登別マリンパークニクス徹底ガイド|見どころ・所要時間・お土産・レストラン




お城のような外観が圧倒的な存在感を放つ登別マリンパークニクス。

デンマークに実在する「イーエスコー城」をモチーフにしており、建物の中が「水族館」となっています。

こちらのお城は施設の中にあるため、施設への入口はこのような外観になっています。

それでは早速、登別マリンパークニクスについてご紹介します!

登別マリンパークニクスの見どころレビューと所要時間

城の形をした水族館は四階建てで館内を歩き回るだけでも20〜30分程度の時間が必要で、それぞれの場所で行われるパフォーマンスなども種類が多いため、所要時間は2時間程度です。全てのパフォーマンスを見ようとすると、所要時間は3時間ほどかかることもあるので事前に行程をよくご検討ください!

登別マリンパークニクスは、主に以下のような見どころがあります。

  • 見どころその1:日本で唯一無二!城型水族館の中は美術館のような空間
  • 見どころその2:様々な場所で行われるイルカやアシカ、ペンギンのパフォーマンス
  • 見どころその3:屋外には銭形水槽のゼニガアアザラシや3種類のペンギンたち

見どころその1:日本で唯一無二!城型水族館の中は美術館のような空間

登別マリンパークニクスの特徴と言えば、何と言ってもこちらの城の形をした外観です。

これはデンマークのオーデンセ市にある水上城郭「イーエスコー城」を再現したもので、建設の際には北欧と北海道の国際的な文化交流も目的とされました。

「ニクス城」という愛称がつけられた美しい城型の建物の中に入ると、すぐに見上げるような縦長の水槽が姿を現します。

全四階建てのニクス城の中は、基本的に順路に沿ってぐるぐると城内を歩き回ることになりますが、エレベーターも備え付けられています。

順路の始まりは2階に位置し、まずはエスカレーターに乗って4階まで上がります。

エスカレーターの途中では、水槽を見下ろすことができます。

こちらはトンネル水槽となっており、順路の後半で現れますよ。

順路が始まると、そこには水族館や博物館というよりも、美術館に近いアーティスティックな空間が広がっています。

こうしたオブジェや絵画、家具などが随所に現れ、仄暗い照明や音楽と相まって、他にない独特な雰囲気を醸し出しています。

飼育・展示される生き物たちもどことなく美術的な美しさを感じる気がします。

登別は太平洋に面した沿岸部で一年中冷たい海の生き物が見られる一方、夏から秋には日本海側からの対馬暖流の影響で水温が上がるため暖かい海の生き物も見られるそうです。

水槽内が明るいため動く魚の写真を撮りやすいのも特徴の一つです。

タッチプールも星形で、こんなところにも工夫が観られます。

さらに、その頭上には、生き物を触るときの注意を表現した独自性の光るオブジェまであります・・!

このようなデザイン・アイディアの魅力は常設展示だけでなく、特別展などでも遺憾なく発揮されており、つい読んでみたい・覗いてみたい、となるような目を引く装飾がされています。

なお、ニクス城の順路の最後には「クラゲの癒し空間」があります。

ここへ辿り着く頃には歩き疲れもあるかもしれませんが、暗い空間でゆったりとクラゲを眺めることができます。

クラゲだけでなく、サンゴやイソギンチャクなどの水槽もあるので、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。

見どころその2:様々な場所で行われるイルカやアシカ、ペンギンのパフォーマンス

登別マリンパークニクスでは、様々な生き物たちの生態や特徴を、パフォーマンスを通じながらたっぷり解説してくれます。

こちらはイルカのパフォーマンスが観られるイルカプール。

バンドウイルカとカマイルカの二種類のイルカがおり、日や回によってどちらが登場するかは異なります。

こちらはカマイルカよりも少し身体の大きなバンドウイルカ

鋭い歯がチラリと観られたり、ヒレの形や動きなどを分かりやすく紹介してくれます。

プール水槽から上がって全身が観えると、その大きさや質感などがより感じやすいですね。

もちろん力強いジャンプをする姿なども観ることができます。

また、ぱっと見は似てますが、こちらはアシカ

オットセイのプール水槽です。

直立のような姿勢になると、人間と比べたときのサイズなどが実感しやすいです。

アクリルガラスの「ヘリ」の部分に器用に乗っかり、客席近くまで来てくれると、全身の姿がよく分かりますね。

会場ではどの席からも水中での表情などが分かるような演出がされていますので、ぜひ細部までお楽しみください。

さらに、ペンギン達については屋外の広場を歩く姿が観られる「ペンギンパレード」があります。

季節によっては雪道だったり、夏限定のケープペンギンなど観られるペンギンの種類が違ったりもします。

長く歩いている姿は、通常の展示とはまた違ったペンギンの魅力を感じることができますので、ぜひご覧頂きたい内容です。

なお、とても人気のパフォーマンスなため、開始直前だと人が多すぎて近くで観られない可能性もあるためご注意ください!

見どころその3:屋外には銭形水槽のゼニガアアザラシや3種類のペンギンたち

複数の建物で構成される登別マリンパークニクスですが、屋外部分でも観られる生き物たちがいます。

例えば、屋外に設置されたこちらのアザラシのリングプール水槽

身体の模様が昔のお金である「銭」に似ていることから「ゼニガタアザラシ」いう名前がついており、水槽の形まで「銭」の形になっています!

外側のアクリルガラスはやや曇り気味ですが、水の入った水槽部分は表情までキレイに観られます。

銭形のリングプール水槽はアザラシが下の方から入ることのできる形状になっているので、、

そのまま上に泳いで行って、ニクス城を背景にしながら水槽をぐるぐると泳ぐ姿を眺めることができます。

時間帯によっては食事をもらっている姿などを観ることもできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

また、反対側にはペンギンが飼育・展示されている「ペンギン館」があります。

「館」といっても、ニクス城の外側にちょこっと飛び出したような場所です。

ここでは、ジェンツーペンギン、ケープペンギン、そしてキングペンギン(オウサマペンギン)の3種類のペンギンが観られます。

二つに分かれた通路の下段では、ペンギンたちが水中を泳ぐ姿を観ることができます。

上段からは、陸地での様子が観られます。

3種類が同じ場所にいるため、大きさの違いや行動の違いなどを比較しながらお楽しみください!

なお、屋外には「ニクスランド」という名の遊園地エリアもありますよ。

登別マリンパークニクスのここがスゴイ!おすすめ注目ポイント!

(1)きらめく星々のような銀河のマイワシパフォーマンス

様々なパフォーマンスが観られる登別マリンパークニクスですが、「銀河水槽」と名付けられたこの建物では、マイワシたちのパフォーマンスが観られます。

中に入ると、たくさんのマイワシたちが群れとなって泳ぐ楕円形の水槽を、半分ぐるっと囲うように客席が設けられています。

この状態でもマイワシたちのきらめく姿が美しいですが、パフォーマンスの時間になるとガラッと雰囲気が変わります。

光と音の演出とともに、マイワシたちが勢いよく泳ぎ始めます。

光の色が変わると、また違った雰囲気となり、マイワシたちが群れの形を変えるときのスピードや規模感をより印象的に感じることができます。

しかし、マイワシたちは人間の指示に合わせて動きを変えられるのでしょうか?

その秘密は、このようなエサが飛び出す装置にあります。

このような装置を水槽内の様々な場所に投下することで、ダイナミックなマイワシたちの動きを実現しています。

パフォーマンスが終わると、さらに水槽に近づいて近くで観察することもできますので、銀河の星々のようなマイワシの美しさをご覧ください。

(2)カメやヘビ、トカゲなど充実の陸族たち

大型の海洋生物や魚たちが充実している登別マリンパークニクスですが、陸の生き物たちも負けていません。

「陸族館」では、爬虫類や両生類を中心とした陸の生き物たちが飼育・展示されています。

カメの仲間が比較的多いですが、カミツキガメやマタマタなど、見た目の迫力もあるカメたちが存在感を放っています。

また、ヘビの仲間も多く、中には巨大なオオアナコンダも。

さらに、コガネオオトカゲやイワヤマプレートトカゲなど、あまり水族館では観ないような爬虫類たちも充実しています。

単なる装飾だと思ったら覗けるようになっている仕掛けもたくさんあるので、ぜひ見逃さないようチェックしてくださいね。

なお、陸族館のさらに奥には「カメハウス」があります。

インドホシガメなどリクガメの仲間が飼育・展示されています。

カメハウスと言いながら、トッケイヤモリなどカメ以外の生き物が飼育・展示されていることもありますので、カメ好きの方も、そうでない方も、ぜひ覗いてみてください!

登別マリンパークニクスのグッズとお土産

登別マリンパークニクスには、二か所のギフトショップがあります。

(1)屋外エリアのギフトショップ「リトルビッキー」

屋外エリアに入口のあるこちらのお店はメインのギフトショップとなっており、数多くの商品が充実しています。

大小様々なぬいぐるみが並んでいます。

また、生き物のイラストが描かれたマグカップやコースター、お皿などの「アニマルカトラリー」もたくさんです。

ボールペンやメモ帳、のりなど、学校や職場でも使える文房具もまとまっています。

お菓子コーナーでは、水族館というよりは北海道らしいお土産も手に入ります。

タオルやマグネットなどは、登別マリンパークニクスのオリジナルをぜひチェックしてください!

中には、ペンギンの羽が入ったキーホルダーなど、ちょっと変わったオリジナル商品もありますよ。

日本人向けだけでなく、中国での靴下のサイズ表記があるなど、インバウンドのお客さんの多い水族館らしさも感じられます。

(2)ニクス城内のギフトショップ「アトランティス」

もう一つのギフトショップは、ニクス城の中にあります。

1階部分にあるアクアトンネル(トンネル水槽)を抜けたところに、商品が並んでいます。

こちらでは、ぬいぐるみと並んでちょっとリアルな造形のフィギュアなども。

生き物たちが描かれたTシャツなども種類が様々で、メインのショップともラインナップが異なりますので、こちらのショップもぜひお立ち寄りください。

登別マリンパークニクスのレストラン・飲食店

登別マリンパークニクスの中にはレストランや軽食の売店があります。

レストラン「リーベ」では、シェフが手作りで料理を提供してくれます。

メニューは少し変わったものもあり、タラカレーなど北海道らしい料理を食べたくなります。

屋外エリアではソフトクリームやホットドッグなど軽食を楽しめる売店もありますので、気分や時間帯に合わせて選ぶことができます。

なお、マップ上だと登別マリンパークニクスにはレストランがたくさんあるようにも見えるのですが、「団体専用」のレストランも多く、個人のお客さんは利用できませんのでご注意ください!

登別マリンパークニクスの入館料とお得な割引情報

登別マリンパークニクスの入館料金は下記の通りとなっています。

  • 大人(中学生以上):2,800
  • 子供(4歳〜小学生):1,400
  • 幼児(3歳以下):無料

(1)障害者等割引

障害者手帳や療育手帳などをお持ちの場合には以下の通り半額の割引があります。

  • 大人(中学生以上):1,400
  • 子供(4歳〜小学生):700
  • 幼児(3歳以下):無料

なお、介護者の方も1名まで1,400円の割引料金で利用することができます。

(2)団体割引

10名以上の団体利用の場合、以下のように割引があります。

  • 大人(中学生以上):2,800→2,500円(300円)
  • 子供(4歳〜小学生):1,400→1,250円(150円)
  • 幼児(3歳以下):無料

事前の予約や貸切プラン、団体専用レストランなどもあるので事前に公式サイトをご確認ください。

登別マリンパークニクスの営業時間と休館日

登別マリンパークニクスの営業時間は900分〜1700です。

チケットの販売は16時00分までですので、入館チケットの購入はお早めにするようご注意くださいね。

また、年末年始を含めて年中無休で営業していますが、設備等の保守のため休業期間があります。

夏休みやゴールデンウィークなどの長期休暇期間には営業時間が異なる場合もあるかもしれませんので、訪問の際には公式サイトをチェックすることをオススメします!

まとめ

数多くのパフォーマンスや展示を通じて、楽しみながら生き物の生態を学べる登別マリンパークニクス。

存在感のあるお城の中では、美術的な感性を刺激する独特な雰囲気が楽しめます。

爬虫類や両生類など多種多様な生き物の魅力をぜひたっぷり感じてください!

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