品川駅から徒歩すぐの好立地にある、品川プリンスホテルに隣接するアクアパーク品川をご紹介します!
2005年の開業当初には「エプソン品川アクアスタジアム」という名称でしたが、ネーミングライツの変更に伴い2017年から現在の「マクセルアクアパーク品川」となりました。
東京のど真ん中にありながら、とても広いイルカパフォーマンス会場や、大きな水槽展示が広がっています。
また、様々な映像技術やお洒落な演出で、東京らしいスタイリッシュな展示もたくさんあります。
そんな二つの強みを併せ持ったアクアパーク品川の魅力をたっぷりお伝えします!
なお、同じ品川名でも「しながわ水族館」とは全く別の水族館です!
二つの水族館の違いについてはこちらの記事もご参考にしてください(^ ^)
Contents
アクアパーク品川の見どころレビューと所要時間
まず、アクアパーク品川は「意外と広い!」ことに注目です。
特に、目玉のイルカパフォーマンスの会場を過ぎてからたくさんの展示が待ち構えています!
全体の所要時間としては、1時間〜1時間半程度はじっくり楽しめます。
後ほどご紹介するように、大人気のイルカショーを待って楽しむのであれば、2時間以上は見ておいたほうが良いかもしれません。
アクアパーク品川は、主に以下のような見どころがあります。
- 東京のど真ん中とは思えない大迫力のイルカショー
- まるで宝石箱の中にいるようなクラゲの世界
- 大きなトンネル水槽や、カワウソ、ペンギン、アザラシまで!
見どころその1:東京のど真ん中とは思えない大迫力のイルカショー
日本中の様々な水族館でイルカショーを楽しむことができますが、ここは東京、しかも山手線の内側にある品川駅からほど近いため、きっと小規模なイルカショー、という風に思っている方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたの期待を良い意味でしっかり裏切ってくれるのがアクアパーク品川です!
ショーの会場となるプールでは、まず、ぐるりと一周を客席が囲う広さに驚きます。
さらに、ショーが始まるとさらに驚くのが、暗い会場の中で、中央に現れるカーテンのような水流が照明に照らされる様子はとても幻想的で、子供はもちろん、大人でもデートなどでゆったり楽しむことができます。
水と光のリングの中で、イルカたちが元気よく飛び跳ねます。
複数のイルカたちが同時にジャンプする様子からは、東京にいることを忘れさせてくれるような海の生き物のダイナミックさを感じることができます。
パフォーマンスの最中には、トレーナーとの息の合ったコミュニケーションの様子も楽しむことができます。
そして、一番の見せ所は、やはりこの大ジャンプ!
その身体能力の高さは実に見事です。
アクアパーク品川のイルカショーは、「東京にしてはすごい」というレベルではなく、「東京だからこそすごい」と言えるような素晴らしい演出が光ります!
さらに、パフォーマンスに登場するイルカの仲間の中には「クジラ」もいます。
これはオキゴンドウという種類で、その身体の大きさからイルカではなくクジラに分類されると言われています。
大きな身体をしているので、他のイルカたちとは迫力が違いますのでぜひご注目ください。
なお、イルカとクジラの違いについては、こちらの記事も参考にしてくださいね。
大人気のショーは、開演30分前でも席を確保するお客さんが多く、土日には15分も前になるともう座席がない、ということもよくあります。
そのため、絶対に近くで観たい!という場合には、30分程度は暇つぶしができるような準備をしていくことをオススメします。
立ち見もできますので、到着が遅れてしまった時でもぜひお立ち寄りくださいね!
お昼と夜で演出が異なりますので、イベントスケジュールを確認の上、時間帯にもご留意ください。
見どころその2:まるで宝石箱の中にいるようなクラゲの世界
管内全体がロマンティックで大人向けの雰囲気が漂うアクアパーク品川ですが、その魅力が特に現れるのがクラゲの展示”ジェリーフィッシュランブル”です!
水槽のライトアップの美しさはもちろんのこと、部屋全体が鏡張りになっており、四方八方に反射する様子が最高のムードです。
さらに、照明は一定時間ごとに変化するため、様々な色の幻想的な世界を堪能することができます。
赤と紫!
緑とピンク!
そして青と黄色!
色々なパターンがあるので、ぜひ全てのパターンをお楽しみください!
もちろん、クラゲ自体もとっても幻想的です。
例えば定番のミズクラゲ。
透明なボディにうっすらと照明が当たった様子がとても綺麗です。
また、こちらはマレーシアシーネットル。
触手のヒラヒラとした部分がより魅力的です。
なお、照明の有無での印象の違いを、カブトクラゲの水槽でご紹介します。
こちらが何も無い状態の水槽の様子。
そしてこちらが照明バージョン。
やはり演出の仕方によって印象が全く変わってきますね!
都会の喧騒から一歩外れて、仕事帰りやデートに、ぜひこの美しいクラゲの世界をご体験ください!
見どころその3:大きなトンネル水槽や、カワウソ、ペンギン、アザラシまで!
迫力のイルカパフォーマンスに注目されがちなアクアパーク品川ですが、パフォーマンス会場を過ぎてから本格的な展示が始まります。
(1)リトルパラダイス
ここ「リトルパラダイス」では、テーマに合わせて様々な水槽が用意されており、小型のサメが素早く泳ぐサンゴの海をイメージした水槽や、
特定の種類の生き物を魅せる汽車窓風の水槽が並んでいます。
別の水槽では、アオウミガメにも出会うことができます。
(2)ワンダーチューブ
また、このフロアで特にオススメしたいのがこの「ワンダーチューブ」で、大型のエイやサメの仲間がたくさん泳いでいます。
大きな身体で悠々と空を飛ぶように泳ぐのは、ダイビングなどでもお馴染みのマンタ。
サメなのかエイなのか思わず悩んでしまう奇妙な見た目をしたこちらの魚は、シノノメサカタザメ。
こんな名前をしておいて、分類的にはエイなので余計に混乱してしまいますね。
さらに、尖った形と黒い身体が特徴的なこの大きなエイはヤジリエイ。
弓矢の矢尻のような見た目が名前の由来と言われています。
ノコギリエイ(ドワーフソーフィッシュ)も、あまり他の水族館では見られない珍しい種類です。
砂の中に隠れている生き物もいるので、ぜひ色々なところに目を向けてじっくりお楽しみください。
(3)ワイルドストリート、アクアジャングル
トンネルをくぐった先には、海や川に生息する哺乳類である「海獣」の仲間やペンギンなどが見られる「ワイルドストリート」があります。
一番手前はミナミアメリカオットセイ。
勢いよくプールを泳ぎ回る様子などを見ることができます。
その隣では、水中を泳ぐコツメカワウソが。
ガラス越しに小さな手足をバタバタと動かす様子なども見られるかもしれません!
さらには、以下のようにたくさんの種類のペンギンが一度に見られる展示も。
- ジェンツーペンギン
- ケープペンギン
- キングペンギン(オウサマペンギン)
- イワトビペンギン
その他にもゴマフアザラシがいたり、「アクアジャングル」エリアにはカピバラがいたりと、たくさんの動物たちがいますので、ぜひ魚だけでなく様々な生き物の魅力を感じてください!
アクアパーク品川のここがスゴイ!おすすめ注目ポイント!
(1)プロジェクションマッピングを使った演出
典型的な都市型水族館ならではの工夫を目指して、アクアパーク品川では、様々な映像技術などを使った演出にもチャレンジしています。
中でも、館内に入ってすぐのパークエントランスでも使われているプロジェクションマッピングが数多く見られるのが特徴的の一つです。
とりわけ2019年のリニューアルで新たに登場したイマーシブエリア「パターンズ」と呼ばれるこちらのエリアでは、22台ものプロジェクターを使用した大規模な演出が目を引きます。
映し出される映像は常に動きがあり、写真では少し分かりにくいかもしれませんが、このように映像が移り変わります。
特にご注目いただきたいのはこちらの真ん中にそびえる柱で、壁や床だけでない立体感のある演出を感じることができます。
なお、プロジェクションマッピングがあると肝心な生き物の様子が見難いと心配な方もいるかもしれませんが、水槽には光が当たらないように配慮されており、高揚感のある空間の中で、ゆっくりと生き物を観察することもできます。
ここで展示される生き物は、こちらのケラマハナダイや、
ホシゴンベなど、派手な色や模様をした生き物が多くなっています。
なお、かなり進んだ先にある展示エリアですが、「アクアジャングル」でも一部にプロジェクションマッピングが使われていますので、探してみてくださいね。
ちなみにアクアパーク品川では、以前は水槽全体がタッチパネルになっていて、そこで展示されている生き物に関する情報をボタン操作で知ることができる装置がありました。
例えば、モンガラカワハギの泳ぐ姿を背景に、様々な角度を確認したり、生息地域などを詳しく理解することができるものです。
今はもう廃止されてしまいましたが、色々な技術にチャレンジするアクアパーク品川を象徴する展示の一つでした。
(2)まるでテーマパークなアトラクション
アクアパーク品川を印象付けるもう一つの特徴が、まるでテーマパークのような2つの大型の乗り物アトラクションです。
一つはこのメリーゴーランド。
海の生き物たちをモチーフにした乗り物に乗ることができ、輝くLEDと音楽に囲まれながらグルグルと回ります。
また、もう一つは、帆船型の乗り物。
テーマパークなどではお馴染みですが、大きく左右に揺れ、落ちるときに若干無重力を感じることができます。
どちらも水族館とは直接関係無いですが、アトラクション好きなお子様などにはちょうど良いかもしれません。
なお、どちらも入館料とは別に料金が必要ですので、ご注意ください!
アクアパーク品川のグッズとお土産
アクアパーク品川では、順路の最後にお土産コーナーがあります!
お菓子も、おしゃれなアクアパーク品川の雰囲気に合わせて、パッケージがとても綺麗なものが取り揃えられています!
また、プラスチックゴミの削減に向けては、クジラのイラストが可愛いエコバッグがオススメです!
他にも、大人気のイルカや“アクアジャングル”でご紹介したカピパラなど、持ち帰りやすい小さめサイズのぬいぐるみなどが多数ありますよ。
特にオススメしたいのが、こちらのコースター!
色々なアーティストがデザインしたコースターで、全てが海の生き物たちをモチーフにしていて、とってもオシャレ!
こんな感じに同じく海の生き物をモチーフにしたカップと組み合わせると、毎日の食卓で海の生き物たちを感じることができます(マグカップは別の水族館で購入したものです)。
他にも、海の雰囲気を感じられるお皿など、たくさんの素敵な水族館グッズがありますので、ぜひお立ち寄りください。
アクアパーク品川でしか手に入らないグッズをお求めの方は、こちらのマークをぜひチェックしてください!
ちなみにこのギフトショップ、なんと水槽があり、中では魚などが飼育されていますので、ぜひ覗いてみてくださいね!
アクアパーク品川のチケット料金・入館料
アクアパーク品川へ行く前に必ず見て欲しいお得な割引情報です。
現在、アクアパーク品川の入館料金は下記の通りとなっています。
- 大人(高校生以上) :2,300円
- 小・中学生 :1,200円
- 子供(4才以上・未就学):700円
- 4才未満 :無料
年間パスポートは、いずれも2回分以下の料金なので、二回以上ご利用される予定の方には特にお得です!
また、15名以上であれば団体割引があり、各種福祉割引なども用意されています。
保育園や小学校、高校などは「学校団体」としてさらにお得な割引もありますので、大勢でのご利用の際には要チェックです!
さらに、アクアパーク品川を運営するのは、あの横浜・八景島シーパラダイスを運営する株式会社横浜八景島。
「横山・八景島シーパラダイス」や「仙台うみの杜水族館」、「うみがたり 」の年間パスポートをお持ちの場合にはお得になります!
アクアパーク品川の営業時間
アクアパーク品川の基本的な営業時間は10時00分〜22時00分です。
品川駅にほど近く、東京に立地する水族館として、営業時間は長めとなっています。
ただし、閉館時間の1時間前には入館できなくなりますのでご注意ください。
なお、ゴールデンウィークの一部期間には8時30分からオープンしていますので、具体的な日程を踏まえて事前に公式サイトを確認することをオススメします。
アクアパーク品川の飲食店・レストラン情報
アクアパーク品川の周りにはたくさんの飲食店があるため、専用のレストランと言えるほどの飲食場所はありません。
ここは、順路の途中にある”コーラルカフェバー”。
コーラなどのソフトドリンクの他、ハイネケンやスミノフなどのアルコール類も提供しています。
イソギンチャクや小さなお魚が泳ぐ小型水槽をバーカウンターがわりにして、大人な雰囲気でお酒を楽しむこともできます。
雰囲気抜群なので、夜のデートにぴったり!
また、イルカショーの会場には、軽食を販売するショップがあります!
ポップコーンやドリンクが気軽に楽しめるので、イルカショーが始まるまでの時間潰しにもぜひご活用ください!
アクアパーク品川のアクセスと駐車場
品川プリンスホテル内に立地し、品川駅の西側(高輪口)から徒歩で3分程度と、アクセスは抜群!
注意点は、プリンスホテル内にあるため、外からその外観が見えません。
初めて行く方はちょっと不安になるかもしれませんが、商業施設「Wing高輪」を通ってプリンスホテルに向けて進んで行くと、段々とアクアパーク品川の看板が見えてきます。
お車の方は、品川プリンスホテルの駐車場を利用することができます。
利用料金は30分につき500円ですが、アクアパーク品川を始め品川プリンホテルの各施設で5000円以上の買い物などをすると、3時間まで無料になりますので、ギフトショップでバッチリ買い物をしてお得にご利用ください!
詳しい内容は公式サイトもご確認ください。
まとめ
東京のど真ん中にいることを忘れるような大規模なイルカのパフォーマンスの一方で、都市型水族館ならではの映像技術の活用や幻想的なクラゲの展示が魅力のアクアパーク品川。
さらに、大型のエイやサメが泳ぐトンネル水槽や、アザラシ、カワウソ、オットセイ、ペンギンなど、水族館の人気者たちも勢ぞろいです。
アクセスも便利ですので、生き物の魅力をぜひ身近に感じてください。
コメントを残す