した新しいエンタテイメント水族館」で、
- 沖縄の澄み切った海
- 島々を覆う豊かな常緑の森
- 亜熱帯気候が織りなす素晴らしい自然
などの展示がすでに発表されています。
2018年11月13日に公開された内装のイメージ写真によれば、
ニフレル(大阪府)のような独立型の水槽や、

ニフレルの独立型水槽
アクアパーク品川(東京都)のようなクラゲの円柱型水槽、

アクアパーク品川の円柱型水槽
名古屋港水族館のようなせり出す半トンネル型の水槽などが予定されているようです。

名古屋港水族館のせり出す半トンネル水槽
さらに、海の生き物だけでなく、映像の技術を使って、沖縄に生息する生き物を中心とした様々な動植物との、「インタラクティブ体験」が謳われています。
こちらの動きに対してバーチャルな生き物達が反応してくれるのでしょうか??(@_@)
最新技術を用いた水族館の例としては、東京都品川の”マクセル アクアパーク品川”がありますね!
水槽がタッチパネルになっていて、情報や視覚効果が楽しめます。

アクアパーク品川のタッチパネル水槽1

アクアパーク品川のタッチパネル水槽2
新しい水族館では、楽しさだけでなく、生物多様性や環境保全などの教育的効果も目指しています。
2018年10月29日に公開されたロゴマークは、
沖縄県の県花「デイゴ」と、沖縄の澄んだ美しい海を想像させる「珊瑚」をイメージしているそうです。
かりゆし水族館が目指す「自然と人が調和する施設」に向けて、サンゴを守るための活動など、水族館でのサービス体験以外での取り組みに注目したいです。
DMMかりゆし水族館の完成時期は?
現在発表されている情報によると、2020年4月のオープンを予定しています。
東京オリンピックが2020年7月24日ですので、話題作りも含めてちょうど良いタイミングになりそうです。
日本を代表する新たなコンテンツとして、海外からの観光客もたくさん見込んでいるようです。
初年度の目標入場者数は210万人と意欲的!
これは、平成28年度実績での比較をすると、大阪海遊館の約240万人、名古屋港水族館の約200万人の中間、国内第3位の入館者数となります。
ちなみに、第1位は“美ら海水族館”の約360万人で、圧倒的な人気ですね!
新しい水族館が完成するまで、また、完成してからも、全く違った魅力があるので、ぜひ併せて訪れてください!
美ら海水族館の詳しいガイドはこちらをご覧ください。
DMMかりゆし水族館はどこにできる?アクセスや規模は?
沖縄本島の西南部、住所は「沖縄県豊見城市豊崎3番」で、那覇空港からはたったの7km!
混雑が無ければわずか15分程度で到着できる好立地になります。

同地域には、現在、海辺でマリンスポーツやバーベキューを楽しめる「豊崎海浜公園・豊崎美らSUNビーチ」があります。
これに隣接する形で、ショッピングセンターが開発される予定となっており、このショッピングセンターの一角に、新しい水族館が作られるようです。
ドバイの大型ショッピングセンターの中にも水族館があったり、ニューヨークの街中に完全バーチャルがコンセプトの水族館ができるなど、技術の進歩とともに、より身近な距離で海の生き物達と接することは、世界的に一般的な水族館になりつつあるかもしれませんね(^_^)
- ドバイ水族館
https://www.thedubaiaquarium.com/en/Default.aspx
- NATIONAL GEOGRAPHICのバーチャル水族館
https://natgeoencounter.com/
発表では、地上3階構造のうち1~2階部分を使用し、水族館の延床面積は約7,000平米(約2,100坪)とのこと。
どの程度がお客さんの歩くスペースとして使われるかは定かでないですが、“美ら海水族館”の約20,000平米には及ばないものの、東京スカイツリーの“すみだ水族館”のバックヤードを含む面積(約7,860平米)と同水準で、規模感としては参考になりそうです。
DMMかりゆし水族館のチケットはいくら?
入館チケットの情報は、現時点ではまだ発表されていません。
これまで登場した水族館を参考にすると、こんな感じになっています(2017年12月現在)。
- 美ら海水族館 :1,850円
- 大阪海遊館 :2,300円
- 名古屋港水族館 :2,000円
- アクアパーク品川:2,200円
- すみだ水族館 :2,050円
- ドバイ水族館 :100デュラハム(約3,000円)
立地や規模、コンテンツなどを踏まえると、ズバリ2,300円と予想します!
沖縄の新観光名所として、期待が高まりますo(^_^)o
DMMかりゆし水族館の経済効果
沖縄の新たな観光名所として期待されるDMMかりゆし水族館ですが、地元への経済効果はどれくらいなのでしょうか。
2018年2月27日に公開された経済学者で関西大学名誉教授の宮本勝浩氏らの試算によれば、
投資や雇用などによって経済効果は約2,875億円!
具体的な効果の内容としては下記のような内容が掲げられています。
(1)建設に伴う経済効果(初年度に発生)
- 建築費の経済効果は、約99億6,400万円。
- 雇用創出は、1,145人。
- 粗付加価値創出は、約61億5,500万円。
(2)観光による経済効果(毎年発生)
- 消費による経済効果は、約2,775億9,400万円。
- 雇用創出は、35,259人。
- 粗付加価値創出は、約1,714億8,900万円。
また、こうした大きな経済効果も大切ですが、
やはり水族館として果たすべきは、お客さんに水族館に来ることで海や生き物の大切さを感じてもらうこと。
魅力的なコンテンツで観光客をたくさん増やすと同時に、自然を大切にする人をたくさん増やすことに期待が高まります!
その他の最新情報
公式ウェブサイトやSNSの公式アカウントが立ち上がっており、
最新情報は随時、こうした公式発表があるようです。
気になる方は、こちらもぜひチェックしてくださいね!
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