【京急油壺マリンパークは2021年9月30日をもって閉館しました。以下は過去のアーカイブとして残しています。】
京急油壺マリンパーク(以下、油壺マリンパーク)は、京急の呼び名で親しまれる京浜急行電鉄が出資して作った「京急グループ」の水族館です。
三浦半島の南端部分、相模湾を臨んだ西側に位置しており、都心からは少しアクセスが不便ですが、その分、目の前に広がる海を見渡すことのできる景色が見どころとなっています。
それでは早速油壺マリンパークの見どころレビューをご紹介します!
Contents
油壺マリンパークの見どころレビューと所要時間
水族館の中はそれほど広くありませんが、たくさんの水槽があり、全体としての所要時間は2時間程度です。それぞれのエリアを全て回ったり、イルカショーを観たりを考えると、所要時間は3時間前後くらいを想定しておくことをオススメします!
油壺マリンパークは、主に以下のような見どころがあります。
- その1:イワトビペンギンやカワウソなどに会える広い屋外展示
- その2:劇場型のアシカ・イルカショーに、魚のショーまで見られる!
- その3:様々な生き物や回遊水槽が楽しめるお魚館
見どころその1:イワトビペンギンやカワウソなどに会える広い屋外展示
油壺マリンパークでは、屋内展示施設はもちろん、たくさんの遊具が並ぶほどの広々とした屋外に様々な展示があります。
(1)油壺マリンパークのコツメカワウソ
その中でも代表的なのが、2014年にオープンしたコツメカワウソの展示「かわうその遊び場」です。
内部には道具などを使って異なる環境が作られています。
この中で、カワウソ達はそれぞれの環境を自由自在に移動することができます。
特に、水辺の生き物であるコツメカワウソの水中での能力にご注目ください。
プールの中をスイスイと泳ぐ姿からは、陸上とはまた違った魅力が感じられます。
水槽と水槽の間を移動する時に、水中を進む様子が見られるものもあります。
また、コツメカワウソは意外と鋭い歯をしているのはご存知でしたか?
ここでは、そんなコツメカワウソの生態を学べるイベントがあります。
コツメカワウソが餌を食べるところなどを見ながら、飼育員の解説を聞くことができるんです。
手先が器用なコツメカワウソの特徴をぜひ間近でご覧頂き、「可愛い」以外にも様々な魅力をぜひ学んでいってください!
油壺マリンパークでは、かつて日本に生息していたニホンカワウソが絶滅してしまったことを伝えながら、環境を守ることの大切さも伝えています。
「かわうその森」には派手な展示はありませんが、上流から下流までの川や、カエルやトンボの池など、日本の大切な自然の風景が再現されていますので、こちらもぜひお見逃しなく立ち寄って頂きたいです。
(2)油壺マリンパークのイワトビペンギン
油壺マリンパークでは、屋外エリアでペンギンの展示を見ることができます。
このペンギンはイワトビペンギンという種類で、ツンツンした「冠羽」と呼ばれる部分がとても特徴的です。
1984年の飼育開始以来、1987年には初の繁殖、2004年には二世代繁殖に成功するなど、私たち利用者が気軽にイワトビペンギンを目にする機会を提供だけでなく、飼育技術の向上や繁殖にも取り組んでいます。
ペンギンの見た目を楽しむだけでなく、水族館をきっかけに、こうした生き物達を守るために何ができるかも考えたいですね。
なお、イワトビペンギンには、ミナミイワトビペンギンとキタイワトビペンギンがいます。
油壺マリンパークで見られるのはキタイワトビペンギンで、ミナミに比べて少しだけ身体が大きく、冠羽も長いのが特徴です。
以下の記事もご参考に、ぜひ色々な水族館でその違いなどを比較してみてくださいね!
見どころその2:劇場型のアシカ・イルカショーに、魚のショーまで見られる!
油壺マリンパークでは、アシカやイルカが活躍するパフォーマンスだけでなく、なんと魚が「ショー」をするパフォーマンスなどの変わった展示もあり、ぜひどちらもご覧頂きたい見どころとなっています。
(1)アシカ・イルカのショーパフォーマンス
油壺マリンパークでも人気のイルカショー。
会場の時点から、他の水族館とはちょっと違った特徴があります。
入口にある重厚なドアが、まさに劇場のような雰囲気を醸し出しています。
パフォーマンスが始まるまでは幕が降りているあたりも、劇場そのものですね。
舞台の上には、トレーナーと、劇の主役となるペンギンのキャラクターが現れます。
ストーリー仕立てで長めのパフォーマンスとなっており見応えがあるのですが、時間に余裕が無い方は上映時間にはご注意ください。
パフォーマンスの内容は、バンドウイルカの身体能力が発揮される迫力の技の数々です!
高いバーを飛び越えてみたり、
水面高く飛び出してボール状の的をタッチしたり、
ボールを突いて遠くへ飛ばしてみたり。
器用さと力強さを兼ね備えたバンドウイルカの身体能力の高さを感じることのできる様々なパフォーマンスが行われています。
また、イルカたちと一緒にカリフォルニアアシカもパフォーマンスで活躍します。
中でも、まるで音楽を演奏しているようなトレーナーとの息の合った動きは一番の見せ場となっています!
なお、カリフォルニアアシカは屋外エリアでも見ることができますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
(2)魚のショーパフォーマンス
油壺マリンパークの代表的なパフォーマンスの一つが、こちらの魚の「ショー」です。
学校をモチーフにしたストーリーで構成されており、青信号に向かって集まる魚達や、
障害物を潜り抜ける動き、
算数の計算をしているような演出など、習得するまでにたくさんの苦労を感じさせる色々な技を観ることができます。
あまり派手なパフォーマンスではありませんが、魚の認識能力や記憶力を知ることのできる非常に良い機会となります。
ちょっと珍しい魚のパフォーマンスで、魚たちの能力や生態についても、ぜひこの機会に楽しみながら学びましょう!
見どころその3:様々な生き物や回遊水槽が楽しめるお魚館
油壺マリンパークのメインとなる展示は「魚の国」と呼ばれるエリアで、一部が二階建てとなっています。
入口にある大きなムカシオオホホジロザメの顎歯の化石の復元模型は油壺マリンパークのシンボルとなっており、撮影スポットとしても人気です!
(1)1階の汽車窓水槽
展示は、昔ながらの汽車窓スタイルで、様々な種類の生き物が展示されています。
入ってすぐに現れるのはヘラチョウザメをはじめとしたチョウザメの仲間たちで、シロチョウザメに至っては、1973年頃から飼育されているとても長寿な個体もいます。
磯に生息するイシガキダイや、
砂底を生活に活用しているテンス、
サンゴ礁の海にはナンヨウツバメウオなど、生活環境によって見た目も生態も大きく異なります。
ここでの展示の特徴としては、展示水槽の主に上部にあるパネルです。
これは工場などが並ぶ湾の様子ですが、このように実際の環境の様子と水槽をリンクさせることで、水槽の中の生き物達の生息環境などがイメージしやすくなっているんですね。
生き物の特徴に注目すると、例えばこちらのギンガメアジはその色合いも綺麗ですが、よく食卓でアジの開きなどを食べる時に気になるギザギザした部分、ゼイゴの様子がクッキリと見えます。
また、様々な生き物を不定期に紹介する「トピックスコーナー」では、例えばこのアオリイカ。
改めてよく見ると透き通るような姿がとても美しく、ついその場でずっと眺めていたくなるような気持ちになります。
こんな風に魚の模様や形、泳ぎ方などに注目すると、普段とは少し違った魅力を発見できるかもしれません。
その他にも、干潟に生息するカクベンケイガニやアカテガニ、
ムラサキハナギンチャクやキサンゴの仲間など、魚以外の生き物達も充実しています。
様々な種類の生き物達を通じて、生き物の多様さなどをぜひ実感してください。
(2)2階の360度回遊水槽
建物に入ってからしばらく進むと、後ほどもご紹介する大きなメガマウスシャークの標本展示が見えてきます。
そこの階段から二階部分へ進むことができます。
この二階部分は360度ぐるりと周りを囲う回遊水槽だけの空間となっています。
ここでは、本州ではここだけの展示とされるオオメジロザメや、レモンザメ、シロワニなどの大型のサメを中心とした迫力ある展示となっています。
あまり多くの水族館で見られないノコギリザメが泳ぐ姿も間近で見られます。
近くで見るのもオススメですが、少し引いて見るのも回遊展示の見どころです!
油壺マリンパークのここがスゴイ!おすすめ注目ポイント!
(1)地元の自然や希少な生き物を守る
油壺マリンパークの中を歩いていると気がつくのは、標本や剥製を使った博物館のようなコーナーや、学びを意識した展示の数々です。
最も代表的なのが、「魚の国」にある大きなメガマウスシャークの標本です。
ここでは、骨格の標本や解剖の様子を映像にしたドキュメンタリーが上映されています。
分かりやすいマンガ形式での解説もあるので、是非この希少な深海のサメについて学んでみてください!
同じくサメの標本では、「生きている化石」とも呼ばれる、鋭い歯と顔つきが特徴的なオオワニザメや、
メガマウス同様にその大きさが特徴のウバザメなど、普段はあまり見ることのできない姿を、標本だからこそ体験することができます。
また、油壺マリンパークの誕生からの歴史が常設されているのも見どころの一つです。
昔のパンフレットや記事での紹介など、当時を覚えている方はもちろん、初めて見る方にとってもノスタルジックな雰囲気に面白さを感じられると思います。
そんな歴史ある水族館だからこそ、日本で初めて展示した生き物の紹介などもあります。
飼育へのチャレンジを通じて、その生き物の生態などを解明することに繋がっているんですね。
今でもこうした挑戦は続いており、繁殖の努力や飼育の状況をご紹介するコーナーもあるので、ぜひご覧ください。
中にはウミトサカのような、ちょっと変わった生き物の飼育へのチャレンジに関するポイントなどにぜひご注目ください。
また、目の前に広がる相模湾の生き物や環境に関する研究の歴史とともに、パネルについてもじっくり読んでみてくださいね。
油壺マリンパーク自身も生物の保全のために様々な取り組みをしており、それを紹介するのが一つがこちらの「みうら自然館」です。
水族館として地域の生き物を中心とした保護活動に取り組む中で、希少な生き物などについて紹介をしています。
水槽の横にあるパネルは分かりやすくまとめられており、例えばこのヤリタナゴのように、生き物の特徴だけでなく、神奈川県内での生息の状況や絶滅危惧のレベルなども段階別に書かれています。
タナゴも、こうして書かれた内容を比較すると、絶滅危惧のレベルが違っても、どちらも神奈川県内では絶滅したと考えられていることが分かります。
また、魚だけでなく、オオクワガタなども絶滅危惧の状況など記載されており、実は身近な昆虫類でも生息数が大きく減少している事実を学べます。
そんな希少な生き物について、三浦半島での分布などが人目でわかるマップなどもありますので、楽しみながらも、ぜひこうした機会に学びも大切にしてください!
(2)ペットと楽しめる珍しい水族館
油壺マリンパークは、見どころでもご紹介した通り屋外エリアが広く、まるで遊園地のような遊具もあります。
そのため、なんとペット同伴でも入ることのできる全国的にも珍しい水族館です。
※別途入館料やペットの種別によって狂犬病予防接種証明書の提示などが必要です
例えば、イルカショーのパフォーマンス会場には、このようなペット同伴での観覧エリアも用意されています。
専用エリアなので、周りのお客さんに迷惑かける心配もなく楽しむことができるのが嬉しいですね。
また、施設の一番奥には、ドッグランのエリア「わんわんパーク 海のみえる丘」があります。
油壺マリンパークからは、目の前に広がる相模湾を一望することができ、まさに海のみえる丘です。
なお、このドッグランエリアのすぐ近くは屋上展望台となっており、中では工作などのミニイベントを体験することができます。
屋上からは油壺マリンパーク全体も見晴らすことができるので、ぜひ一度はお立ち寄り頂き、眺めてみてくださいね!
油壺マリンパークのグッズとお土産
油壺マリンパークでは、出入り口付近にギフトショップがあります。
見どころでもたくさんご紹介したコツメカワウソやイワトビペンギンなど、飼育・展示されている生き物を中心に、ぬいぐるみが多いのが特徴の一つです。
特に、メガマウスシャークのぬいぐるみは全国的にもあまり多くは見られないのでぜひご注目ください。
ぬいぐるみの種類は多く、飼育・展示されていない生き物のものもありますよ。
また、ちょっとリアルなフィギュアタイプもありますので、本物志向の方にはオススメです。
実用的なものとしては、普段の食事で使える食器類や、
学校やオフィスなどでも使える筆記用具などがオススメです。
環境を守る行動の一環として、海の生き物をモチーフにしたエコバッグなどもいかがでしょうか。
定番のお土産としては、お菓子類も充実。
「かわうその森」をイメージしたパッケージなど、様々な種類のお菓子があります。
さらに、他の水族館では手に入らないオリジナルグッズも。
「ものづくり体験」もこちらで選べるので、ぜひ旅の思い出にご検討ください!
油壺マリンパークのレストラン・飲食店
油壺マリンパークの中には、食事が購入できる場所が2カ所あります。
(1)レストラン「Log Terrace」
入口から入ってすぐのところに広めのレストラン「Log Terrace」があります。
三崎マグロのレストランというだけあって、マグロを使った海鮮丼やラーメンなどのメニューが充実しています。
季節によってもメニューが変わりますが、春先には桜をイメージした飾りがかわいい海鮮丼も。
添え物も食べ応えがあってオススメです。
他にも様々な種類の海鮮丼やシーフード料理がありますので、しっかりと食事をとりたいときにはこちらのレストランをぜひご利用ください!
(2)軽食コーナー「ペンギンショップ」
水族館「魚の国」を出ると現れるのが、こちらの軽食コーナー「ペンギンショップ」です。
フランクフルトやたこ焼きなど、おやつにちょうどいい軽食がたくさんあります。
三浦ワカメを練り込んだ特製の麺で作られた蕎麦や、ドライカレーなど、軽食だけでなくしっかり食事をすることもできますよ。
外で食べていると、野生のトンビに奪われてしまうこともあるので、ゆっくり安心して食事をしたいときには、室内のイスをご利用ください。
なお、こちらのショップでは、食事だけでなく、ぬいぐるみやリストバンドなど、ギフトも販売されています。
ペットと楽しめる水族館なだけあって、ペット用のおやつなども販売しているので、ぜひチェックしてみくださいね。
油壺マリンパークの入館料とお得な割引情報
油壺マリンパークの入館料金は下記の通りとなっています。
- 大人(高校生以上):1,800円
- 中学生 :1,300円
- 小学生 :900円
- 幼児(3歳以上) :500円
- 3歳未満 :無料
- ペット :500円
全国的にも珍しい「ペット」という言葉が料金表に現れます。
油壺マリンパークは、ドッグランのエリアがあったり、園内のほとんどをペットと一緒に歩けたりと、珍しい水族館となっています。
ただし、他のお客様への安全のため、誓約書の記入やペットの種類によって狂犬病予防接種証明書、混合ワクチン摂取証明書、動物病院からの健康診断書などの提示といった事前手続きが必要ですので事前に必ず公式サイトの当該ページをご確認ください。
http://www.aburatsubo.co.jp/play/dogrun.php
(1)地域・シニア割引
神奈川県内に居住されている65歳以上の方は、20%の割引でご利用いただけます。
- シニア(神奈川県内に在住の場合に限る):1,800円→1,440円(360円引き)
(2)団体割引
20〜100人でのご利用の場合には以下のような団体割引があります。
- 大人(高校生以上):1,800円→1,440円(360円引き)
- 中学生 :1,300円→1,040円(260円引き)
- 小学生 :900円→720円(180円引き)
- 幼児(3歳以上) :500円→400円(100円引き)
なお、101名以上でのご利用の場合には料金が異なる場合がありますので、直接お問い合わせをして下さい。
(3)学校利用割引
学校での課外活動などとしての利用の場合には、区分によって細かく設定されていますので、公式サイトからご確認ください。
http://www.aburatsubo.co.jp/information/school.php#sec01
学校利用向けの特別プログラムなども用意されていますので、学びの場としてぜひ積極的にご活用ください!
(4)お得なセットチケット
①お食事セット
5名以上でご利用の場合、7日前までに予約をすると、お食事と入館チケットが一緒になったセットチケットをご利用することができます。
少しお得にお食事を楽しめますので、ぜひゆっくりお食事とセットでご利用ください。
選べるお食事メニューはたくさんあるので、公式サイトをチェックして下さい。
http://www.aburatsubo.co.jp/shop/LogTerrace/index.php#sec02
②みさきまぐろきっぷ
入館料に加えて、電車(京急線)・バスの切符や「鮪づくし丼」がセットになったお得なチケットがあります。
詳細は後述の「アクセス」の項目でご紹介しますので後ほどご確認ください。
(5)障害者等割引
障害者手帳などをお持ちの場合には、ご本人と同伴者の方1名が半額の割引でご利用頂けます。
- 大人(高校生以上):1,800円→900円(900円引き)
- 中学生 :1,300円→650円(650円引き)
- 小学生 :900円→450円(450円引き)
- 幼児(3歳以上) :500円→250円(250円引き)
団体の場合には、団体入園料減免申請書をご提出頂く必要がありますので、公式サイトからダウンロードするようにして下さい。
http://www.aburatsubo.co.jp/information/index.php
油壺マリンパークの営業時間と休館日
油壺マリンパークの営業時間は9時30分〜16時30分です。
ただし、閉館時間の30分前には入館できなくなりますのでご注意ください。
また、年末年始を含めて年中無休で営業しています。
夏休みやゴールデンウィークなどの長期休暇期間には営業時間が異なる場合もあるかもしれませんので、訪問の際には公式サイトをチェックすることをオススメします!
油壺マリンパークのアクセスと駐車場
油壺マリンパークは、主要なエリアからの距離が遠く、事前にアクセスの方法をよく考えて移動することをオススメします。
以下では、乗用車と電車・バスでのアクセスをそれぞれご紹介します。
(1)乗用車・タクシーの利用
半島の南端に立地しているため、首都高や第3京浜、東名高速道路など途中の経路は違いますが、途中からは基本的には同じ道になります。
国道16号で衣笠インターチェンジを出たら、県道26号・216号を道なりに進みます。
道路沿いに熱帯のようなヤシの木が見えてきたら、油壺マリンパークはすぐそこです!
なお、駐車場は、乗用車の場合は800円、バイクは200円となっています。
ゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期には駐車場が満車になってしまう可能性もあることから、公共交通機関を使うことも想定しておくことをオススメします。
(2)電車の利用
最寄り駅は「三崎口駅」で、主な駅からのおおよその所要時間は以下の通りです。
- 東京駅から:約1時間30分
- 品川駅から:約1時間30分
- 横浜駅から:約1時間
東京駅からも、品川駅からも、基本は横浜駅で乗り換えるルートとなります。
ただし、品川駅からは、時間は横浜乗り換えでそれほど変わりませんが、直通の三崎口行き電車もありますので、ベビーカーなど電車の乗り換えがちょっと大変な方は品川駅からの直通をオススメします!
三崎口駅からは、京急バスの1番のりばから「系急油壺マリンパーク」行きのバスが出ており、約15分ほどで到着します。
ただし、時期や時間帯によっては一つ手前の「油壺」が終点となりますのでご注意ください!
(3)みさきまぐろきっぷ
お食事紹介のところでも少し触れておりましたが、電車・バスの乗車券と食事券などがセットとなった「みさきまぐろきっぷ」がオススメです。
みさきまぐろきっぷは、以下の3種類のチケットがセットになっています。
- 電車&バス乗車券 :京急線(発車駅〜三崎口駅)往復乗車券、バスフリー乗車券
- まぐろまんぷく券 :協力店舗として加盟する施設でのお食事券
- 三浦・三崎おもひで券:協力店舗として加盟する施設の利用券
それぞれ、油壺マリンパークまでのアクセス、入館料、水族館内のレストラン(鮪づくし丼)で使うことができるため、電車で油壺マリンパークに来てお昼ご飯などを予定されている場合はお得です。
また、きっぷの値段は、ご乗車の駅によって異なります。
京急線の各駅で購入できるので、京急線以外からのご利用の場合、横浜駅などでお乗り換えの際に購入されると便利です。
主要駅からの場合、例えば以下のような料金となっています。
- 品川から :3,570円
- 横浜から :3,480円
- 京急川崎から:3,570円
- 京急蒲田から:3,570円
例えば、品川駅から三崎口駅までの電車代は往復で1,700〜1,900円程度、油壺マリンパークの入館チケットは大人1,800円ですから、この時点でほぼ元を取ることができてしまいます。
この上さらに、京急バスのフリー乗車券と、レストランでの鮪づくし丼が楽しめますので、公共交通機関でアクセスする場合には絶対にお得ですね。
アクセスを考えるときにも、たくさんある割引メニューから最適な方法を見つけてみて下さいね。
まとめ
広い屋外エリアで、イワトビペンギンやコツメカワウソの展示をたっぷり楽しむことのできる油壺マリンパーク。
今は珍しい劇場型のイルカショーをはじめ、魚のショーなど工夫された演出が特徴的です。
一方で、地元の自然や希少な生き物の保護など、水族館としての役割を果たすために様々な挑戦にも取り組んでいます。
楽しみながらも学びの要素がたくさんありますので、ぜひ様々な視点でお楽しみください!
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