AOAO SAPPORO(アオアオサッポロ)徹底ガイド|見どころ・所要時間・お土産




2023年7月20日にオープンした「AOAO SAPPORO」は、札幌の中心部に位置する商業施設「moyuk SAPPORO」の中にあるマチナカ水族館です。

地元の方だけでなく観光客も多い立地に合わせて、施設内のデザインや情報の伝え方にも様々な工夫がされています。

それでは早速、アオアオサッポロについてご紹介します!

なお、本サイトでは、施設名の表記を片仮名で「アオアオサッポロ」にしています。

アオアオサッポロの見どころレビューと所要時間

館内はゆったりとした設計のため、それほどたくさんの水槽があるわけでなく、所要時間は1時間程度です。一部のエリアではたくさんの解説パネルがあり、それらをじっくり楽しむためには所要時間は1時間半ほど想定しておくことをオススメします!

アオアオサッポロは、主に以下のような見どころがあります。

  • 見どころその1:イワトビペンギンのジャンプに世界最小のフェアリーペンギン
  • 見どころその2:スタイリッシュな新たなマチナカ水族館
  • 見どころその3:生き物の魅力が深まる技や生態の展示

見どころその1:イワトビペンギンのジャンプに世界最小のフェアリーペンギン

アオアオサッポロを象徴する展示として、イワトビペンギンのプール水槽があります。

淡い色合いで統一されたエリアで飼育・展示されているのが、キタイワトビペンギンという種類のペンギンです。

目の上にある「冠羽」と呼ばれる部分が特徴的で、個体によっても髪型のように若干の個性が見られます。

「ショー」のようなパフォーマンスは行っていませんが、目線の高さには目の前を遮るガラスもありませんので、餌を与えている姿などを間近で観ることができます。

生息地でのイワトビペンギンは、その名の通り岩と岩などを飛び移る習性がありますが、水族館では必ずしも頻繁に見られる行動ではありません。

そこでアオアオサッポロでは、六角形のブロックを組み合わせて形状を変化できる足場を用意したことで、イワトビペンギン達がその習性を発現しやすくなっています。

見た目の可愛らしさもありつつ、その高さ・距離でもジャンプできるんだ、と感心するような身体能力を知ることができるのが魅力です。

プール水槽は様々な角度から見ることができ、水中の様子も観察できます。

水面や水中だとまた少し違った印象もあり、ぜひどちらもよく観て頂きたいです。

陸地にいるときよりもさらに近くで観られるので、冠羽や嘴、足元など色々な部位にご注目ください。

仕事帰りなどで利用する際には、ゆったりと椅子に座りながら眺めるのも良いですね。

また、アオアオサッポロにはもう一種類のペンギンが飼育・展示されています。

こちらはフェアリーペンギン(コガタペンギン)という種類で、ペンギンの仲間では最も小さな身体のペンギンです。

水面を泳ぐ姿なども観られますが、意外と眼光鋭い目元などをぜひチェックしてみてくださいね。

見どころその2:スタイリッシュな新たなマチナカ水族館

北海道を代表する都市である札幌のマチナカに新たに誕生した水族館として、アオアオサッポロは大人向けのスタイリッシュな雰囲気な水族館となっています。

館内に入って最初に現れるのは、水槽ではなく何と機械の装置です。

アオアオサッポロでは、魚類用とペンギン用の2基のプラントで作られた人工海水を使用していますが、「水の循環のラボ」と名付けられたこのエリアでは、その人工海水を製造する装置が見られるようになっています。

実際に海水が出てくる様子などを観られるわけではないのですが、アオアオサッポロの世界観が伝わってくるエントランスとなっています。

展示が始まる前には、具体的なメッセージとしてアオアオサッポロの考え方なども紹介されていますので、ぜひ読んでみてくださいね。

展示エリアはどこもコンクリートの打ち放しを軸にデザインされたモダンな雰囲気で、「ラボ」のような場所が多くあります。

スジアオノリのようなちょっと変わった生物の飼育・展示も場の雰囲気にマッチしています。

こうした展示スタイルはクラゲのエリアでも見られ、まるで実験室のような飼育の様子がずっと見ていて飽きない内容となっています。

クラゲ水槽は暗い空間の中で明るく浮かび上がるミズクラゲがとても美しく感じられます。

立食用のテーブルもあり、飲み物を持ちながらちょっと立ち話をしたり、一人でゆったりとした時間を過ごすにも最適な空間です。

夜にぴったりな暗い空間も良いですが、20種類以上もの熱帯地方の植物に取り囲まれる「グリーンルーム」も見どころです。

ペンギンエリアの変化する足場を想起させる六角形の「鉢」が、アオアオサッポロ独自の空間となっています。

なお、グリーンルームでは、見どころ1でご紹介したフェアリーペンギンの展示を観ることができます。

見どころその3:生き物の魅力が深まる技や生態の展示

デザイン性に目が引かれることの多いアオアオサッポロですが、生き物の魅力を伝える工夫にも見どころがあります。

たくさんの生き物が見られるエリアは「観察と発見の部屋」と名付けられており、二か所に分かれています。

「観察と発見の部屋1」は、規模的にメインのエリアとなっており、数多くの展示が観られます。

遠方からもインパクトがあるのはこの比較的大きな水槽。

細長い身体を縦にして泳ぐ変わったヘコアユという種類の魚が大量に飼育・展示されています。

このエリアでは、このようなちょっと変わった特徴を持つ魚に着目して、その生態を学べる解説が用意されています。

例えば「ぺったんこ」の特徴を持ったリーフフィッシュという魚。

その名の通り葉っぱのような姿を間近に観ると、自然が脈々と創り出してきたその造形の素晴らしさに感動します。

「にょろ」ではモヨウモンガラドオシワヌケモンガラドオシ

ヘビも含めてにょろにょろした姿の生き物が数多く観られます。

また、もう一つの特徴が、その解説パネルの横にはそれぞれこのように本が置かれています。

例えばこちらは「斧」をテーマにした書籍ですが、ここに展示されているのは「手斧」を意味する「ハチェット」の名を冠したハチェットフィッシュの仲間です。

単にそこにいる魚の解説書があるのではなく、連想・抽象化された概念に沿った書籍が置かれているというのは斬新な発想で、アオアオサッポロの「らしさ」を感じる空間となっています。

尤も、水槽を眺める横で本を一冊じっくり読み切るということは無いと思いますが、エリアの一角には本棚もあります。

こうした本棚はここだけでなく、水族館では珍しいコワーキングスペースにも設置されており、様々な場面で新たな「知」に出会うきっかけがあるのも、水族館としての新たな可能性を感じる試みです。

また、「観察と発見の部屋2」については博物館のような雰囲気になっています。

そのシンボルが、札幌で化石が見つかった世界最古の大型カイギュウとも言われるサッポロカイギュウの大きな骨格展示です。

「生きた化石」として有名なカブトガニなどをはじめ、古い時代の姿を残す生き物が多く展示されていますので、こちらもぜひじっくりお楽しみください。

アオアオサッポロのここがスゴイ!おすすめ注目ポイント!

(1)映像技術で体験できるブルールームの世界

札幌の商業施設内にある水族館として様々な展示を行うアオアオサッポロですが、その面積的な制約などから飼育・展示できる生き物や表現に限界もあります。

そこで活躍するのが、大パノラマのスクリーンに映し出される映像技術です。

人が立つとちょっと現実に戻される感もありますが、視野いっぱいまで海が広がると一瞬映像であることを忘れるほど非常に迫力があります。

映像は一定時間ごとに映し出される内容が変わります。

水面の波打つ様子から、海に潜ると今度は海底で魚たちが泳ぐ姿なども観られます。

そんな様々な映像の中でメインとも言えるのが、大きなシャチの姿です。

スクリーンで間近に観るとどうしても映像っぽさがありますが、逆に写真や動画で観るとかなりリアルに感じられることもあります。

本物のシャチの展示は難しいアオアオサッポロでも、映像技術を活かすことで新しい体験ができるのは水族館の新たな可能性を感じられますね。

時間帯によっては全面にクラゲが舞うなど、「リアリティ」だけでない空間演出の魅力もありますので、色々な観点からぜひお楽しみください。

なお、アオアオサッポロでは通路などでもプロジェクション映像が活用されていますので、併せてチェックしてみてくださいね。

(2)絵画のような美を楽しむネイチャーアクアリウム

アオアオサッポロの主たる展示の一つに「ネイチャーアクアリウム」があります。

広い空間を贅沢に使って、緑を基調とした美しい展示が点在しています。

これは故天野尚氏が提唱した展示スタイルの一種で、水草や石、流木などを用いて自然の美しさと生態系を再現しており、自然環境への理解・関心などを高める手法としても評価されているそうです。

アオアオサッポロにある4つの展示は、天野氏の考えや想いを引き継いだ水景クリエイター達によって丁寧に作られており、それぞれ全く異なる内容が印象的です。

まるで水流が目に見えるような表現が圧巻ですね。

他にも、霧がかった水槽では、山の中を散策しながら深呼吸するような気分を味わえます。

じっくりと水槽の中に注目頂くと、水草にも色々なタイプがあることが分かります。

水中でゆらゆらするもの、水面まで伸びて葉を拡げているものなど、ここでは魚以上に水草たちが主役になってその魅力が感じられます。

各水槽にはタイトルも付いていて、何となく見どころを彷彿させる内容となっていますのでご確認ください。

なお、天野氏の創作の原動力は実際の自然世界にあり、写真家としても活躍をされていました。

日本をはじめ、アマゾン、ボルネオ、西アフリカなど世界を舞台に撮影された自然の姿が写真で飾られていますので、こちらもぜひお見逃しなく。

アオアオサッポロのグッズとお土産

アオアオサッポロのギフトショップは、順路の始まる出入り口付近にあります。

展示でも観ることのできるオオサンショウウオやイワトビペンギンをはじめ、リアルなものからデフォルメされたものなどぬいぐるみが充実しています。

普段使いできる食器類やタオル、シャツなどもあります。

環境に配慮したサステナブルバッグなど、水族館での体験をきっかけにまずは一歩、生き物や自然のための行動をしていきたいですね。

そんなアオアオサッポロのギフトショップは横に長い形状をしています。

その奥には、水族館の水槽でも使われるアクリルの端材や廃材を使ったオシャレなアクセサリーがあります。

使い道がなければ捨てられる素材がこうして利用されることも環境の負荷を減らすことに繋がりますね。

色々な作家さんがデザインしたオシャレなグッズも多数ありますので、ぜひギフトショップもじっくりとお楽しみください!

アオアオサッポロのレストラン・飲食店

アオアオサッポロの中にはレストランや飲食店がありませんが、イワトビペンギンのエリアにカフェとバルが融合した「シロクマベーカリー&」があります。

北海道産小麦を使用したクロワッサンをはじめ、ビールやカクテルなどが用意されています。

コーヒーやパンなどを片手にゆったりと展示を楽しむこともオススメです。

しっかりと食事をされたい場合には、アオアオサッポロも入っている商業施設「モユクサッポロ」の飲食店などもご利用ください!

アオアオサッポロの入館料とお得な割引情報

アオアオサッポロの入館料金は時期によって異なります。

現在は、以下のような二つの料金設定がされています。

料金A

  • 大人(高校生以上):2,200円
  • 子供(小・中学生):1,100円
  • 幼児(3歳以上):200円
  • 3歳未満:無料

料金B

  • 大人(高校生以上):2,000円
  • 子供(小・中学生):1,000円
  • 幼児(3歳以上):200円
  • 3歳未満:無料

オンラインでもチケットを購入できるので、料金を確認したい場合はオンラインで事前にチェックすることができます。

(1)障害者等割引

障害者手帳をお持ちの場合には半額の割引で利用できます。

なお、介護者の方も1名まで同じく半額で利用することができます。

アオアオサッポロの営業時間と休館日

アオアオサッポロの営業時間は10時00分〜22時00分です。

マチナカ水族館らしく、とても夜遅くまで営業しているのが特徴です。

1時間が最終入館時間ですので、閉館直前にならないよう、夜お越しになる場合はお時間にご注意ください。

また、年末年始を含めて年中無休で営業しています。

時期によっては休館となったり営業時間が異なったりする場合もあるかもしれませんので、訪問の際には公式サイトをチェックすることをオススメします!

まとめ

マチナカ水族館としてのデザインやコンセプトを明確にした世界観を随所で感じることのできるアオアオサッポロ。

イワトビペンギンのジャンプや生き物の特徴に着目した展示など、楽しいだけでなく多くの学びも得られます。

コワーキングスペースや随所に置かれた書籍など、新たな水族館としての可能性にも期待が高まります!

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