美ら海水族館徹底ガイド|レビュー・見どころ・割引情報・レストラン・お土産




沖縄本島の北部にあり、那覇空港から車で2時間弱と比較的遠い立地にありますが、今や沖縄観光には欠かせない一大観光スポットとなっています。

また、美ら海水族館は那覇空港や那覇市内からかなり距離があり、観光には綿密な計画が欠かせません。

美ら海水族館周辺のスポットも含め、1日すべて使うくらいの計画を立てることをおすすめします。

今回は、観光地としても大人気な沖縄にあり、国内の水族館の中でも圧倒的な約370万人(2018年度実績)の来館者数を誇る美ら海水族館をご紹介します。

水族館の利用者数ランキング2018|日本で一番お客さんの多い水族館はどこ?

2018年8月12日

美ら海水族館の見どころレビューと所要時間

美ら海水族館には、広々とした館内だけでなく屋外にもたくさんの施設があります。

そのため、よほど急がない限り所要時間は2時間以上と見込んでおくことをオススメします。

ゆっくり展示を楽しむ場合には、3時間以上はかかります。

美ら海水族館の見どころを3つにまとめてご紹介します。

  • 見どころ1:国内最大の超巨大水槽で気分は海の中
  • 見どころ2:これぞ沖縄!美しいカラフルな魚たち
  • 見どころ3:屋外にもマナティーやイルカなどの海獣がいっぱい!

見どころ1:国内最大の超巨大水槽で気分は海の中

言うまでも無く一番の魅力は、大きなジンベエザメをはじめとしたたくさんの生き物達が悠々と泳ぐ「黒潮の海」エリア。

7500トンもの水量を誇る超巨大な水槽を支えるアクリルパネルは日本で最も大きく、水槽の前に立つお客さんが小さく見えるほど迫力満点です。

大きさだけなら海外の水族館にもっと大きなアクリルパネルがありますが、美ら海水族館の凄さは生き物の多さ

大小様々な生き物達が縦横無尽にゆったりと泳ぎ回る様子は、まるで海の中で生き物達と戯れている気分を存分に楽しめます。

さらに、ここでのポイントは、これだけ巨大な水槽にたくさんの生き物が泳いでいるにも関わらず、クリアな水中世界を保てていること。

それを実現している背景には、巨大な濾過装置の存在があります。

見た目には分かりませんが、水量で計算すると、なんと1日に軽く10回を超えるだけの水を入れ替えています。

透明感のあるシュノーケリングやダイビングでは滅多に出会えないような生き物を思う存分ゆっくりと眺めることができるのは、水族館ならではの魅力ですね。

また、絶対見逃せないのが、決まった時間に行われるジンベエザメの食事パフォーマンス!

ジンベエザメの巨体が縦になれる水槽の大きさにも改めて驚きますが、身体の周りをエサや空気の泡が包み込む様子は、神々しさすら感じる美しさです。

さらに通な方は、ジンベエザメだけでなく、大きなナンヨウマンタにも注目です。

まるで翼のようにヒレを広げて泳ぐ様子は圧巻で、超巨大水槽の隠れたスターと言えるでしょう。

また、この大水槽は、バックヤードツアーとして、上から覗くこともできちゃいます!

ツアーと言いながらも、いつでも入れるのでお見逃しなく!

なお、超巨大水槽の手前にある「サメ博士の部屋」では、広いスペースが全てサメに関する情報でいっぱい!サメ専用の水槽や標本など、サメの生態をじっくり学ぶことができます。

様々な種類のサメの歯を実際に触ることができるコーナーで、鋭いサメの歯を体験してみてはいかがですか?!

ジンベエザメの大きな歯の模型も飾られていて、記念撮影にもピッタリですよ!

色々な種類のサメ肌も体験できるので、ぜひ覗いてみてください。

見どころ2:これぞ沖縄!美しいカラフルな魚たち

沖縄の海といえば青く透き通った美しさが特徴ですよね。

沖縄に降り注ぐ太陽の光が水槽を照らして幻想的な場面も見どころです。

そんな中で泳ぐ魚達は、自分の存在をアピールするため、実にカラフルな姿をしているものも多く存在しています。

水槽全体を眺めたときの美しさはもちろんですが、一匹ずつの模様の違いに注目してみたことはありますか?!

例えばこのオレンジ色の縞模様が特徴的なのはハナグロチョウチョウウオ

意外にも、鼻(口先)の部分が黒くなっていることが名前の由来になってるんですね!確かに顔の模様もとても個性的です。

お次はアミチョウチョウウオ。これは確かに網目模様が特徴的で分かりやすいですね。

なんて思いきや、別の種類でアミメチョウチョウウオというのもいるので何とも難しい。。

ここまで詳しく調べなくても、同じチョウチョウウオという種類の仲間でも、全く違う模様をして、様々な名前がついていることを知ると楽しくなってきますね。

展示パネルにはそれぞれの名前や写真が掲載されているので、気になる種類を水槽の中から探すのも楽しみ方の一つです。

お気に入りが見つかると、他の水族館へ行ったときにその種類に出会えたときに嬉しくなったり、ちょっと通になった気分が味わえたりするのでオススメですよ!

その他にも、沖縄らしい展示として、マングローブを再現した水槽なども見ることができます。

せっかく沖縄に来たからには、マングローブの生き物達にもぜひご注目ください(^_^)

見どころ3:屋外にもマナティーやイルカなどの海獣がいっぱい!

とっても広くてたくさんの生き物が展示されている美ら海水族館。

館内の展示を楽しむだけでも時間たっぷり遊べますが、美ら海水族館はメイン施設以外の屋外施設にも見どころいっぱいです!

この屋外施設の数々は、水族館ではなく公園の中の施設という位置付けであるため、水族館に入らないのであれば、なんと無料で観ることができてしまいます。

屋外の施設には「海獣」と呼ばれる海で生活する哺乳類が数多く展示されています。

代表格がこのアメリカマナティー

昔はこの姿が人魚に見間違えられていましたと言われています。

じっくりと写真を眺めているとちょっと信じられませんが、水中を優雅に泳ぐ姿を見ていると、少しその気持ちが分かるような気がします。

また、美ら海水族館には様々なイルカが飼育・展示されており、伝統ある「オキちゃん劇場」ではイルカのパフォーマンスも楽しむことができます。

大きなオキゴンドウがジャンプする迫力からは、力強い生命力を感じられます。

大人気なため、休日などには立ち見も難しいほど混雑することもあります。

美ら海水族館は大きな水槽があって派手なショーが行われる印象があるかもしれませんが、ショーでのパフォーマンスはゆったりと楽しむことができます。

背景の海の美しさとのコントラストは、沖縄でしか体験できない経験となっています。

特に、日本ではここでしか見ることのできないミナミバンドウイルカの活躍はお見逃しなく!

なお、ここで飼育されている”フジ”というメスのバンドウイルカは、かつて病気で尾びれを失ったという悲しい過去がありました。

しかし、美ら海水族館と民間企業が協力して、義手ならぬ義尾びれを開発。

しっかりと泳げるまでに回復した、という物語があります。

このときの開発の歴史なども展示されているので、水族館の大切な役割を知る機会として、ぜひご覧頂きたいです。

その他にも、美ら海水族館でしか観ることのできないユメゴンドウもぜひ探してみてくださいね!

【美ら海水族館で観られる種類】

  1. バンドウイルカ
  2. ミナミバンドウイルカ 
  3. マダライルカ
  4. シワハイルカ
  5. ユメゴンドウ
  6. オキゴンドウ 

イルカのいる日本の水族館まとめ|見られるイルカの種類も解説!

2019年12月29日

美ら海水族館のレストラン・カフェ情報

美ら海水族館には売店やレストラン、カフェがたくさんありますが、「お食事マップ」を見れば、広い敷地内のどこにどんなお店があるか一目瞭然です。

以下では、それぞれご紹介していきます。

美ら海水族館のレストランとカフェ

ここでは3つのレストラン・カフェをご紹介します。

  • オーシャンビューレストラン:イノー
  • オーシャンブルー
  • オキちゃんパーラー

オーシャンビューレストラン:イノーで絶景ブッフェ

まずご紹介するのが、美ら海水族館入り口にある「オーシャンビューレストラン:イノー」です。

ここでは、その名の通り、美ら海水族館の前に広がるを美しい海を見ながら食事を楽しむことができるのが最大の特徴です!

ランチビュッフェは「バイキングスタイル」での営業となっており、豪華な料理も楽しむことができます。

沖縄ならではの沖縄そばが自分で作れちゃうコーナーもあるので、普段のバイキングとちょっと違った楽しみ方ができますよ。

美しい海をみながら、美味しい食事をゆっくりお楽しみ下さい!

大水槽を見ながらゆっくり!オーシャンブルー

次にご紹介するのは、大水槽横で営業しているカフェ「オーシャンブルー」です。

こちらのカフェは基本的には自由席なのですが、大水槽に面する座席は30分交代の予約席となっています。

指定席で時間制限があるため、ある程度待てば着席することも可能です。

大水槽の真横でドリンクや軽食を楽しみながら、優雅にジンベイザメなどを楽しむことができるので、デートなら外せないスポットですよ!

 オキちゃんパーラーで休憩とお買い物

イルカショーが行われる場所の近くにあるのが「オキちゃんパーラー」です。

こちらではソフトクリームなどの軽食とグッズショップが営業しています。

美ら海水族館を出てすぐのグッズショップは大混雑していますが、こちらは比較的ゆったりとみることができます。

美ら海水族館限定の「がま口」も売られています!

美ら海水族館のお土産・グッズ情報(国際通りのアンテナショップの情報も!)

①美ら海水族館でオススメのお土産

美ら海水族館をたっぷり楽しんだ後は、思い出を残すお土産の時間です!

大人気なのが、こちらの可愛いジンベエザメの形をした「ちんすこう」! 

可愛い見た目だけでなく、沖縄らしさ溢れる紅芋味もあり、サクサクの食感の上に、粉っぽさも控えめなので崩れにくく、とっても美味しいちんすこうです。

小包装で、たくさん入った大サイズは、職場など大人数へのお土産として最高です!

また、次におすすめなのがこの「おもろ」。

聞きなれないお菓子ですが、パイ生地とクッキーを合わせたような、しっとりとした食感を楽しめます。

小包装の一つ一つにもジンベエザメの写真が大きく使われているため、お土産などで配った時に美ら海水族館の雰囲気まで共有することができちゃいます!

さらに、可愛いらしいパッケージに惹かれるラング・ド・シャ焼きショコラ、沖縄名物の紅芋タルトなど、様々なお菓子があるのでぜひ色々と比べてみて下さい!

お菓子の他にも、美ら海水族館オリジナルのコンパクトミラーやふきんなど、日常的に使える可愛いグッズがたくさんあります。

海の生き物をテーマにしたTシャツは、子供用だけでなく大人用までたくさんの種類があるので、旅行の記念に家族やカップルで一人一枚選んでみてはいかがでしょうか!

エイを裏側から見た時の様子をイラストにしたり、ジンベエザメにシーサーが乗ったイラストなど、美ら海水族館らしさが溢れたトートバッグは、ゲットしてすぐに使いたくなる可愛さです!

お土産選びに悩んだときは、売り場にその時の人気商品がジャンル別にランキング形式で紹介されていますので、参考にしてみましょう!

②美ら海水族館のアンテナショップで買えるお土産

スケジュールの都合で美ら海水族館までは行けない、お土産を買い逃した、といった方には、那覇市内の国際通りにあるアンテナショップ、その名も”うみちゅらら”がおすすめです!

お店の入口には、お菓子やタオル、おもちゃなど取扱っている商品がずらりと並んでいます。

二階の店内に入ると、まずは美ら海水族館を代表するジンベエザメを中心とした様々なぬいぐるみ達が並んでいます。

ちょっと面白いのがこちらの茶こし。

海の生き物たちをモチーフにしており、茶葉を入れてコップに浸すことでお茶を淹れることができちゃいます。

ちょっとパンチが効いたこの茶こし、ぜひ試してみてはいかがですか?(^ ^)

また、なんと本体の美ら海水族館にも売っていない、うみちゅららでしか買うことのできないのがこちらのオリジナルのタンブラー!

沖縄らしさ溢れる素敵なタンブラーですので、ぜひゲットしちゃいましょう!

なお、このアンテナショップの一角には、小さな水槽もあるので、ちょっとだけ海の世界を覗くこともできちゃいますよ。

美ら海水族館の入館料金と割引情報

美ら海水族館の入館料金と割引情報をご紹介します。

美ら海水族館の入館料金

美ら海水族館は3つの区分で入館料が設定されています。

  • 大人:1,880円
  • 中人(高校生):1,250円
  • 小・中学生:620円
  • 6歳未満:無料

全国的にみてもお得な料金設定になっています。

また、美ら海水族館は「4時からチケット」を販売しています。

その名の通り、16時から入館できるチケットで割安な値段設定になっています。

  • 大人:1,310円(570円引き)
  • 中人(高校生):870円(380円引き)
  • 小・中学生:430円(190円引き)

夏季営業期間中であれば、20時まで楽しめるためかなりお得に楽しむことができます。

美ら海水族館の割引情報

美ら海水族館の割引情報をご紹介します。

美ら海水族館の割引チケットは2つの方法で入手することができます。

  1. コンビニ割引チケット
  2. 道の駅割引チケット

それぞれの割引金額をまとめます。

1:コンビニ割引チケット

沖縄県限定ですが、ローソン・ファミリーマートを使うと割引価格でチケットを購入することができます。

割引価格は共通で10%オフとなっています。

沖縄県内限定ではありますが、入館前にコンビニでチケットを入手しておくと割引料金で入館が可能になります。

美ら海水族館周辺のローソン・ファミリーマートでは大きな看板で「美ら海水族館割引チケット販売中」と掲げています。

美ら海水族館までの道中にいくつかのローソン・ファミリーマートがあるため、次の道の駅で購入を忘れた場合はローソン・ファミリーマートへ立ち寄りましょう。

2:道の駅割引チケット

沖縄県にある道の駅「許田」で美ら海水族館の入館チケットを購入すると割引を受けることができます。

那覇市内から美ら海水族館へ向かう場合、必ず横を通る場所です。

ただし、バスツアーを利用する場合は購入できないため、前述のコンビニチケットを利用しましょう。

大人の利用であれば、道の駅で割引チケットを入手してから水族館へ向かうことをおすすめします。

なお、ここで購入した美ら海水族館のチケットは半年有効です。

また、道の駅「許田」では、美ら海水族館以外の施設入場券も販売しています。

美ら海水族館の営業時間と休園日

美ら海水族館は年に1度、休園日が設定されています。

12月の第一水曜日とその翌日が海洋博公園を含めて、全園で閉園となります。

ご注意ください。

営業時間については、開館時間が年間共通で8時30分となっています。

閉館時間は以下の通りです。

  • 通常期(10月〜2月):18時30分
  • 夏季(3月〜9月):20時

夏は陽が長い沖縄らしい対応ですね。

夏の季節に訪れる場合は、夜の美ら海水族館を楽しんでみても良いかもしれません。

美ら海水族館へのアクセスと駐車場情報

美ら海水族館へのアクセスと駐車場の利用方法をご紹介します。

美ら海水族館へのアクセス

美ら海水族館へは車またはバスでアクセスすることになります。

観光で訪れる場合はレンタカーが便利となります。

バスで行く場合は那覇空港から高速バスが運行しています。

高速バスを利用する場合は那覇空港から約3時間で到着します。

那覇空港〜美ら海水族館の高速バスは運行会社によって料金が異なりますが直行の高速バスは2,000円で運行されています。

利用する前に料金と時刻表を確認の上、利用するようにしましょう。

レンタカーを利用する場合

那覇市内からレンタカーを使用する場合は沖縄高速自動車道を利用しましょう。

那覇市内から高速へ入り、終点の許田I.C.まで進みます。

レンタカーの場合はETCの機械が備え付けられているため、ETCを利用すると便利です。

那覇市内から許田I.C.まで約90分かかります。

許田I.C.から美ら海水族館までは通常の道路を走行することになります。

季節によってはレンタカーばかりで渋滞が起きやすくなります。

許田I.C.から美ら海水族館までは40分〜60分を見ておきましょう。

つまり、那覇市内から美ら海水族館を観光する場合、往復の移動時間だけで4時間〜5時間を見積もっておく必要があります。

一日で往復するには少し遠いため、食事や宿泊のことも計算しながら、美ら海水族館を思う存分楽しみましょう!

美ら海水族館の駐車場情報

美ら海水族館には駐車場が完備されています。

美ら海水族館がある海洋博公園の駐車場を利用することになります。

しかも。

海洋博公園の駐車料金は無料となっています。

駐車料金を気にすることなく、思う存分、美ら海水族館を楽しむことができます。

美ら海水族館を利用する場合、一番奥の駐車場を利用することになります。

駐車場は立体となっているため、立体駐車場内の走行は注意しましょう。

感想・まとめ

日本一の大きさを誇る巨大な大水槽では、大きなジンベエザメはもちろん、実にたくさんの種類の生き物が悠々と泳いでいます。

さらに、無料で楽しめる屋外施設では、マナティー展示やイルカショーなども充実しています。

館内はとても広く、水槽も綺麗なので、大水槽以外にも印象に残る展示がいっぱいです。

来館者数も日本一の美ら海水族館ですので、たっぷり時間をかけて思いっきりお楽しみください!

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