このページでは、水族館に関する記念日のうち、生き物に関連する国際的な記念日を紹介します。
記念日に関する全体の一覧(日付順)や記念日の意義については以下のリンクをご参考にしてください。
Contents
生き物に関する水族館の国際的な記念日
生き物に関する水族館の記念日を、日付順に記念日のタイトルを並べています。
なお、様々な和訳が当てられることも多いため、語感を踏まえて一般的な表現を用いつつ、英語での記念日を併記しています。
日付 | 記念日 | 和訳 |
2月27日 | International Polar Bear Day | 国際ホッキョクグマの日 |
3月3日 | World Wildlife Day | 世界野生生物の日 |
3月19日 | Taxonomist Appreciation Day | 分類学の日 |
3月20日 | World Frog Day | 世界カエルの日 |
3月22日 | International Seal Day | 国際アザラシの日 |
3月の最終水曜日 | Manatee Appreciation Day | マナティー啓発の日 |
4月7日 | International Beaver Day | 国際ビーバーデー |
4月8日 | Zoo Lovers Day | 動物園ファンデー |
4月25日 | World Penguin Day | 世界ペンギンの日 |
5月2日 | World Tuna Day | 世界マグロの日 |
5月の第3金曜日 | Endangered Species Day | 絶滅危惧種の日 |
5月22日 | World Biodiversity Day | 国際生物多様性の日 |
5月23日 | World Turtle Day | 世界カメの日 |
5月の最終水曜日 | World Otter Day | 世界カワウソの日 |
5月30日 | World sea lion Day | 世界アシカの日 |
6月9日 | Coral Triangle Day | コーラルトライアングルの日 |
6月16日 | World Sea Turtle Day | 世界ウミガメの日 |
6月17日 | World Croc Day | 世界ワニの日 |
7月14日 | Shark Awareness Day(Shark Conservation Day) | サメ啓発の日 |
8月30日 | International Whale Shark Day | 国際ジンベエザメの日 |
10月21日 | National Reptile Awareness Day | 爬虫類啓発の日 |
11月24日 | Walrus Day | セイウチの日 |
不定期 | World Fish Migration Day | 世界回遊魚の日 |
以下では、それぞれの概要についてご紹介します。
2月の記念日
2月27日:国際ホッキョクグマの日(International Polar Bear Day)
世界ホッキョクグマの日は、地球温暖化の影響などが問題となっているホッキョクグマの保全に関する啓発を目的に、国際的なホッキョクグマの保護組織である「Polar Bears International」が提起しています。
環境問題を印象付ける映像として、ホッキョクグマが氷の溶けた海を彷徨う姿を目にしたことのある方も多いと思いますが、私たち一人ひとりが環境汚染の回避や二酸化炭素の排出削減など、環境に配慮した行動をすることが大切です。
ホッキョクグマを見られる日本の水族館はあまり多くありませんが、ホッキョクグマは海に関わる生態系の一員として大切であり、飼育・展示の有無に関わらず大切にしたい記念日ですね。
3月の記念日
3月3日:世界野生生物の日(World Wildlife Day)
野生動植物に関する国際的な取引を規制する国際条約(ワシントン条約・CITES)の調印日として、3月3日は世界野生生物の日とされています(日本が締約国となったのは11月4日)。
世界中には多種多様な野生生物が生息しており、野生生物たちの生態には、人類がまだ解明できていない謎がたくさんあります。
野生生物は、様々な形で私たちの生活にも役立ってくれていますが、環境の悪化や違法は狩猟などによって急速に姿を消しているのも事実です。
日本では3月3日が雛祭りと重なり埋もれてしまいがちですが、世界野生生物の日は、そんな野生生物による恩恵への感謝と保全の大切さを考えるきっかけとして非常に大切です。
3月19日:分類学の日(Taxonomist Appreciation Day)
分類学の日は、分類学者の業績を称え、分類学に関する啓発を目的として、アメリカの研究者であるテリー・マクグリンが2013年に始めたとされています(ニュアンス的には「分類学者への感謝の日」とも言えます)。
他の記念日とはかなり毛色の異なるちょっと変わった記念日ですが、動物園や水族館で必ず目にする生き物の「種類」も、分類学と言う学問に支えられており、生き物の進化や生態を理解する上で大切な役割を果たしています。
様々な学びの機会を提供している水族館ですが、科学的な考え方や知識を身に着ける観点から、新しい切り口として相性が良い記念日では無いでしょうか。
3月20日:世界カエルの日(World Frog Day)
水族館でも大小様々な種類が見られるカエルですが、自然環境を維持する上で大切な役割を果たしていることはあまり知られていません。
また、特有の病気などにより絶滅が危惧されることもあり、世界カエルの日は、カエルの役割や保全の必要性などについて啓発することを目的に設定されています。
その可愛らしい姿から、カエルは漫画のキャラクターとなったりグッズに描かれるなど身近な生き物である一方で、苦手意識を持つ方も少なくない二面性があります。
カエルは地上と水域を行き来する両生類であり、動物園でも水族館でも活躍しているので、記念日としても期待できます。
なお、世界カエルの日は2009年頃から記念日として祝われていますが、その起源はあまり明確でないと言われています。
3月22日:国際アザラシの日(International Day of the Seal)
国際アザラシの日は、世界的なアザラシの現状を啓発することなどを目的に、1982年にアメリカ議会で制定されたと言われています。
アザラシは日本の動物園・水族館では広く飼育・展示されており、水族館に関する記念日としては王道と考えられます。
日本の周辺海域にも生息しているアザラシは漁業被害が発生する場合もあるなど、その関係は複雑です。
アシカとの違いなど、その生態に関する情報は日常的なイベントでも見られますので、国際アザラシの日には、野生下におけるアザラシの状況や課題などを考えるきっかけになると良いですね。
3月の最終水曜日:マナティー啓発の日(Manatee Appreciation Day)
マナティー啓発の日は、人間の活動からの影響に脆弱な存在であるマナティーの生態や窮状などに関する啓発を目的に設定されたと言われています。
マナティーは生息する河川などによって異なる種に分類されていますが、人間が操縦する船との接触や、生息地の汚染、餌の減少など様々な要因によって、増減もありつつその姿を減らしてしまうことが懸念されています。
日本の水族館ではごく限られた施設でしか飼育・展示されていませんが、そのユニークな生態を含めて、世界におけるマナティーに関する情報をぜひ多くの方に知って頂きたいですね。
4月の記念日
4月7日:国際ビーバーデー(International Beaver Day)
国際ビーバーデーは、「ダム作り」の習性などにより河川の環境にも影響を与えているビーバーの保全などに関する啓蒙を目的に、ビーバーの研究・保全などに関する活動を行う「Beavers Wetlands & Wildlife」が2009年に設定しました(4月7日はビーバーを長年研究していたドロシー・リチャード氏の誕生日に由来します)。
日本でも馴染みのある毛皮としての需要をはじめ、様々な用途を目的に大量の狩猟をされたことなどにより数を減らしてしまい、一時期は北米で6,000万頭ほどが生息していたビーバーが、1988年までに600万〜1,200万頭にまで激減したとも言われています。
日本の水族館ではビーバーの飼育・展示は限られていますが、動物園では比較的多くの施設で飼育・展示されており、ぜひ記念日を活用して頂きたいです。
4月8日:動物園ファンデー(Zoo Lovers Day)
動物園そのものに着目した少し変わった記念日で、動物園が自らの果たす役割を紹介したり、動物園好きのファン達が動物園への感謝を伝える日です。
動物園・水族館が健全に運営されるためには、ファンとの関わり合いが非常に大切となっています。
水族館にも親和性があるイベントとして紹介に含めました。
なお、12月27日には「動物園に行こう!の日(Visit the zoo day)」があるなど、海外には動物園を愛好するための記念日が複数あります。
4月25日:世界ペンギンの日(World Penguin Day)
極地を含めて様々な地域に生息するペンギンに関する現状や保全の必要性などを啓蒙することを目的として設定された記念日です。
この記念日は、南極に生息するアデリーペンギンという種類のペンギンが大移動をする日として、ロス諸島にあるアメリカの南極観測基地である「マクマード基地」から始まったと言われています。
ペンギンは老若男女を問わず多くの人から人気があり、人々の注目を惹きつける力も強いので、環境保護やペンギンの保全などのためのアクションを求める記念日として期待されます。
日本でも動物園・水族館で横断的に飼育・展示のあるペンギンですので、垣根を超えて大々的な記念日にすることができそうですね。
5月の記念日
5月2日:世界マグロの日(World Tuna Day)
寿司の文化で世界に知られる日本ですが、その消費行動によって、国際的なマグロの減少に責任の一端があるのも否定できません。
世界マグロの日は、こうしたマグロの現状に関する啓発を目的に国連が2016年制定した記念日で、私たちの消費を見直す絶好の機会になります。
一言でマグロと言っても様々な種類があり、持続可能性な利用を考える上では、マグロの種類などを意識しながら消費することも大切です。
魚に関する記念日は少ない中で、日本の水族館だからこそ積極的に活用したい記念日です。
5月の第3金曜日:絶滅危惧種の日(Endangered Species Day)
絶滅危惧種の日は、人間の活動による影響や自然環境の悪化により生息環境が失われたことにより絶滅が危惧される生き物を保全することの大切さを啓蒙することなどを目的に、アメリカ議会で2006年に制定されたとされたことをきっかけに、国際的な記念日としても祝われています。
また、オーストラリアでは、同じく絶滅危惧種に関する理解促進を目的に、9月7日を「絶滅危惧種の日」とするなど、国によって異なる記念日が設定されているケースも見られます。
「絶滅危惧種」は国際的な取引規制なども行われていますが、絶滅を防ぐためには、少なくなってしまった生き物を保護・繁殖して数を増やしていくことも必要です。
水族館でも、絶滅危惧種を飼育し、繁殖の取り組みなどを通じて「域外保全」と呼ばれる活動などを行っています。
まずは生き物が絶滅の危機にあるという現状を知り、私たち一人ひとりの意識を変えていくきっかけにしたいですね。
5月22日:国際生物多様性の日(World Biodiversity Day)
世界中の多種多様な生き物は、その個々の生き物が果たす役割に限らず、多様であること自体が生態系、環境を維持する上で大切です。
国際生物多様性の日は、野生生物の日(3月3日)と同様に、幅広い生き物を対象として国連が定めた記念日です。
有名なアパレルメーカー「ラコステ」が啓発を目的とした限定ポロシャツを販売したことでも話題になりました。
様々な生き物が絶滅の危機に瀕しており、多様性が失われつつあることの現状を多くの人に知ってもらい、一人ひとりにできることを啓発していく機会として期待されます。
5月23日:世界カメの日(World Turtle Day)
世界カメの日は、国際的なカメの保全に関する啓発などを目的に、2000年にアメリカの非営利団体「American Tortoise Rescue」が制定したと言われています。
野生下のカメの生息環境の保全ももちろんですが、ペットとしても一般的なカメは、捨てられることによる生態系への影響なども指摘され、身近な問題でもあります。
なお、カメは大きく分けてリクガメとウミガメが存在し、カメの日とは別に「ウミガメの日(6月16日)」もあります。
5月の最終水曜日:世界カワウソの日(World Otter Day)
世界カワウソの日は、カワウソの保全を目的とした組織である「国際カワウソ保護基金(IOSF =International Otter Survival Fund)」が、世界のカワウソの現状や保護への理解などを目的に制定しました。
今やどこの水族館でも大人気のカワウソですが、ペットとしての売買を目的とした密猟などが蔓延り、その販売先の一つとして日本の責任も指摘されるところです。
2019年には絶滅が危惧される生き物の取引制限などを決めるワシントン条約での扱いが厳しくなった(付属書1に格上げ)ことで、国内でのペットとしての取引が禁止されるまでに至ったことでも大きな話題となりました。
毛皮などを目的とした捕獲や開発による生息地の縮小などにより、ニホンカワウソを絶滅させてしまった日本として、海外に生息するカワウソに関する現状についても正しく知る機会にしたいですね。
カワウソ人気の高まりから、日本の動物園・水族館では記念日として情報発信をする施設も多くなってきましたが、まだまだ可愛らしい写真の紹介などにとどまるケースも散見され、これからの取り組みに期待が高まります。
5月30日:世界アシカの日(World sea lion Day)
世界アシカの日は、海外の動物園や水族館で広くお祝いのイベントなどが開催されていますが、制定に関する情報が少ない記念日です。
海外の例では、アシカの生態や身体能力の素晴らしさなどを伝えつつ、プラスティックゴミによる汚染や過剰な漁獲などによりアシカたちの生息が危ぶまれていることなどを啓蒙している事例がよく見られます。
日本の動物園・水族館でも広く飼育・展示されており、人気の高いアシカですので、人々を惹きつける力を借りて、ぜひ日本でもアシカに関する啓蒙が行われる日になると良いですね。
6月の記念日
6月9日:コーラルトライアングルの日(Coral Triangle Day)
コーラルトライアングルとは、フィリピン・インドネシア・パプアニューギニアなどに広くまたがる熱帯地域で、世界的にも特にサンゴ礁が集中している地域です。
サンゴ礁はその面積に対して多種多様な生き物が生息することから、コンゴ盆地、アマゾンなどと並ぶ世界的にも特に生物多様性が高いエリアとして知られています(コーラルトライアングルは「海の熱帯雨林」などとも呼ばれています)。
そんなサンゴ礁ですが、地球温暖化の影響により死滅の危険に晒されており、多様な生き物等の命も危ぶまれています。
コーラルトライアングルの日は、直接接している国々に限らず、世界中でサンゴの役割や保護の必要性を伝える記念日です。
ほとんどの水族館で見られるサンゴの海を通じて、地球環境にとって非常に重要であるサンゴを守るきっかけにしたいですね。
6月16日:世界ウミガメの日(World Sea Turtle Day)
世界ウミガメの日は、絶滅が危ぶまれるウミガメの生態や現状を伝え、その保護の大切さを知ってもらうための記念日です(カメの日(5月23日)とは別に設定されています)。
ウミガメは、昔話に登場したり、暖かい海のイメージとしてイラストなどでも馴染みの深い生き物ですが、最近では漁業用の網やプラスチックゴミなどによって被害を受けている象徴的な生き物として、環境保護のシンボルにもなっています。
日本の水族館でも、アカウミガメを世界で初めて飼育下での繁殖で第3世代まで誕生させることに成功するなど、ウミガメは熱心に保護・繁殖の対象とされている生き物ですので、記念日を通じてさらなる情報発信に期待しています。
6月17日:世界ワニの日(World Croc Day)
世界ワニの日は、ワニの専門家であるショーン・へフリック、マット・シャーリーなどの科学者、研究者がチームとなって、世界に生息しているワニ(crocodiles and alligators)の現状や危機に関する啓蒙を目的として設定された記念日です。
水族館では飼育・展示されている場合が少ないですが、動物園とも協力しながら盛り上げたいですね。
日本では語呂合わせで8月2日をワニの日と呼び商品PRをするような例もありますが、この6月17日が国際的な記念日と言えます。
なお、アメリカには10月23日が「National Croc Day」となっていますが、こちらは履き物の「クロックス」の普及を目的とした全く別の記念日ですのでご注意ください!(ただし、クロックスもクロコダイルから文字ったとされており「全く」別とまでは言えないかもしれませんが、、)
7月の記念日
7月14日:サメ啓発の日(Shark Awareness Day(Shark Conservation Day))
その怖い見た目や映画「ジョーズ」の影響で、非常に凶暴で恐ろしい生き物として知られ、数多くの映画などの作品で描かれてきたサメをテーマにした記念日ですが、記念日として設定された経過についてはあまり明らかとなっていません。
このようなイメージに反して、多くのサメは大人しく、人命に関わるような被害があるサメの種類は限定的であることが知られています。
むしろ、フカヒレのための乱獲など、人間の活動によって数を減らしてしまっている種類も少なくありません。
啓蒙や保全など、呼び名が少し定まらない記念日ではありますが、いずれにしてもサメに関する事実をしっかりと啓発できる日にしたいですね。
8月の記念日
8月30日:国際ジンベエザメの日(International Whale Shark Day)
国際ジンベエザメの日は、サメ啓発の日(7月14日)とは別に、特にジンベエザメに限定された記念日で、2012年には開始されていたとされていますが、創設者など詳しい経過は分かっていません。
世界最大の生き物はクジラ(哺乳類)ですが、現存する世界最大の魚として知られるのはこちらのジンベエザメ。
優雅な泳ぐ姿で水族館はもちろん、ダイバーなどにも人気の生き物ですが、フカヒレなどを目的とした乱獲や生息環境の悪化により、絶滅危惧種として「レッドリスト」に掲載されるに至っています。
日本の近海でも頻繁に目撃され、日本の水族館では一定の大きさになったら野生に戻すような取り組みもされています。
その大きな姿に感銘を受けることも大切ですが、ぜひ記念日を活用してジンベエザメの現状などをしっかり知る機会にしたいですね。
10月の記念日
10月21日:爬虫類啓発の日(National Reptile Awareness Day)
爬虫類啓発の日は、爬虫類の愛好家グループが爬虫類のイメージを変えようと始めた記念日でしたが、動物園がこれを利用し、世界的に爬虫類の生息環境がおびやかされていることや、保全の必要性などを啓発する日として知られるようになったと言われています。
こうした経過から、この日にはペットとしての爬虫類の魅力を紹介するような様子も窺えますが、海外の動物園では、啓発に関する情報発信やイベントなどが開催されることがあります。
ワニやカメなどは別に記念日がありますが、トカゲやヘビなども水族館で飼育・展示されていますので、爬虫類全般に関する啓発のために動物園と水族館で一緒に盛り上げていきたいですね。
11月の記念日
11月24日:セイウチの日(Walrus Day)
セイウチの日は、国際的な環境保護団体である世界自然保護基金(WWF:World Wildlife Fund)とロシアの海洋哺乳類協議会(MMC:Marine Mammal Council)が、セイウチに関する啓発を目的に2008年に制定したと言われています。
北極圏を生息地とし、秋の終わり頃になると越冬のためベーリング海に南下することなどから、この時期に記念日が設定されたようです。
鰭脚類の中では最大の種類であるセイウチは、水族館でも人気の生き物ですが、温暖化の影響などにより自然界では数が減少していますので、パフォーマンスなどを楽しむだけでなく、野生での現状などを知る機会にしたいですね。
日付が変わる記念日
2022年5月24日:世界回遊魚の日(世界回遊魚の日)
国際回遊魚の日は、「世界回遊魚基金(World Fish Migration Foundation)」が、回遊する魚達がその水域の生態系で果たす役割や、漁獲や環境変化に伴い数が減少していることの啓発などを目的に2014年から始め、2年に1度、かつ、日付が決まっていない変則的な記念日です。
2020年は10月24日に開催され、2022年は5月24日に予定されているそうです。
「回遊魚」と言うと海洋性の魚を指す場合が一般的ですが、この記念日では川魚なども対象となっています。
日本の水族館でも、たくさんの回遊魚が群れとなって泳ぐ様子がパフォーマンスなどにも用いられ、水族館にとっても欠かせない存在となっていますが、私たちの食生活や自然環境にも重要な役割を果たしていることを学ぶ機会にしたいですね。
まとめ
水族館で飼育・展示されている生き物だけでも、数多くの国際的な記念日があります。
中には、由来が不明なものや、海外でもあまり盛り上がっていないものなども含まれますが、日本でも人気の高い生き物ばかりですので、その注目度を生かして、少しでも多くの学びの機会に繋げていけることを期待しています。
利用者の皆さんも、水族館が生き物に関する記念日のイベントを行っている時は、ぜひご参加してくださいね!
この他にも、環境問題や自然をテーマにした記念日は以下のリンクをご参考にしてください。
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