東京都内の水族館へ出かけようと思ったとき、品川に二つも水族館がある!と思った方も多いかと思います。
この記事では、品川の名が付く二つの水族館の、
- 規模
- 混雑
- 見どころ
- 料金
- アクセス
- レストラン
など様々な観点から徹底比較し、その違いをご紹介します。
なお、パッと見で比較ができるように、両方に関わるものは通常通り青色で、アクアパーク品川に関する情報はピンク、しながわ水族館に関する情報は緑、の色で表示していきます!
なお、個別ページで内容の比較をしたい方は、早速以下をご覧頂いても構いませんが、この記事では、個別ページには無いような情報も多いので、ぜひご覧ください!
規模の違いは?
どちらの水族館も、建物の構造としては二階建てになっており、階数的には同じです。
では、面積ではどうでしょうか?
アクアパーク品川は、2015年のリニューアル時点の情報によると延床面積は約11,535㎡で、しながわ水族館の延床面積は約3,753㎡と発表されています。
これだけ見ると3倍以上の差があるように見えますが、実際には、アクアパーク品川には大きなスタジアムやパーティー会場など、水槽展示以外のスペースもかなり広いですので、単純には比較できません。
その時々の水槽の数や混雑状況などによっても異なりますが、所要時間で比較をすると、アクアパーク品川は1時間半程度、しながわ水族館は1時間程度が目安と考えます。
そのため、展示を見るのにどれくらい時間を使うか、という観点での規模でいえば、アクアパーク品川の方が比較的規模が大きいと言えそうです。
しかし、所要時間の長さは次の混雑状況によってその満足度が異なりますので、混雑についても比較してみましょう!
混雑の違いは?
アクアパーク品川は、品川駅から徒歩で行けるという強みがあり、しながわ水族館に比べるとお客さんが入りやすいという前提があります。
実際に、2016年度(平成28年度)の来館者数を比較すると、アクアパーク品川は約173万人、しながわ水族館は約48万人と、3倍以上の差があります。
そのため、とりわけゴールデンウィークや夏休みなど、大型連休の時にはアクアパーク品川ではかなりの混雑が予想されます。
一方で、しながわ水族館では、特に混む時期を除けば土日であっても比較的ゆっくり展示を楽しむことができます。
とにかく混雑が嫌!という方にとっては、しながわ水族館の方が落ち着いて水族館を楽しむことができると思います。
見どころの違いは?
まず、二つの水族館は雰囲気が全く異なります。
アクアパーク品川のメインターゲットは、美しさやスタイリッシュさなど新しいタイプの水族館を目指した大人向け・若者向けの要素が強いです。
一方で、しながわ水族館は地域密着型で伝統的なタイプの水族館で、雰囲気よりも生き物をじっくり見たいという方や、お子様が小さなファミリー向けとなっています。
その上で、個別の見どころについて比較しながらご紹介します!
アクアパーク品川は、何と言っても大規模なイルカショーが圧倒的な人気で、これを観ることを目的に水族館を利用する!という方も多いです。
しながわ水族館にもイルカショーはありますが、パフォーマンスの規模という観点ではアクアパーク品川よりもかなり小さいものになります。
しかし、アクアパーク品川は、イルカショーが人気であるがゆえに、30分近く待たないと良い席に座って楽しめない、前の座席には座れない、なんてこともあります。
さらに、しながわ水族館は会場が小さい分、イルカとの距離がとても近いため、それほど長い時間待たずして、イルカの身体能力の凄さをすぐ目の前で楽しむことができてしまいます!
アクアパーク品川は大人向けの演出がとてもカッコ良く、若者がデートで利用するにはぴったりですが、光や音の演出が苦手という小さなお子様などには向かないということも言えるかもしれません。
他には、どちらにもペンギンやクラゲなどの人気の生き物たちが揃っていますが、展示方法や大きさには違いがあります。
見どころの詳細については、個別のページにてご参考にしてください!
アクセスの違いは?
まず第一に、しながわ水族館の最寄駅は品川駅ではありません!
アクアパーク品川は、新幹線までを含むたくさんの路線が入る巨大ターミナル駅である品川駅から徒歩五分と、アクセスは抜群です。
一方、しながわ水族館は、品川駅から京急線で約10分ほどの「大森海岸駅」が最寄駅で、駅からは徒歩約10分程度で水族館に到着することができます。
また、少し西にある東海道本線「大森駅」からも徒歩約15分程度で到着します。
この点からは、アクセスという観点ではアクアパーク品川の方がよく、歩く時間を短くしたいという方はアクアパーク品川がオススメです。
ただし、しながわ水族館には大井町駅からの無料バスが出ていますので、そちらをご利用頂くこともできます。
もちろん、徒歩の時間だけでなく、アクセスや所要時間なども総合的に考えてみてくださいね!
料金の違いは?
立地やコンテンツ内容、規模などの違いにより、入館料金は大きく異なります。
アクアパーク品川の利用料金は以下の通りです。
- 大人(高校生以上):2,200円
- 子供(4才〜高校生未満):1,200円
- 4才未満:無料
一方、しながわ水族館の利用料金は以下の通りです。
- シルバー(65歳以上):1,200円
- 大人(高校生以上):1,350円
- 子供(小・中学生):600円
- 幼児(4歳以上):300円
- 3歳以下:無料
あまり料金だけで水族館を決めることは無いと思いますが・・値段だけで言えばしながわ水族館の方がお手軽です。
どちらも割引になる方法が複数ありますので、併せてチェックして見てくださいね!
レストランの違いは?
どちらの水族館も、水族館の中にあるのは軽食程度で、レストランがありません。
いずれも水族館の外にある飲食店を利用することになります。
アクアパーク品川は品川駅のすぐ近くですので、商業施設や駅ナカにたくさんの飲食店があります。
ただし、ランチやディナーのピーク時には混雑が予想されるため、時間を調整しながら水族館をお楽しみ頂くことをお勧めします。
一方で、しながわ水族館の最寄り駅にはそれほどたくさん飲食店がないため、色々な料理を検討したい場合には、電車で品川駅まで向かうことがお勧めです。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか!
アクアパーク品川としながわ水族館、という誰もが一度は悩む二つの水族館の違いについて、様々な観点から比較して簡単にご紹介しました。
他にも違うところ、同じところが色々ありますが、検討のご参考になれば幸いです。
とはいえ、やはり、一度はどちらも訪れることをオススメします!
ぜひ異なる魅力を持った二つの水族館を両方お楽しみください(^_^)
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